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徳島から東京へ毎週通う! 夢を叶えた寶船・まっきーの「阿呆の情熱」【踊る阿呆の無礼講!】

米澤渉


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【メッセージ】本当は怖いけど、やってみたいことはありますか?

「阿呆が見る夢」

写真や映画に蒸気機関……。到底理解されないような無謀の先にこそ、本当の成功がある! とういうことで、あなたの夢を聞かせてください。僕たち踊る阿呆が本気で応援します。

はい!

それでは1通目、ご紹介しましょう。

ラジオネーム「夜の踊り子」さん。「渉さん、陸さん、こんばんは」。

こんばんは。

「私は、ナイトダイビング——」夜のスカイダイビングですね。「——をすることが、夢です。飛行機ですら、『もしかしたら今日、死ぬかもしれない』と、覚悟するくらい怖がりなので、スカイダイビングはおろか、バンジージャンプも挑戦したことがないのですが、SNSなどでナイトダイビングをしている方々の動画を見るたびに、『夜景に飛び込めたら最高だろうな〜』と思います。お2人は、本当は怖いけどやってみたいこと、ありますか?」ということで。

「ちなみに、ナイトダイビングはスカイダイビングのインストラクターの免許がないとできないようなので、この夢は来世で叶えたいと思っています」ということで。「夜の踊り子」さんだから、やっぱりナイトダイビング、大事ですけど。

すごいですね。まずね、夜、スカイダイビングってことは、例えば飛行機みたいなところから、夜、夜景を見ながら降りるってことですよね。飛び降りるってことですよね。

そう!

その夜のスカイダイビングなんだけど、飛行機ですら怖い方で、バンジージャンプも挑戦したことがない。

普通の方だと、こういう怖がりな方っていうのは「そういうのは絶対、一生やりたくない」って思うのが普通だと思うんですけど。この方は「やってはみたい」っていう。そこの好奇心がおもしろいですよね。

確かに、怖いからこそやってみたいっていうふうになってくるのかもしれない。でも、スカイダイビングって、プロの人が後ろにいて、つながってる状態でやるんだったら、まだいいかもしれない。

でも、あれは。あれしかやりたくない、正直。

そうね。

1人で頑張るやつは、もうもうもう絶対無理ですね。結構ね、わりと、ラジオネーム「夜の踊り子」さんのように、「一生のうちにこれだけはやって死にたい」みたいなものがあっていいと思っていて。例えば、結婚して親御さんに挨拶するとかも、これ全然違う話ですけど(笑)。

う、うん。

「一生のうちに1回はベタベタにやっておきたいな」とか。ありますよね?

あー。

これは僕は叶えた、というかやったんですけど。

俺、お中元、お歳暮って贈ったことがないの。

あー、そっか。

やってみたいのよ。

それ、明日できる(笑)!

(笑)。こういう日本のしきたり。いただくことはあるんだけど。ちゃんと今のご時世……。

お返ししなくなってるかもね、確かに。スカイダイビングと……(笑)。

ロマンある「洞窟探検」にいる“先輩”の話

要は、「本当は怖いけどやってみたいこと」っていうことですけど。

それで言ったら、洞窟探検!

あ〜。

めちゃくちゃ怖くないですか?

こわ〜い!

洞窟探検って、僕ら鍾乳洞とかに観光で行くと、洞窟にもう電気がついてる前提で、「それでも怖いね〜」って言って進むじゃないですか。で、たまに「この先は行けません」ってなってるんだけど、きっと続いているであろう細い隙間があったりして。もう真っ暗な闇が広がっているようなところありますよね。鍾乳洞の奥とかに。

それこそ、『クレイジージャーニー』って番組あるじゃないですか。あそこによく出てくる洞窟探検家の吉田さんって方がいらっしゃるじゃないですか。あの方の『クレイジージャーニー』の回めちゃくちゃ好きで、よく見てるんですけど。実はこの話出したのは、うちの地元の最寄り駅近くのイベントスペースに、この『クレイジージャーニー』によく出ている吉田さんが講演会で来たんですよ。

え〜!!

僕、それエントリーして見に行ったことあるんですよ、1回。

へ〜!!

