ちょいと気になる㊷
おはこんばんちは。
広告探偵の上田豪です。
先週は水曜から金曜まで大阪出張に出かけてたんだけどさ、金曜日中に帰京できるギリギリの、最終1本前の新幹線に乗ったらまさかの缶詰になってね。
山梨を震源とする大きな地震の影響で東京〜静岡間が停電したとのことで、俺が乗ってたのぞみも静岡駅に緊急停車してからずーーーーーっと動かなかったのよ。
のぞみといえば、かなえ、たまえ、とくるわけなんだけど、多分これも若い人たちにはもうわかんないんだろうし、決してふりかけの名前じゃないかんな。

これまで何度か「新幹線に缶詰」みたいなニュースを見ていたけど、まさか自分がそんな状況に置かれるとは思いもせんかった。
でもね、なぜか俺こういうトラブルの時ワクワクしちゃうんだよな。だってある意味貴重な体験じゃん。って今時不用意にこんなこというと「不謹慎警察」が湧いてきそうな気もするけどさ、そもそも知りもしない他人の発言にいちいち干渉して楽しいのか?と思うし、世の中の他人のことは知らなくていいことや首を突っ込まなくてもいいことばかりだということを知っていたほうが、きっと楽しい時間が増えるぞ。な。
楽しい時間といえば、今夜20:00から「おっさん3人がイチャコラしながら好き勝手に酒を飲み煙草を喫いながらあれやこれや与太話したり視聴者の方々からの質問に真面目にふざけて答えちゃったりするyoutube番組」が配信されるので、いつも観てくれてる人もまだ観たことない人も酒でも飲みながら見てくれたらぼくちん嬉しい。

「僕たちは」シリーズ第22弾
僕たちは ぶっとばしたい 奴がいる
前田将多×田中泰延×上田豪
https://note.com/shota_maeda/n/n5112b2cf778f
というわけで、今日も「いま何を読まされたんだろう」という読後感を味わえる木曜日。
例によって今週も見切り発車で着地点の見えない旅へ。
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さて。
今回は珍しく書く内容を決めているのだ。
数週間前に書いた街角diaryで「慣用植物図鑑」について書いたのだが、
ここから先を読む前に、まずはこのリンク先の記事をおさらいした上で読んでもらえるとより一層「いま何を読まされたんだろう」感が増すのでお勧めしておく。
さて、本題。
昆虫好きの方なら知っているだろうし気づいていることと思うのだが、昆虫のネーミングには「〇〇モドキ」と「〇〇ダマシ」が異常に多い。
「カミキリモドキ」
「コメツキモドキ」
「ゴミムシダマシ」
「テントウムシダマシ」
……etc
ある時パラパラと図鑑を眺めていた豪少年は、ショウリョウバッタモドキというバッタに目が止まる。当時、荒川土手でよく捕まえたショウリョウバッタに似たバッタがそこにいた。
いうならば、ショウリョウバッタに姿形の似た、パチモンみたいなバッタだった。だからといってそれはあまりにも「どストレートなネーミング」じゃねえかと思いつつ、気になって他の〇〇モドキと名付けられている昆虫を探してみると、〇〇モドキだけでなく〇〇ダマシと名付けられた昆虫のなんとも多いことか。
ちなみに「モドキ」も「ダマシ」も生物学的にはちゃんと意味のある名前で本家のパチモンとかオリジナルの劣化版いう意味ではないらしい。
そんな少年院時代もとい少年時代の心温まるひとコマを思い出しながら、ちょいと気づいちまったわけですよ。
いいですか奥さん。
結論から言っちゃうとね、
「カタカナ名詞の後ろに「モドキ」か「ダマシ」を付けると昆虫になる」んですよ。

