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ゲスト 荒井ジョースケさん 第五夜【ラジオ大阪】田中泰延のふたりごと(1月31日放送)

田中泰延


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田中泰延が、いま会いたい人・話したい人と、聞きたいことを語るラジオ大阪の番組「田中泰延のふたりごと」。「街角のクリエイティブ」では、その放送の様子を記事化してお届けします。

今回は2026年1月31日(土)の放送の様子。株式会社 闇 代表取締役社長CEOの荒井ジョースケさんがゲストの第五夜です。

荒井さんが気になっているホラー作品や、ワンアイデアで生み出すホラーの魅力、さらに株式会社 闇が仕掛ける展示会の話まで、さまざまなホラー情報が飛び出す最終回。

さあ、荒井ジョースケさんと田中泰延の“ふたりごと”を、ちょこっとのぞいてみましょう。

(構成・編集:廣瀬翼)

荒井ジョースケ(あらい・じょーすけ)
株式会社 闇 代表取締役社長CEO

1996年 毎日放送入社。同事業局事業部プロデューサーとして、『梅田お化け屋敷シリーズ』『ウメダ☆アイスリンクつるんつるん』、京都音楽祭『OKAZAKI LOOPS』などを企画。過去には『サントリー1万人の第九』などもプロデュースした。2019年6月より株式会社 闇 代表取締役社長CEO。

X(旧Twitter):@jyosukearai
株式会社 闇 Webサイト:https://death.co.jp/

※ この番組は、「結果のわからないチャレンジャーを応援する」FIRST DOMINO株式会社の提供で放送されています。

荒井ジョースケさんが注目するホラー作品紹介!

羊×ホラー?! 映画『LAMB/ラム

毎週お話をうかがって、いよいよ今日が最後なんですけど。

マジですか?

もっとお話聞きたいんですが……。

レギュラー番組になるかと思ってました。

わはは(笑)。

ホラーをいろいろクリエイトしている株式会社 闇ですが、その代表の荒井さんが、いま闇のお仕事に限らず、何か注目しているホラー案件・人物ってありますか?

うん、あの、前提として……ホラー苦手なんですよ。

社長が苦手なんや。

いろいろ見聞きすると、わりと夢に出るっていうパターンで、夜にうなされて家族がびっくりするっていうことが起きているので、はた迷惑だろうなと思っているんですけれど。

(笑)。

それでも、ついつい見ちゃう魅力はあるんですよね、やっぱり。怖いけど見たいっていう、「怖いもの見たさ」ってやつですかね。

それで、いろいろ教えてもらっていてですね、これは観たいなって思っているものがいくつかあるので。

一つはですね、「ラム」っていう。

ラム?

羊肉の「ラム」なんですけど。

「RUM」でラムですね。

これのですね、羊とホラーという映画が海外にありまして。

はい……羊の何が怖いんですか?

でしょ? 僕もこれ、すごく気になっていて、まだ観られていないんですけど、ちょっと映像を見ると羊が立っていました。

そりゃ、そうでしょ(笑)。え、立ってるって、立っているの、羊が?

服も着ていたような気がするんですよね。

え、どういうこと(笑)?

これはもう、気になってしょうがないんですけど。結構覚悟を決めて観ないと、ちょっと受け取められないじゃないかと思っているので。『LAMB/ラム』はぜひ、泰延さんにも観ていただきたいです。ものすごく気になっていますね。

『LAMB/ラム』ね、怖いから一緒に観ましょうよ。

いやいや、本当に。こういうのをつくりたいクリエイターがいるんだなっていうのが、驚きなんですよね。やっぱり、羊でホラーっていうのを撮ろうって、すごいじゃないですか。

ホラークリエイティブの奥深さというか。「なるほど」と、唸らされている感じですね。

手に汗握る恐怖の映画『FALL/フォール』

なるほど。他には、気になるホラー情報は?