実際の生吉田さんを1回見て、話聞いて。

へ〜! そうとは知らずに、今、言ったけど。

で、その時におっしゃってたのが、よく洞窟探検では、“先輩”の方がいらっしゃる。“先輩”ってどういうことかというと——。

はい。

かつて、探検隊でそこに行った方が亡くなられていて、ご遺体の状態でいらっしゃる、と。それを業界では“先輩”というらしいんですけど。

うん、うん。

で、これがすごいのは、洞窟って基本的には無菌状態で、菌とかも中に入れないような状態の奥深くまで行くので、基本的にご遺体が腐らないらしいんですよ。だから、100年近く前の探検隊の方の“先輩”がいらっしゃったりするらしいんですけど。その当時の肉体の状態で残ってるっていう、話をその講演会でしてて。

えぇ〜!!

で、その“先輩”に手を合わせて、「僕たちが先に行きます」ということで、さらに先に行くっていう。

はあ〜!

“現代の自分たち”が先に行くっていう。そういうことが、要は洞窟探検にはロマンとしてあるんだっていう話があって。

へ〜。

それはそれですごい世界だな、っていう話がありましたね、前。

そこまでくると、やってみたいのかどうか、ちょっとわからなくなってきましたけど。

ハハハ(笑)。確かに。

でも、ロマンがありますよね。

そう。だからやっぱり、怖いけどやってみたいっていう。男の子、特にそういうの好きですよね。

夜のスカイダイビングもそうだし、洞窟とか地底の探検とか、深海に潜るとか宇宙とかね。そういうところにはロマンがありますよね。

【メッセージ】寶船・まっきーの3つの夢

それでは2通目いきましょうか。「お世話になっております。寶船メンバーのまっきーです」

おお! メンバー!

メンバーからきました。寶船の中からメールが届きました。「夢は、①……」これ3つあるよ!

箇条書き! 文章じゃなくて。

箇条書きにメールきてますね。いいですか?
「①寶船密着ドキュメンタリー番組。某『〇〇大陸』に出演」。いいですね。

はーいはいはい、いいですね。

「②徳島でのお仕事を増やして頻繁に徳島に帰る、二拠点生活」。あ〜。

はいはい。

「③リオのカーニバルで阿波踊り」

なるほど!

なるほどね〜。3つともいいですけど、強欲ですね。

強欲(笑)。3つ(笑)。みなさん、1人1個ずつの夢語ってますからね。

このまっきーっていう子は——

そう、そこを説明しなくちゃいけない。

うちのプロメンバーで大太鼓を叩いてくれてる女の子なんですけど。徳島出身なんですよ。

まっきーさん
まっきーさん

そうなんですよね。

阿波踊りの本場・徳島出身で、まっきーがすごいのはね、寶船に入る前に別の阿波踊りグループにいたの。

そう。

そう、それで、別の阿波踊りグループのときに、徳島の阿波踊り会場で寶船に会ったりして、別のグループなのにうちを見に来てくれたりとかする交流が1回あったんだよね。

そうですね。

そのあとに、その残念ながら所属してた連が解散しちゃったの。

そうですね。

「徳島から通います!」夢を掴んだまっきーの“阿呆の情熱”

そのあと彼女は、アメリカに留学へ行ったりして数年を経て日本に帰国後、「やっぱり寶船に入りたい」と決意して、なんと徳島から東京に毎週通ってたの。

そう。1年近くじゃないですか? もっとかな?

金曜日の夜に深夜バスで東京に来て、それで東京のメンバーの家にそのときだけ泊めてもらって、日曜日の練習に出て、それで深夜バスでまた徳島に帰って、次の日仕事する。

月曜日から仕事すると。だから金曜日の深夜からバスに乗って、土日挟んで毎週東京に来てっていう。

僕ら、今では寶船の新しいメンバーのエントリーのときに、「基本的には東京近郊の方でお願いします」っていうお話させてもらっているのは、やっぱり実際に稽古場に来れるっていう、ちゃんとアクセスできる場所じゃないと、なかなかメンバーとして難しいっていう話をさせてもらってるんですけど。

