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理想がないなら、自分でつくろう! 23歳で起業した、抹茶スイーツブランド——株式会社 千休

田中泰延


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近年、海外から大注目の「抹茶」。

その抹茶が好きすぎて、「なまっちゃ」のペンネームでブログで紹介しているうちに、理想の味を自分でつくろうと起業したのが、株式会社千休 代表取締役の久保田夏美さんです。

株式会社千休 代表 久保田夏美さん(撮影:田中泰延)

「抹茶×グルテンフリー」のスイーツやラテをプロデュース・販売している抹茶専門ブランド・千休。創業7年目の現在では、海外へ抹茶を広げる動きも芽生えています。

田中泰延が社長にお話を伺う「田中泰延のシャチョーとシュチョー」。抹茶が好きになったきっかけから起業、「濃いいぃぃ〜!」と田中泰延が驚いたスイーツの味とこだわり、千休のブランド戦略、そして今後についてなどたっぷり伺います!

(構成・編集:廣瀬翼)

※ この回は、「結果の分からないチャレンジャーを応援する」FIRST DOMINO株式会社の提供で放送されました。

23歳で起業。「抹茶×グルテンフリー」の千休って、どんなブランド?(10月27日放送より)

千休のスイーツは「抹茶×グルテンフリー」

もうね、これラジオだからすぐには見えないと思うので僕からお伝えしますと、とてもお若い。そしてお美しい。

あはは。

54歳の僕からしたらね、若い女性の社長さんということで、今日お迎えしました。

はい、ありがとうございます。

簡単に自己紹介をお願いしてもいいでしょうか?

株式会社千休 代表の久保田夏美と申します。

今、抹茶専門ブランド「千休」として、グルテンフリーの抹茶のお菓子を販売したり、プロデュースしたりしています。

今日、ここにお菓子を持ってきていただいているのですが、米粉抹茶フィナンシェ「たまゆら」。

米粉の抹茶フィナンシェ「たまゆら」/出典:千休webサイト

これ、僕もいただいたんですが、めっちゃ抹茶が濃い。抹茶濃いぃぃ〜!

そうなんですよ。

そして、グルテンフリーということは、小麦を使っていないフィナンシェ。

はい。フィナンシェ以外に出しているお菓子も全部、米粉を使ったお菓子になっています。

“Thank you”を込めて、ギフトにも

「千」の「休む」と書いて、「千休」。この社名の由来や意味というのは?

茶の湯を広めた偉人の千利休と、「ありがとう」のThank youを。

ああ。「センキュー」って言いますよね。

はい、そうなんです。そのちょっとダジャレっぽい感じを掛け合わせたブランド名になっています。

千利休は僕、詳しくはないですけど、映画好きですから、千利休の。

あとは漫画でいうたら、『へうげもの』(山田芳裕・著、講談社・モーニングKC)。あれの千利休も好きですし。

それから、『利休にたずねよ』(山本兼一・著、PHP文芸文庫、2013年映画化)とか、いろんな作品があるんですけど。

ええ。

やっぱり、お茶ということで、千利休の精神みたいなものが込められている?

実は、最初にブランドをつくった時は、千利休についてそんなに詳しくなくて。好きではあったんですけど。

やっぱり、人が覚えやすくて、書きやすくて、海外の人も言いやすい。

うん、センキューってね。

はい。

千休さんをギフトでいただいたことあるんですよ。まさに、このフィナンシェを。

本当ですか、うれしい!

その時に、「Thank you」の気持ちを込めてっていうふうに、くれた人も書いてくれてはったんですよ。

だから、ブランドの名前を理解して、僕にくれはったんでしょうね。

そうだと思います。結構、ギフトで使ってほしいというのを、ずっと押し出しているので、それが伝わっていたらうれしいですね。

「抹茶が好き」で、23歳で起業

今、ここにあるのは「たまゆら」っていうフィナンシェですけど、他にはどんなラインナップが?