お話しした通りで、やはり「お化け」あるいは「ゾンビ」とかがホラーだと思われがちなんですけど、やっぱり「心をどう揺さぶるか」というテーマで最近すごく気になっていて、ぜひお勧めしたいのはですね。『FALL/フォール』というのがありまして。「落っこちる」の「FALL」。

これはもう、一言でいうとですね、ものすごく高い塔の上に置き去りになった人の話っていう。

僕、それ観ましたわ!

観ました? あれ、えぐいですよね。

怖い。臨場感が。

すっごい荒野の、何もないところの鉄塔に登ってみることになって、取り残されちゃうんですよ。

そうそう。このワンシチュエーションで行くっていうので乗り切っちゃう部分と。もうなんで登ったかとか関係ないんですよね。

関係ない。なんかね、一応設定としては離婚がどうとかね。

ありました、ありました。でも、全く関係ないですよね。

どうでもいい。

「あそこにいる」っていう。

ほんでまたね、都合よくね、鳥とか襲ってくるんですよ。ようできてるんですよ。

いや、でもそれがこう、つくり物とは思えない。本当に久々に、手に汗握るってこういうことかっていう。

もうね、高いところが怖いっていう気持ちがずっとつづくホラーでしたね。

これは、すごいですよね。

一点突破の怖い映画3選『ソウ』『フローズン』『[リミット]』

だから、「一点突破」っていうのもやっぱりホラーの魅力かなと思っているんですよ。

この手のワンシチュエーションものっていうのは、昔からたくさんあって、有名どころだと『ソウ(Saw)』みたいな。部屋に閉じ込められて。

『ソウ(Saw)』ね! もう、その部屋だけですからね。

これが、ホラーがある種、低予算でできて世界的にヒットになってって言われる所以かなと思っているんですけど。魅力なんですよね。

いろんなシチュエーションがあります。ゴンドラのもありましたね。

ゴンドラ?!

スキー場のゴンドラが止まっちゃうっていう。

それはもう、本当にあれですよね。状況からして、サスペンデッド(吊り下げられている状態)ですからね。

他にも、埋められていくのがありましたね。棺桶に閉じ込められて。

観た、観た。

結構、観てますね、さすが。

観てますね。

そういう、アイデアを話しているとき、すごく楽しいですよね。

そのワンアイデアで突破できるのも、ホラーの魅力。

そうです!

Jホラーの金字塔を連想する直球タイトルの本『読むと死ぬ本』

あと、本だとですね。

最近気になっているのが、彩藤アザミさんという方が書いた本で。タイトルが『読むと死ぬ本』っていう。直球きたなっていう。

それは怖い(笑)。買うて読まないじゃないですか、それ。

それが、本屋さんに並んでるんですよね。

やめて〜!(笑)

これは、直球で。

我々の世代からすると、「見ると死んじゃうビデオ」っていうのが『リング』でありましたよね、と思ったので。ぐるっと回っているのか、どんな仕掛けなんだろうと。これはちょっと、まだ積読状態なんですけど。いつ手をつけようかな。

積読(笑)。だって、読んだら大変なことになるかもしれないじゃないですか。

いやいや、なかなか秀逸で確信犯だし、と思ったりしていますよね。これは振るってるなと思っていますね。

いやー、それはもう楽しみ。僕もそれちょっと、出版社としてはね。

ぜひぜひ。ありますよ、ヒット作がまだまだ。

「行方不明展」「恐怖心展」——株式会社 闇が仕掛ける展示型ホラーエンタメ

ひろのぶと株式会社で『つねにすでに』という本を株式会社 闇とホラー作家の梨さんで書いてもらったのですが、リアルのイベントで「行方不明展」というのを開催されて、たいへんに人が来られて。

そうなんです。2024年に東京でスタートしたんですけど、いろいろお声掛けいただいて、全国各地で展開して。

昨年、次の作品として「恐怖心展」というのもやったので。これもできれば全国を回ってみたいなと。

大阪どうですか? 「恐怖心展」って。

MBSなんで当然、行きたいなと思って、いま絶賛場所を探しているので(放送収録の2025年11月時点)。ぜひ泰延さん、スタッフの皆さんにも来ていただけるように、大阪開催を目指しています。

もうね、「恐怖心展」ほんと、めっちゃ面白かった。面白かったって、怖いんですけど。

いや、「面白かった」で正解です!