まっきーだけは例外で。

うん。

徳島から通ってるっていうのは、正直、最初僕、新人メンバーの面接とか担当してるんですけど。はっきり言って、「あ、この人は続かないな」って思ってて、正直。

そのまっきーが、「徳島から通います」っていうのが。

最初、メールフォームからエントリーしてもらうんですけど、うちの場合ね。「徳島在住」って書いてあって。出身はわかるんだけど、「在住」って書いてあって。「毎週、どうやって通うのかな?」みたいな感じで。「1回、今度面接に東京に夜行バスで伺います。うちの事務所に来ます」って言ってて。「まぁ、でも来るのはいいけど〜」みたいな。

正直、実際会ったときに、初めてまっきーに会ったときも、「いやぁ、この感じで徳島から通うのって無理でしょ」って思って、でも本人がやりたいって言ってるんだから、そこは拒否しなくていいから。「じゃあぜひ、来週から来れるもんなら来てください」って心の中で思ってて(笑)、正直。

ハハハ(笑)。

で、次の週も来て。「これはまぁ、1週目だから来れるかな」って思って。で、2週目も来て、3週目も来てって。だんだん、「こいつマジで来るな」って思って。気がついたら1年ぐらい、毎週徳島から通うっていうのやり遂げたんすよね。

で、引っ越してきたんだよね。

そう、引っ越して。

だから、その情熱があったから、今プロメンバーになってる。

そう。ちなみに今プロメンバーのまっきーは、今ブースの奥で僕ら見てます。

(笑)。

そういうね、「阿呆が見る夢」ですよ。完全に。

確かに。

だから、そういうことも人生あるからね、何があるかわからないから。

そう考えるとね、「某『〇〇大陸』のドキュメンタリーに出演する」とかね。

これ、言ってったほうがいいですよ!

「リオのカーニバルに出よう」とかね。「二拠点生活で徳島での仕事増やそう」とか。

確かに。

叶うかもしれない、と。

特にこの“二拠点生活”に関してはかつてやった経験がありますから。

そうだね。徳島でのお仕事が増えてきたらできるかもしれない。

はい!

新しいことに飛び込むと、心は年を取らない

はい、今週のコーナーでですね、ラジオネーム「夜の踊り子」さんが「怖いことでも挑戦したい」っていう話ありましたけど、このメールをいただいて、やっぱり改めて人生の中で、緊張することとか不安だなって思うことを、1年に1個2個はやっていきたいなって、改めて思いましたね。

僕らにとってこのラジオも緊張する初めてのことだったし。

そうだね、今年はこれですね、1番緊張してるのは。

緊張すると、心が年を取らない感じがするよね。

そうだと思います。だから、うちの父親と母親がもう70代とかになってるんですけど。いつまでも心が若い人たちの特徴を見てると、常に新しい挑戦とか、自分の今までに行ったことのない場所に行ってみたり。そういう緊張感のあることを何かやるっていう人は、年取らないなって感じがしますよね。

30周年記念ライブでの集合写真
30周年記念ライブでの集合写真

うーん。

今年、うちの両親も今まで僕らが行ってきたヨーロッパツアーとかに、一緒に同行してきて。

そうでしたね〜。

ベルギー初めて行ったり、スペインのバルセロナ、初めて行ったりとか。結構あの年で初めて挑戦していることとかあるので。そういう、スカイダイビングじゃないけど。何か飛び込むことをね、やっていきたいなと思います。

ホントにそうですね。

阿呆でいい。好きなことを、とことん楽しもう

海外とか行っても、やっぱり1番最初に行った、僕らだったらハワイの初めて踊った景色とか、あの時の肌の熱さの温もりというか、ぬるい風とか。そういうのって絶対に忘れないじゃないですか。

忘れないですね。

で、その時の強烈な印象とか、その時にお客さんから言われた何気ない一言が胸の奥に刺さって。

刺さってる。

それで「これで俺はプロになりたい」みたいなことを思ったりして、今に至るっていうふうに思うんですよ。

はい。

この人生変わった、寶船はこうやって人生変わってきたっていうことが、本になってるんです。

ものすごい流れがうまいですね(笑)! 今、すげーいい感じで、気持ちウルってしてきて(笑)。ここで初めて本の紹介と。

そうなんですよ。僕、本、書いたんです。

いや〜、読みたっ(笑)!!

