「顧問会計士まで呼び出す番組って、なかなか珍しいですけどね(笑)」
登場からそう笑う、芸能文化税理士法人 会長、公認会計士・税理士の山田真哉先生。田中泰延が経営する「ひろのぶと株式会社」では、山田先生に顧問会計士をお願いしています。

165万部突破のベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者。さらに、YouTube『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』は117万人登録を超え、「なにをやってもミリオン」と多方面で大活躍。
そんな山田先生、実は関西出身でラジオ大阪のリスナーだったそう。さらに、大学時代は歴史を学び、会計士になる前は予備校講師をされていたのだとか……?!
田中泰延が社長にお話を伺う「田中泰延のシャチョーとシュチョー」。今回は山田真哉先生のキャリア、生活で気になるお金のこと、会計士・税理士から見た経営者へのアドバイスなどなど、たっぷりお聞きします!
(執筆・編集:廣瀬翼)
※本記事は2026年6月15日〜19日のラジオ大阪の放送を元に構成しています
【目次】
本もYouTubeもミリオン超え! 多方面で活躍する会計士・山田真哉先生と大阪のつながりとは?(6月15日放送より)
公認会計士で、ミリオンセラーの作家で、117万人登録のYouTuber?!
田中
本日お話を伺うのは、芸能文化税理士法人 会長、公認会計士・税理士の山田真哉先生です。ようこそ、いらっしゃいました。
山田先生
こんにちは。山田真哉です。
田中
こちらラジオ大阪OBCまでお越しいただいて。山田真哉先生は私の会社、ひろのぶと株式会社の顧問会計士も務めていただいておりまして。
山田先生
ついにね、顧問会計士まで呼び出す番組って、なかなか珍しいですけどね。
田中
いや、でも本当に。山田先生は公認会計士・税理士でもちろんあるんだけれども、もう作家として大変有名。
歴史に残るベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』。165万部超え、もうちょっとでWミリオンですよ。
田中
そして小説家としても、『女子大生会計士の事件簿』シリーズ。これもシリーズでミリオン超えでしょ。
田中
それから、YouTuberとしても『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』、117万人登録。なにをやってもミリオンを超えるという。どういうことなんや?! みたいな。
山田先生
そう言っていただけると、うれしいですが、はい。
芸能界・出版界に特化した会計士・税理士事務所
田中
その山田先生に、うちの会計見てもらいつつですが。そもそも「芸能文化税理士法人」。すごい珍しい名前じゃないですか。これは、どういう税理士法人?
山田先生
そうですね。税理士事務所っていうのは、多くはいろんな業種の方とやったりとか、あとはだいたい地域に根差したところが多いんですが、うちはもう芸能関係・文化関係ですね。芸能界、あと出版界。そのあたりのお客様を専門にやってる会計事務所でございます。
田中
なるほど。出版社ひろのぶと株式会社、別に芸能関係ではないんですが……。
山田先生
文化のほうに入るっていう。
田中
文化、そっかそっか。
山田先生
作家さんもたくさん。関西在住の作家の先生とか、結構お客さんにいらっしゃるんで、やってますね。
田中
そうですね。僕もこれね、作家の友人のみなさんに「山田先生にお願いするといいよ」って。
山田先生
そうですよね! そうだそうだ。
田中
古賀史健さんとか燃え殻さんとか、「山田先生お世話になるといいよ」って話でお世話になってるんですが。
※古賀史健さん:ライター、編集者、著作者、経営者。株式会社バトンズ代表取締役社長。代表作に岸見一郎との共著『嫌われる勇気』シリーズ、『さみしい夜にはペンを持て』シリーズなど。
※燃え殻さん:小説家、エッセイスト、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。神奈川県横浜市生まれ。代表作に小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』、エッセイ『すべて忘れてしまうから』など。
公認会計士と税理士の違いは?
田中
先生は公認会計士であり、税理士であるってことですが、この2つって、どう違うんですか?
山田先生
会計・帳簿を扱う、税金を扱うっていう意味では、一緒ですね。
田中
ええ、ええ。
山田先生
ただ何が違うって、会計士はその大企業とかの監査もできますよ。
田中
監査。
山田先生
はい。というぐらいで、あとはもうほぼほぼ一緒やと思っていただいたら。
会計士の資格を持ってると、お金さえ払えば税理士も取れるっていう、ダブルで資格が取れるので。私はちゃんと毎年、税理士会にお金を納めることによって、両方やってますよと。
田中
あっ、そういうことなんや。そやけど基本的には、公認会計士になるほうが難しいわけでしょ?
山田先生
いや、でも、どっちも難しいですね、やっぱり。ちょっとジャンルが違うんで。
税理士のほうはね、より税金のほうの試験があって。ほんと取られる方は、10年・20年かけて取られるんですけど。会計士のほうはどっちかというと、大学時代とか、大学出て1年目ぐらいの間に死ぬほど勉強して取るっていう感じがあるんで。
予備校講師から、資格学校ですすめられて公認会計士に?!
山田先生
僕はそれこそ、大阪の大学出て、一旦東京で普通に、東進ハイスクールに一旦就職して。
