日本を支える・日本を変える会社の社長をゲストにお迎えし、大いに主張していただき、パーソナリティーの田中泰延がお話を伺うラジオ大阪の番組「田中泰延のシャチョーとシュチョー」。
「街角のクリエイティブ」では、その放送をまとめてお届けします!
今回は2026年2月9日(月)〜13日(金)の放送の様子。
ゲストは、森村金属株式会社 代表取締役社長 森村泰明さんです。

東大阪でモノづくり一筋70年。建築分野の金属を扱い、「モリソンブランド」として親しまれている森村金属。大阪・関西万博の玄関口・夢洲駅の「折り紙天井」を手掛けられました。さらに、外からは見えないけれど中からは外が見える「サンシャインウォール」など、一般家庭用の製品も開発・製造しています。
これまでになかった技術・アイデアを生み出す、その企業文化の源。森村社長が経営で大切にしていること。森村金属株式会社の経営を、たっぷり伺いました。
(構成・編集:廣瀬翼)
※ 本記事は2026年2月9日〜13日の放送を元に構成しています
【目次】
モノづくり一筋70年以上! 「建築」を「金属」で支える、森村金属株式会社(2月9日放送より)
森村金属は、建築分野の「金属」をモノづくりする会社
田中
どうも。今日お迎えする社長を、ご紹介します。森村金属株式会社 代表取締役社長 森村泰明さんです!
森村社長
はい、みなさん、こんにちは。
田中
こんにちは。
森村社長
田中さん、こんにちは。
田中
ようこそいらっしゃいました。
森村社長
よろしくお願いいたします。
田中
今日はね、いろいろお伺いしていこうと思うんですけれども。
「あ、それ僕知ってる!」っていうね、商品もあったりなんかして。まず森村金属株式会社って、どういう領域のお仕事をされている?
森村社長
私どもは、社名にありますように「金属」なんですよ。
田中
金属。
森村社長
はい。紙とかね、食べるものじゃなくて、金属を扱っている会社なんですよ。
「森村」は、私の森村という名前をとりまして、「森村金属株式会社」っていう。
これは、製造メーカーなんです。モノづくりをやってる会社なんですね。
田中
はい。
森村社長
で、どんな分野かと言われると、我々が今やってる分野は「建築」なんです。
田中
建築。
森村社長
建物に使われる建築分野の商品を開発して、製造して、世に送り出している会社なんです。
田中
なるほど。金属いうてもね、重い鉄の塊もあったりするけれども、建築に使われる金属っていうことは、やっぱり板とか?
森村社長
金属っていうのは確かに重いとか軽いとかいろいろあるんですね。建築ももちろん重いものであれば鉄骨・鉄材があるんですよ。
我々はもっと軽いもの、どちらかというと我々の目に入る、内装材に使われる薄い板の材料を使った加工なんですよ。
田中
なるほど。
森村社長
鉄でも薄板の鉄板。特にアルミが一番多いんですけれども、使う材料。アルミもアルミの薄板、例えば1ミリ以下の板なんですよ。
田中
じゃあ、天井に貼ったりとか。
森村社長
そうです。壁とか。見える部分ですね、化粧的に。そういったものをつくってるんですよ。
創業時から続く「モリソン」ブランド
田中
で、社名なんですけどね。森村金属さん。これ、昔から僕も、あ、そうだ聞いたことあるわって。
「モリソン」っていうブランドでやってらっしゃる。