『踊る阿呆の世界戦略 世界26カ国を熱狂させた NEO阿波踊り集団 寶船の挑戦』という本になってるので。

名著です、はい。

ひろのぶと株式会社から出させていただいて。今ではAmazonとかね、いろんなところで買えるし、スマホでも読めるし。ぜひ、お買い求めいただけたらうれしく思っております。

お願いいたします。

他にもありますか?

はい、ええとですね。寶船ですね、よく「このあとどこで踊るんですか?」とスケジュールを聞かれたりするんですけども、寶船公式アプリっていうのがありますので、ぜひダウンロードしてください。

直近だと今週の土日、8月22日・23日に東京になっちゃうんですけど、下北沢の阿波踊りのお祭りがあるんですけど。ここは関東近郊の方にはぜひ来てほしいんですけど。

やっばい盛り上がります!!

パンパンになるくらい人が集まって、最後に踊るっていうのを今週土日やるんで、ぜひ見に来てください。そんな情報も随時公式アプリで更新していますんで。ぜひチェックをよろしくお願いいたします。

9月5日(土)には稲城阿波おどり大会、6日(日)には神栖オクトーバーフェストに出演予定です。

お願いします!

ということで、「踊る阿呆の無礼講!」今週もありがとうございました。ここまでのお相手は、

プロ阿波踊り集団寶船の米澤陸と——

米澤渉でした。

また来週〜!

米澤渉プロフィール写真

米澤渉(よねざわ・わたる)

1985年東京都生まれ。パフォーマー全員が赤い衣装をまとい、派手なメイクを施して激しく踊る独自スタイルの「NEO阿波踊り」で演者と観客が一体となる熱狂を生み、多数の海外ツアーも敢行。2026年までに世界30カ国で活動を展開してきた。2024年Forbes JAPANが選ぶ「カルチャープレナー(文化起業家)」30組の一人として選出された。2025年、初の著書『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)を出版。2025年10月、父・米澤曜より引き継ぎ、「寶船」連長就任。
X(旧Twitter):@yone-wataru

米澤陸プロフィール写真

米澤陸(よねざわ・たかし)

1991年東京都三鷹市生まれ。米澤家の次男。1995年、父・米澤曜が「寶船」を設立したことをきっかけに、阿波踊りを始める。当時3歳。以降、第一線で阿波踊りダンサーとして活躍。高校卒業後、音楽・演劇などの活動を経て、2012年に寶船のプロ化に携わる。奇抜なメイクやオリジナリティー溢れるスタイルから、寶船のアイコン的立ち位置に。そのインパクトから「金髪の異端児」と称される。2025年夏には、自身が投稿した寶船の動画が1,000万再生を超えるバズとなり、話題に。
X(旧Twitter):@RiceStreamLand

■ NEO阿波踊り集団「寶船」

阿波踊りを主軸に、新たな日本芸能の可能性に挑む“NEO阿波踊り集団”。1995年に産声を上げて以来、阿波踊りの精神を継承しつつ、型破りなパフォーマンスで観客を魅了し続け、これまでにヨーロッパ、アジア、北米、中米などの世界屈指のフェスティバルへの出演や、世界の国立劇場で単独公演を披露。2026年現在までに、世界30カ国に活動を展開しています。2025年4月17日に結成30周年を迎えました。
▶︎「寶船」公式サイト:https://takarabune.org/
▶︎「寶船」X(旧Twitter):@takarabune_info

米澤渉さんの著書

踊る阿呆の世界戦略

踊る阿呆の世界戦略
世界26カ国を熱狂させた NEO阿波踊り集団 寶船の挑戦

米澤渉|ひろのぶと株式会社


【連載】踊る阿呆の無礼講!

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メールtakara@obc1314.co.jp

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    NEO阿波踊り集団「寶船 」連長/株式会社アプチーズ 代表取締役。 1985年東京都生まれ。パフォーマー全員が赤い衣装をまとい、派手なメイクを施して激しく踊る独自スタイルの「NEO阿波踊り」で演者と観客が一体となる熱狂を生み、多数の海外ツアーも敢行。2025年までに世界26カ国で活動を展開してきた。2024年Forbes JAPANが選ぶ「カルチャープレナー(文化起業家)」30組の一人として選出された。2025年、初の著書『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)を出版。同年10月、父より引き継ぎ連長就任。