パーソナリティーの田中泰延が、日本を支える・日本を変える会社の社長をゲストにお迎えし、大いに主張していただき、お話を伺うラジオ大阪の番組「田中泰延のシャチョーとシュチョー」。
「街角のクリエイティブ」では、その放送をまとめてお届けします!
今回は2026年1月12日(月)〜16日(金)の放送の様子。
ゲストは、株式会社wagamama共同代表の内山穂南さんと、下山田志帆さんです。

ヨーロッパでプロのサッカー選手として活躍していた経験を持つお二人。アスリートとして感じていた女性の悩みから、誰もが「我がまま」であれる社会を目指し、共に起業。現在はノーリミットウェアのアパレルブランド「OPT(オプト)」と、全国を回るセミナー「OPT WAGAMAMA CARAVAN」を行っています。
どのような経験を経てwagamamaを始めたのか、吸水型ボクサーパンツの特徴やCARAVANで目指していることなど、お二人にたっぷり伺いました。
(構成・編集:廣瀬翼)
※ 本記事は2026年1月12日〜16日の放送を元に構成しています
【目次】
【 プロフィール 】

内山穂南(うちやま・ほなみ)
株式会社wagamama 共同代表
1994年生まれ、埼玉県出身。早稲田大学在学中にインカレ2連覇を経験。大学卒業後は、イタリアで約2年間プロ選手として活躍。日本に帰国後の2019年、下山田と共に現・株式会社wagamamaを創業。他にもブロックチェーン技術を活用したパートナーシップ証明書を発行する一般社団法人Famiee代表理事や、スポーツを楽しむ人へAEDの普及に取り組む一般社団法人ATHLETE SAVE JAPANの理事として幅広く活動している。

下山田志帆(しもやまだ・しほ)
株式会社wagamama 共同代表
1994年生まれ、茨城県出身。慶應義塾大学卒業後、2017年から2019年までドイツ・ブンデスリーガで活躍。2019年から2023年はなでしこリーグ1部スフィーダ世田谷FC・大和シルフィードでプレー。2019年に現・株式会社wagamamaを創業。同年日本の現役選手として初めて同性のパートナーがいることを公表。「Forbes UNDER 30 JAPAN 2021」に選出。著書に『女子サッカー選手です、彼女がいます』(偕成社)がある。
ヨーロッパでプロ選手にまで! wagamamaの根底にある、サッカーと二人の出会い(1月12日放送より)
「wagamama」は、「我がまま」
田中
ご紹介します。株式会社wagamama共同代表。お二方なんですね。下山田志帆さん、そして内山穂南さん、お二人です。
下山田さん
よろしくお願いします。
内山さん
よろしくお願いします。
田中
よろしくお願いします。二人で代表、共同代表。これはもうトップが二人いるということですね。ツートップですね。
下山田さん
そうですね、はい。
田中
wagamamaさんという会社、今日いろいろね、お話を伺っていきたいのですが、まずは下山田さん、内山さん、お二人の自己紹介からちょっと。
下山田さん
じゃあ、内山から。
内山さん
はい。いや、泰延さん、(会社名の)発音が完璧で。株式会社wagamamaの内山と申します。
田中
さっきね、事前打ち合わせした時にね、株式会社「ワガママ」って言ったら「違います。wagamama(「我がまま」の発音)です」。
これね、ラジオ聴いてる方ね、アルファベットなんですよ。wagamamaと書いて「我がまま」。 ワガママじゃないですよ、wagamama。もう覚えました、僕。
下山田さん
ありがとうございます。
内山さん
完璧です。ありがとうございます。 本当に何してる会社なの? って聞かれたら、「ワガママ」を「我がまま」にする会社ですっていうふうに説明をしてます。
田中
なるほど! 自分勝手な“ワガママ”じゃなくて、自分の思う通りに生きていくっていう“我がまま”。日本語深いですね。発音が違うだけで、なんか意味が違うと。
そして内山さんと、もうお一方。
下山田さん
はい。株式会社wagamamaの共同代表の下山田と申します。よろしくお願いします。
出会いは中学1年生、高校もたまたま同じ学校
田中
このお二人は、そもそもの出会いっていうか。どこだったんすか?
内山さん
一番最初はですね、多分もう中学生ぐらいの時かなと、遡ると思うんですけど。
下山田さん
本当の一番最初は、中学1年生ですね。
田中
ええっ(笑)! 義務教育じゃないですか、まだまだ。
内山さん
確かに(笑)。
下山田さん
真っ只中でしたね。
田中
どこで出会ったんですか?
内山さん
まさに自分たちはサッカー選手をやってたんですけど。グラウンドでね、それこそ中学1年生の時に初めて出会って。で、その後、まさかとは思うんですけど、同じ高校に行き。
田中
あ、それはなに? 二人で同じ高校行こうねとか、全然……?
お二人
全然で。
田中
出会ってはいたけど、入ってびっくりみたいな感じ?
下山田さん
あいついるんだみたいな(笑)。
内山さん
同じ気持ちだよ(笑)!
田中
それは、ご縁ですね。
内山さん
はい。そこから高校の同級生として一緒にサッカー部でも3年間一緒だし、クラスもたまたま3年間一緒で。
大学では「二人早慶戦」、卒業後はヨーロッパでプロ選手に
田中
サッカー部で二人ともやっておられたと。で、サッカーずっと続けられたんですね。
内山さん
そうですね。その後、自分が早稲田大学で4年間サッカーをして、下山田は——
下山田さん
慶應の。