玄米粉でつくった抹茶のカヌレというのが、今、人気商品で。

抹茶玄米カヌレ/出典:千休webサイト

中に抹茶のカスタードが入っていて、外側が玄米粉でカリッとした生地で包まれているやつがあったりとか。

あとはクッキーとか。ティラミスとか。 洋菓子が多いですね。

これも千休さんのギフトでいただいたのが、チャンククッキーっていう、しっとりして大きくて。めちゃめちゃ、これも抹茶の味が濃いぃやつ。

抹茶玄米チャンククッキー/出典:千休webサイト

そうですね。私が抹茶が好きなので、私が毎日食べたいと思うようなものだけをつくって、販売しています。

なるほど。抹茶を食べたい、自分が抹茶が好きということは、「好き」を仕事にしはったという。

よくあるような感じなんですけど、好きを仕事にした、好きで起業したという感じではありますね。

そやけど、お若い。僕、女性に年齢聞くことは絶対しないんですけど……おいくつですか(笑)?

(笑)。ちょうどこの前、30になりました。30代突入で。

でもこの千休という会社は、ご自身が創業なさった。

あ、そうです。7年前に。

7年前! もう計算どうなっているかわからへん!

あはは(笑)。

今、30歳になりはって、7年間やっているということは、これは英語で言うとトゥエンティースリーくらいの時に。

トゥエンティースリー(笑)。

23歳の時に起業された。

そうですね。

ええぇ〜!

「なまっちゃ」として本も出版

実は、今年の夏に本も出されていて。淡交社さんから『余裕はつくれるものでした。』という御本もお書きになって。

はい。

余裕はつくれるものでした。』(なまっちゃ・著、淡交社)

ここでね、お伺いしておきたいのですが、この著者名が、プロフィール欄に「本名 久保田夏美」と書いてあるんやけど、著者のところは「なまっちゃ」さん。

はい。

「なまっちゃ」名義というのは、どういうことなんですか?

私が学生の時から「なまっちゃ」という名前でSNSを使って発信をしていて。

なので古くから知っている人とか、SNSで今までいろいろ広めてきたので、「なまっちゃ」のほうが馴染みがいいと思って、本は「なまっちゃ」でつけたんです。

なるほど。普段から「なまっちゃ社長!」と言われているわけではない?

あ、ではないです(笑)。

普段は「久保田夏美」としてやっているんですけど、でも結構お客様とか、それこそSNSで知り合った方とかは、「なまっちゃさん」「なまっちゃ」とニックネーム的な感じで呼ばれています。

この御本に「サインください!」って言われたら、どっちで書きはります?

サインくださいって言われたら……「なまっちゃ」って書くかもしれないです(笑)。

やっぱり、「なまっちゃ」さんじゃないですか(笑)。

あはは。

コーヒーが飲めず、抹茶ラテに注目

そもそもの抹茶との出会いというのは?

そうですね、抹茶との出会いは中学生くらいの時なんですけど。

もともとコーヒーとか紅茶が飲めなかったんですよ。

それは味もあるし、飲むとお腹が痛くなるとか。

わかる、緩くなる人いますよね、時々ね。

はい。だから飲めなくて。

でも、中学生くらいになると友達とスタバ行ったりカフェ行ったりするじゃないですか。

はい、はい。

そこで私、飲むものがなくて。その時に選んでいたのが、抹茶ラテで。

はい。

抹茶ラテだと「ラテ」ってついているから、ジュースじゃない、友達と仲間入りしている感じがするしっていうところから、抹茶が好きになっていって。

ええ、ええ。

あと、私、ずっとアイドルが好きなんですけど、推しの鈴木愛理さんっていう……

元℃-ute。

あ、そうです。

鈴木愛理さん、僕も好きですよ。

あ、ほんとですか?!

特にね、いろんな曲あるけど、Official髭男dismの方がつくった曲がすごく好きで。

あの、おしゃれなやつ。タイトルが……。

タイトルが……僕も思い出されへんねんけど、ちょっと待って、思い出せるんですよ……!

(笑)。

▶︎ 次ページ:推し活から、推しより抹茶に詳しくなって……?!

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    1969年大阪生まれ。株式会社 電通でコピーライター/CMプランナーとして24年間勤務。2016年退職し「青年失業家」を自称し執筆活動を開始。2019年、文章術を解説する初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を上梓。16万部突破。2020年、印税2割スタート・最大5割の「累進印税™︎」を掲げる出版社 「ひろのぶと株式会社」 を創業。