※東進ハイスクール:映像授業を活用する、大学受験予備校。
田中
えっ、そうなんや?! 就職先としての予備校。
山田先生
ですね。現代文の先生になりたくて就職して。
まあ早々に諦めて、地元が神戸なんですけど、神戸に戻ってきて。で、大阪梅田の駅前のTAC(タック)っていう専門学校で、もう普通に。
田中
TACね。
※TAC:資格予備校の大手。
山田先生
はい、専門学校に行って。僕、大学文学部なんで、「文学部に合った資格ないですか?」っていうのを聞いたら、「ちょうど山田さんにいい資格がありますよ」ってすすめられたのが公認会計士。
田中
はあ。
山田先生
で、「公認会計士取ったら税理士もついてきますよ」って言われて。「あ、ついてくんやったら」って。おまけ、大好きなんで。
田中
はい。おまけが(笑)。
山田先生
二度美味しいみたいなのあるんで、「ああ、それはええな」と思って、会計士を始めて。で、頑張って、1年ぐらいで取れたっていうのが。
田中
はぁ〜。
うれしいな。僕ね、山田先生長いことお世話になってるけど、今日このラジオ大阪のブースの中で、初めて大阪弁聞きましたから。
山田先生
あぁ! 喋んないですね、やっぱり関西来ないと大阪弁出ない……。
田中
そう。しかもさっき文学部って、山田先生は大阪大学文学部やからね。もう、すべてに大阪ってついてる、本来は。
山田先生
ほんまですね。
田中
そう。うれしいわ。でも。
山田先生
ちなみに、TACがなんで僕に、阪大文学部で会計士をすすめてきたのかっていうと、ずっと謎だったんですけど。
のちのち、TACの方との仕事をするようになって。そこでわかったのが、TAC側も別に文学部におすすめする資格なんかないんで、とりあえず1番、年間受講料が高いやつをまずすすめるんですって。それが、年間60万かかる会計士のはず。それをすすめて。
僕はなんか真に受けて「あ、文学部でも会計士取れるんや」と思って、はい。真に受けた結果、いろいろあって、今、大好きなOBCにこうやって来れたっていうのが。
田中
うれしい。
パ・リーグファンで、ラジオ大阪のヘビーリスナーだった
田中
ずっと、学生時代も子供の頃からラジオ大阪OBC聴いてくれてはったっていう話で。
山田先生
パ・リーグファンなんで。当時はパ・リーグの中継してくれるとこってOBCしかなかったんですよ。
田中
近鉄のね。
※近鉄:大阪近鉄バファローズのこと。現オリックス・バファローズの前身球団の一つ。1949〜2004年活動。1950年から解散までパ・リーグに所属していました。
山田先生
近鉄バファローズナイター。
※近鉄バファローズナイター:1977年4月5日から2004年9月24日まで、プロ野球シーズン中の平日夜にラジオ大阪が制作・放送していたプロ野球中継番組。
田中
はいはい、はい。
山田先生
なかったんで、必然的にパ・リーグファンはOBCを聴くしかないっていう。そもそもね、パ・リーグファンが、クラスに一人いるかいないかみたいな。
田中
でもね、その当時の関西・大阪はパ・リーグ天国やったですね。西宮に阪急がいて、難波に南海がおって、藤井寺に近鉄がおるっていう。
※阪急:阪急ブレーブスのこと。1936年から1988年まで活動したプロ野球球団。現オリックス・バファローズの前身。兵庫県西宮市(阪急西宮球場)を本拠地とし、パ・リーグの黄金期を築き上げました。
※南海:南海ホークスのこと。1938年から1988年まで活動したプロ野球球団。現在の福岡ソフトバンクホークス。当時は、大阪の難波に存在した野球場「大阪スタヂアム」を拠点としていました。
山田先生
そう。
田中
とんでもないですよね。
山田先生
まあ、行くと本当にね、僕は神戸なんで西宮球場によく行ってたんですけど、やっぱガラガラでしたよね。
田中
あの甲子園球場が見えるんですよね、スタンドから。向こうはもう満員で歓声が聞こえてるけど、こっちはものすごい快適な環境で見れるっていうね。
山田先生
本当にね、広々とやってましたね。
田中
広々と(笑)。
大阪出身のふたり、止まらぬ野球トーク
山田先生
たまにテレビ中継とかが阪急戦とか入ってくると、「今日はテレビ中継があるから大きな声出しましょう」みたいな。
田中
わかるわかる!
山田先生
謎の、なんかあれ。
田中
歓声を上げさせられるっていう。やった。僕も阪急。子供の頃は僕、阪急電車沿線。
山田先生
あ、そうなんですね。
田中
そう、庄内住んでたから。阪急の帽子が基本なんですよ。
山田先生
赤と黒と白の。
田中
で、ブレーブスの。


田中
そうなんですよ。もうね、だから野球といえば、甲子園じゃなくて西宮球場。
山田先生
そうそうそう。そうだったんですよね。当時1万人とかね、観客動員入ったとか、絶対なかったですよね。
田中
絶対、絶対。スカスカやから。
山田先生
ほんまに。
田中
ほんまに。いやー、だって今日はね、税理士・会計士としての山田先生に話聞こうと思ったけど、もういきなり、関西の話になって。
山田先生
あぁ、申し訳ないですね。
田中
はい、どんどん伺っていきたいと思います!

放送:隔週 月〜金曜日 15:40ごろ〜
田中泰延
映画/本/クリエイティブ
1969年大阪生まれ。株式会社 電通でコピーライター/CMプランナーとして24年間勤務。2016年退職し「青年失業家」を自称し執筆活動を開始。2019年、文章術を解説する初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を上梓。16万部突破。2020年、印税2割スタート・最大5割の「累進印税™︎」を掲げる出版社 「ひろのぶと株式会社」 を創業。