わかりやすい一例を挙げてみる。
「クリエイターモドキ」
触覚や嗅覚が発達している。口の使い方がうまい。手足は退化している種が多く見られる。
「シャシンカモドキ」
多くの種類に分類される。若い女性に群がる。鉄道の運行を妨げる。畑を荒らす。シャシンカによく擬態する。
「キギョウカダマシ」
一部で大量発生し社会問題化している害虫。畑を荒らすことが多くよく群れる。益虫であるキギョウカに擬態する。
「セイジカモドキ」
駅前や街中やTVカメラの前でよく鳴く。甘い汁に目がない。生命力が強くしぶとい。
「インフルエンサーダマシ」
リングライトに集まる習性がある。悪臭を撒き散らしよく燃える。
「コンサルモドキ」
横文字を食べて成長する。嗅覚が発達している。羽音が煩い。
「エーアイダマシ」
簡単に誰でも捕まえることができるといわれる。たまに脚が一本多かったり羽の枚数が多かったりする。
な?
「カタカナにした名詞の後ろに「モドキ」か「ダマシ」を付けると昆虫になる」ってのがよくわかったでしょ。
ちなみにこれはあくまでも一例ってことで、不謹慎警察のみなさん冗談だから怒るなよマジで。っていうか俺が書いてることなんて冗談しかないしな。
さて、満場一致でこの法則が証明されたことで、どうやら俺がやらなければならないことが見えてきた。「板橋の牧野富太郎」といわれた俺が植物図鑑の次にやるべきこと、それは昆虫図鑑を作ること。「板橋のファーブル」ともいわれた俺にとって昆虫図鑑を作るのは必然なのだ。
というわけで、
みんなで作る『なんちゃって昆虫図鑑』
人間社会に生息する珍虫だけを集めた昆虫図鑑である。
*****
俺はまたしても深夜に何をやっているんだと思いつつ、図鑑イメージのデザインラフをAIで作ってみた。
■掲載標本 No.001:「シャシンカモドキ」

■掲載標本 No.002:「キギョウカダマシ」

■掲載標本 No.003:「クリエイターモドキ」

■掲載標本 No.004:「セイジカモドキ」

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しっかりイメージを掴んでいただけたかと思う。
だがしかし。『なんちゃって昆虫図鑑』の完成はまだまだずーーっと先かもしれない。なぜなら新種が毎日のようにSNSで発見されるからだ。
「コンサルモドキ」「マーケターダマシ」「プロデューサーモドキ」「エンジニアダマシ」「フキンシンケイサツモドキ」「イイヒトダマシ」「タレントモドキ」「クソリプラーダマシ」「ガッキュウイインモドキ」……etc
まだまだ未知の昆虫が発見されるかもしれない。
しかし、それでも未来永劫一番個体数が多いのはきっとこの昆虫だと思う。
「オトナモドキ」
こどもの頃は誰でも「大人になれば立派な大人になれる」と思っていた。しかし現実には、みんなそれっぽく振る舞い、それっぽく働き、それっぽくネクタイを締め、それっぽく会議をし、それっぽく物分かりの良さそうな顔をし、それっぽく生活を送り、それっぽく人生を語りながら、必死に「大人」を装っているだけなのかもしれない。
つまり人間は誰でも、昆虫学的に言えば「オトナモドキ目 オトナダマシ科 ヒト属」なのだということを学会に発表すると宣言したところで筆を置きたいと思う。
どうでもいいか。どうでもいいな。
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はい。トークライブのお知らせです。

「コンプライアンスなんてぶっ飛ばせ 3」
日時:2026年7月14日(火)19:30〜
場所:阿佐ヶ谷ロフトA
出演:よけいおじさん(オケタニ教授・上田豪)
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/355246
普段サシ飲みで二人で話しているあんなことやこんなこと(格闘技、野球、特撮、昭和ドラマなどなど)を生暖かい目で覗き見するようなトークイベントです。タイトルそのまんま、配信なしだからできる大っぴらに話せない内容を現場で目撃してください!多分打ち上げもあるよ。まだまだチケットあります。きてねー。
上田 豪 広告・デザイン/乗り過ごし/晩酌/クリエイティブ
1969年東京生まれ フリーランスのアートディレクター/クリエイティブディレクター/ ひろのぶと株式会社 アートディレクター/中学硬式野球チーム代表/Missmystop