人間の心が、どういうところに恐怖を感じるかっていうメカニズムをね、展示品とその状況説明で言ってくれる、展示してあるんですけど。

それが、カップルとかで来ている人が、「これが、何が怖いか」っていうのを、相手に説明していたりもするんですよね。

なんか、いい空間なんですよね、実は。

いい空間、実は。じわじわと怖いんで。これはぜひね、大阪来てほしいなと思いますね。

勉強になると、学びがあると思いますね。このイベントはアカデミックですね。

他には、大阪の方に向けて何かこれから闇さんが仕掛けること。逆にね、関西の人の特性って、あるじゃないですか。僕も大阪人ですけど。何か、闇さんとして大阪で仕掛けてみたいな、ということは? 

いま闇は東京に行って、僕も東京にいたりする時間が多くなったときに、お客さん、やっぱり県民性っていうんですかね、関西人と関東の皆さんと、やっぱり全然違うと思うんですよね。

全然違う。

違うと思いますよね。

で、いま言った、「恐怖心展」「行方不明展」みたいなものとは違う一方である、お化け屋敷的なですね、ノリのいいやつ。これが最近ちょっとあんまりできていなくてですね。最初に泰延さんにきてもらったお化け屋敷以来、あんまりできてないんですよね。

これは、関西の人たちのノリと間違いなくマッチするんで、お化け屋敷だったら関西でやってみたい。なんか大きいやつ、やってみたいですね。

わかる。「ギャーッ!」「めっちゃ怖かったわ〜!」って、カップルが喜んで出てくるようなやつね。

そうそう。あれは関西だなと思っているんで、ちょっとやってみたいなという感じがありますね。

ぜひぜひ! 荒井さんと闇でタッグを組まれている、頓花聖太郎(とんか・せいたろう)さんも関西の方ですしね。

はい、なので大阪・関西も大事にしていきたいよねって言っているんで。万博も終わったんでね、次のイベントを探している方がいらっしゃれば、ぜひ。

今日の曲紹介| ヴァン・ヘイレン「Jump」

いやー、しかし、MBS毎日放送で「1万人の第九」のプロデューサーだった荒井ジョースケさんと、そこに出場して歌ったり、それからCMも電通でつくらしてもらった僕が、いまホラー会社の代表と出版社の代表として、二人で「ふたりごと」をしゃべるっていう。もう、なんとも言えない。

誰も描けなかったですね、この話は。

まったく思ってなかったですよね。

流れるままに。

楽しい。

そんなね、80年代を生きた僕たちですが、2026年。今年はもっと飛躍の年にしようということで、荒井さんからリクエストをいただいております。

これも、文句なく飛躍の曲ですね。

飛躍ですね。思いっきり、飛躍したいですね。

はい、聴いてもらいましょう。

ヴァン・ヘイレンで「Jump」

おまけトーク

♪ヴァン・ヘイレン「Jump」再生中♪

いいな、これ(この曲)も理屈がなくて。

理屈がない、そうなんですよね。

え、エディ・ヴァン・ヘイレン、亡くなった? ひょっとして。

え、生きてるんちゃいます? あれ?

(ミキサールームのディレクターに)エディ・ヴァン・ヘイレンって?

亡くなっていますね。

えっ?!

デイヴィッド・リー・ロスは、存命です。

ああ、そうそう。

♪ヴァン・ヘイレン「Jump」おわり♪

1ヶ月にわたって、毎週お話をうかがってきました。2026年最初の「ふたりごと」。お客様は、株式会社 闇、代表の荒井ジョースケさんでした。

本当にありがとうございました。

ありがとうございました。また呼んでください。

また、いらしてください。


つねにすでに

つねにすでに
梨/闇|ひろのぶと株式会社


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    1969年大阪生まれ 元・広告代理店店員 元・青年失業家 現在 ひろのぶと株式会社 代表