森村社長
ありがとうございます。私のところは創業以来、他社にない商品を製品開発してるわけですね。ですからブランドを持ってるんですよ。
ソニーさんとかパナソニックさんと同じようにね、そういうブランドをつくりましてね。
それが、森村の「村」を「ソン」と読みまして、カタカナでモリソンというブランド名を作りまして。
うちの商品は全てオリジナルなんですけども、「モリソン何何」っていうのがついてるんですよ。
田中
これは、すごいアイデアですよね。
海外の人にも、モリムラって言いにくいかもわからんけど、「モリソン」って言ったらもう一発で、「モリソンのパネル頼もうか」ってなると。
森村社長
その通りなんですよ。ですから、お客さん、森村金属で「モリソンさん」って言われる方が多いんですよ。
田中
昭和25(1950)年に創業されて、この「モリソン」ってブランドもずっと。
森村社長
ずっと使ってるんですよ。
田中
これも最初から、海外進出で分かりやすくみたいなことがあったんですかね。
森村社長
いや、最初は国内だけでね、まったく海外のことはイメージしてないんですよ。
田中
あ、そうなんですね。
森村社長
やっぱり、いろいろな競合があるし、海外行くと、それぞれ生活様式が変わりますから。
ですから、我々は国内に特化しようということで続けてきてます。
田中
でもこれね、商売行かはってね、「森村やからモリソンです」って、みんな「へーっ」て言わはりますよね。
僕、広告代理店でコピーライターやってたから、これがすごいなと。
森村社長
ありがとうございます。
昭和25年創業、70年を越える
田中
さっきも少しお伺いしましたけど、昭和25年に創業されて。だから一昨年で70年。
森村社長
もう70年越えてるんですよ。
田中
森村泰明社長の前の代というのは。
森村社長
私の父が、昭和25年に創業したわけです。私、二代目です。
田中
チラッと聞いた話で、後でじっくり僕が聞いてみたいのは「森村社長は、お父さんの会社に入るときに、名前を変えて」……みたいな。
森村社長
その通りです。これは父のアイデアというか、父からぶつけられた、私に対しての教育でしたね。
田中
はあ〜。じっくりその辺も。
森村社長
ぜひ聞いていただけます?
これは次の二代目、三代目抱えておられるね、社長さん、すごくヒントになると思います。
田中
なるほど。
あそこにも、ここにも、森村金属
田中
でね、話戻りますが、金属の建材用の板っていうものに特化してはるっていうことなんですが。
今、カタログを僕、手にしておりまして。いろんな商品がある。 天井とか、床とか。

森村社長
あります、いろいろ。
田中
僕が存じ上げてたのは、昨年開幕して閉幕した、あの国民的大イベント、大阪・関西万博の、夢洲駅のあの天井。
「折り紙天井」っていうんですかね。 あれ、森村金属さんがやらはった。
森村社長
はい。うちが全部製作して。取り付けも工事屋さんに頼んで取り付けてもらいました。
田中
いや〜、そのご苦労、絶対あると思う。
森村社長
これもね、話しましょう。また、聞いていただいたら、万博行った楽しみがまた増えるかわかりません。
田中
僕、夢洲の駅を降りたときに、なんかすでに夢の国みたいになってる。天井の役割はでかかったですね。
森村社長
はい、大阪メトロさんは、それがやりたかったんです。そこから万博はじまるんです。
田中
そんなところを支えてつくってこられた森村金属さん。
あとね、これも僕が知ってた一般の方向けの商品で、外から見えない……窓の格子につける目隠しの「サンシャインウォール」っていうのがあるんですよ。

田中
これもね、僕何度も目にしてて。
森村社長
ありがとうございます。
田中
これめっちゃ不思議な、「一体どないなっとんねん?」っていう商品で。
森村社長
これはねえ、すごい、もう本当にもう血の出るような、はい。 それもお話ししましょうか。
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放送:隔週 月〜金曜日 15:40ごろ〜
田中泰延
映画/本/クリエイティブ
1969年大阪生まれ。株式会社 電通でコピーライター/CMプランナーとして24年間勤務。2016年退職し「青年失業家」を自称し執筆活動を開始。2019年、文章術を解説する初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を上梓。16万部突破。2020年、印税2割スタート・最大5割の「累進印税™︎」を掲げる出版社 「ひろのぶと株式会社」 を創業。