田中
これ、なんや、同じ高校の同じサッカー部から、もうなんか「二人早慶戦」みたいな。敵同士じゃないですか。
下山田さん
そうなんですよ。まさしく早慶戦でも、私がディフェンスで内山オフェンスだったんで、たまにポジション被るんですよ。
田中
え、じゃあ当たるってこと?
下山田さん
はい。
田中
すごいね。
下山田さん
なので、スライディングでこけさせたりしました。
内山さん
引っ張ったりして(笑)。
田中
そうですか。じゃあ大学時代もサッカーをひたすら、違う大学だけどやっていて。もうライバル関係ですけど、その二人が。
で、サッカーの道っていうのは、その後さらに大学でやった後はどんな感じなんですか?
内山さん
大学卒業してから自分がイタリアに約2年、プロサッカー選手としてプレーをさせてもらって。その間、下山田もね。
下山田さん
はい。私も同じヨーロッパの、私はドイツですね。ドイツで、プロ契約でシーズンやらせてもらって。
田中
はぁ、もうすごいね。
二人とも、サッカーは小学生からつづけていた
田中
中学校で出会った時からサッカーやってたわけでしょ。もっと子供の頃からやってはったん?
内山さん
そうですね。自分は小学4年生ぐらいだから、10歳くらいから、本格的にチームに入ってサッカーをはじめて。でも結構女子サッカー選手としては遅いほうかなって、自分では結構周りを見ると思っているような感じで。
出身がさいたま市なので、結構サッカーは盛んで、遊びの中でボールを蹴るっていうのは日常の中にあって。その延長線上で、自分がサッカー選手になるんだっていうのは、もうその時から描きながらっていう感じでやってました。
田中
えーっ! さいたま市ってそんなブラジルみたいなとこなん?
内山さん
いや、そうなんですよ。埼玉の中でも結構浦和に近いほうなんで、もう本当に遊びといえば。
田中
じゃあ、ボールは友達?
内山さん
もう本当におっしゃる通りで、昼休みになったら男の子たちと一緒にボール持ってって「サッカーしようぜ」みたいな感じでやっていました。
田中
下山田さんも幼少期からサッカー?
下山田さん
そうですね。私も小学3年生からサッカーをはじめていて。
スタートは、小学校の中にある少年団ってやつがあるんですよね。名前の通り、やっぱ男の子がほとんどというか、まあ私ともう一人以外みんな男の子なんですけど。という中からサッカーを私もはじめました。
田中
そして二人ともプロサッカー選手になって。で、ヨーロッパにも渡り、しかし日本帰ってきたら会社をやろうと。
女性がwagamamaにパフォーマンスを発揮できる社会を目指す
田中
wagamamaさんっていうのは、なにをされてる会社なんですか?
下山田さん
ありがとうございます。株式会社wagamamaって会社なんですけど、今メインでやってることは女性アスリートのデータとエビデンスを活用して「ノーリミットウェア」の開発をしてるんですね。
「ノーリミットウェアブランドOPT(オプト)」という名前で運営をしてるんですけど。
田中
「O(オー)・P(ピー)・T(ティー)」とアルファベットで大文字で三文字で書いて、「オプト」。
下山田さん
はい。
田中
これはだから、アスリートの皆さん、しかも女性をターゲットにして?
下山田さん
そうですね。そもそも「wagamama」っていう社名の通りで、私たち何目指してるかっていうと、本当に世の中って多様な生き方の女性たちたくさんいらっしゃると思うんですけど、その女性たちが「我がまま」にパフォーマンスを発揮できる社会をつくりたいんだって思いで立ち上げた会社なんですよ。
田中
なるほど。僕なんか、まああの、おっさんというかね。生物学的には男性なんで、女性アスリートの悩みっていうのが、わかりにくいというか。
多分人知れず困って、最大のパフォーマンスでスポーツをするときに困ってることがいっぱいあると思うんですが。
じゃあこの商品、もっと突っ込んで聞きたいんですが、ザクッというと、どの辺のその悩みを解決してるんですか?
下山田さん
ザクッというと、女性だからこそある日常の悩みってたくさんあるんですね。生理とか胸があるとか、他にもいろんな悩みあるんですけど。
今日持ってきている第一弾のプロダクトは、その中でも生理に特化したプロダクトですし、もちろん他の悩みにもアプローチしているブランドになってます。
田中
なるほど、そこはホンマお伺いしたい。僕、やっぱ家族いてるんで。僕ね、女性に囲まれてるんですよ、家も。
下山田さん
あ、そうなんだ。
田中
奥さん、娘、それから妻の母。で、女性の悩みっていうのにみんな直面してたりするんやろうけど、全くわからない。
理解もなかなか、やっぱ男サイド深まらないんで、その辺。さらにそこに、スポーツする環境ってなったらもっともっとでしょうね。これをね、じっくり伺っていきたいなと。
▶︎ 次ページ:プロ選手として感じていた二人の生理の悩みとは?

放送:隔週 月〜金曜日 15:40ごろ〜
田中泰延
映画/本/クリエイティブ
1969年大阪生まれ。株式会社 電通でコピーライター/CMプランナーとして24年間勤務。2016年退職し「青年失業家」を自称し執筆活動を開始。2019年、文章術を解説する初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を上梓。16万部突破。2020年、印税2割スタート・最大5割の「累進印税™︎」を掲げる出版社 「ひろのぶと株式会社」 を創業。





