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洋楽で阿波踊り? 日本人はシャイは思い込み? 世界のパフォーマンスを語る!【踊る阿呆の無礼講!】

米澤渉


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「日本人は世界と比べてシャイだと言われるけれど、実はそんなことがない」

そう話す、NEO阿波踊り集団「寶船」の米澤渉(よねざわ・わたる)さんと、米澤陸(よねざわ・りく)さん。その心とは……?

米澤渉×米澤陸で贈る、ラジオ大阪「踊る阿呆の無礼講!」の第2回。世界最大の日本文化のお祭りであるパリの「ジャパンエキスポ」出演について、世界でパフォーマンスするときに大切にしていることなど、たっぷり語った30分。夏のお祭りシーズンのスタートに、アヤットサー! ヤットヤット!

(執筆:東田たま緒 編集:廣瀬翼)
※本記事は2026年7月14日のラジオ大阪の放送を元に構成しています

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「ラジオを聴きながら眠る」のが1番の幸せ

はい、ということで。2回目、始まりました。

始まりましたね〜。

いや〜、1回目、収録して。それで「落ち着いてしゃべろう、落ち着いてしゃべろう」って思ったけど、やっぱちょっと舞い上がったよね(笑)。

1回目はもうね、なんかソワソワソワソワしてて、かかっちゃって、早口になっちゃって。

イヤホンで聴いてる人なんか、テンションぐわーっていっちゃうかもしれないから、落ち着いていこう!

確かに、この番組、夜の番組なんで。ゆっくり、ゆっくり、こうね。睡眠導入で使う人もいますから。

いるかな(笑)?

10時半には寝る人もいるからね。

まあ、確かにね。陸もめちゃくちゃ、寝ながら聴いてるって言うよね。

それも初回で言いたかったんですけど。僕、ラジオで育ってきてるんで。いろんなラジオとかポッドキャストとかを聴いて、夜寝たり。それがね、1番の幸せなんで。

もう、オードリーさんの「オールナイトニッポン」も毎週欠かさず聴いてるもんね。

毎週! なんなら、今日この現場来るときも、radikoで聴いてきました。

そういう電波に、自分たちも乗ってるっていうのがすごいよね。

いや、ホントに。正直、2回目だけど、いまだに実感してないんで。これからね、がんばっていきたい。

ラジオが、陸が好きすぎて、必ず寝るときにイヤホンで音を鳴らしながらじゃないと寝れないんでしょ?

そうそう、そうそう。なにかしら。

逆に兄として——あ、僕ら兄弟なんですけど。同じ米澤としてやらしてもらってるんですけど。

やらしてもらってる(笑)。いや、本名だから(笑)。

兄弟として、兄として心配なのは、睡眠できてるのかって。

だから全然。ラジオとか、おもしろいと特に寝れないですよね。

そうだよね。

やっぱり、そこは。だから寝れないと、次の日に寝坊したく……するんで。

したくなる(笑)。

したくなっちゃう(笑)。

でも、そういうふうに枕元で聴いてる方もいるかもしれないんで。

だからもう、これオンエアされてる頃には、暑くなってるし。お祭りシーズンも始まるんですよ。

確かに。

ちょうどね、7月14日ってことは、僕らがね、パリの「ジャパンエキスポ」に出演した、ホントにその直後の放送なんで。

2026年で25周年を迎えたジャパンエキスポでは、メインステージでもパフォーマンスしました。

そうですね。

この後、本編でも、ヨーロッパ行ってるよ、とか。海外話とかもていきたいと思ってるんで。

ということで、今週も始めていきましょうか!

いきましょう!

アヤットサー!

ヤットヤット!

「踊る阿呆の無礼講!

日本人は、本当に踊るのが苦手?

ということで始まりました「踊る阿呆の無礼講!」。暑いですね。

そうですね、7月なんでね。まあ、正直ぶっちゃけちゃうと、僕らは収録なんで、今6月ですね。

でも、6月でも暑い。

今日、たまたま暑かった。

毎年日本って、だんだん夏が、もうホントにやばい暑さになってません?

だから、阿波踊り業界って、基本的にお祭りって外でやるじゃないですか。僕がちっちゃい頃とか、それこそ30年くらい前はもうちょっと涼しかったですよね。夏の阿波踊りのときとか。

うん、うん。

今、正直、暑すぎて「ちょっとこのお祭り自体を、8月にやるのどうなのかな〜」って思っちゃうくらい暑いですよね。

実際、そういうことで秋にずらすお祭りもあるらしいですね。

そうですよね。

知らない方のためにちょっと説明すると、阿波踊りって、徳島のお祭りなんですけど。

そうですね。

元々、盆踊りっていうジャンルなんですよ。

盆踊りっていうと、例えば、『東京音頭』とか『炭坑節』みたいな、櫓(やぐら)の周りで回るみたいなイメージがありますけど。実は、全国にいっぱい盆踊りっていうのはありまして。その1つが阿波踊りだったり、沖縄のエイサーだったり、郡上おどりだったり、ねぶた祭りもそうらしいですよ。お盆にやるから盆踊り。

考えたら、日本のお祭りの多様性って、すごいっすよね。地域ごとにまったく違うじゃないですか。

確かに。

なんか、日本だけでもお祭りって言っても、いろんなのがあるから。すごいおもしろいなと思って、いつも。

よく、日本人ってシャイだから、踊りとかってあんま踊らないって言いません?

言いますよね! フェスとか、海外のアーティストが来日すると意外と真面目だなって思ったりとか。

そうそうそう。

なんだけど、実は、国民性でこんだけ祭りとか踊りがあるのって、世界に見ても稀なんで。もしかしたら、実は逆にめちゃくちゃ踊りが好きなんじゃって。

そう。

だから結構、スイッチ入れてなにか踊るモードになったときの日本人って、多分、めちゃめちゃ……真面目な分だけ反動で、すごいテンション上がっちゃうっていうことあるんじゃないですかね。

あ〜! なんか、そうだね。そうかも、そうかも。

寶船も、いろんなところで、海外で踊ってるんですけど。一番多い質問が、「海外と日本、お客さんのリアクションの違いってありますか?」って言われるんですよ。

そのときによく話すのが、実は日本人のほうが、会場を盛り上げたりするときの、一体感がすごいんですよ。

確かに。

みんな個人個人で楽しむというよりは、全体で盛り上がるっている力が強くて。連帯感なのかな。

確かに。

みんなで協力して盛り上げようっていうのは、すごい昔からあったんだろうなって。

例えば、オタ芸とかね。

あ〜。

お客さんじゃないですか。言い方アレだけど。

うんうん。

だけど、あの一体感、何かこれをやるんだよーっていう。あと、サッカーの応援とかね。

野球観戦とかもね。

決まりごととか、「こういうことをやりましょう」ってなった瞬間に、日本人って一気にエネルギー込められる。

団結するっていう。

あると思いますね。

12年連続出演! 寶船が大トリで踊るパリのジャパンエキスポ

いろんなところにね、海外30カ国行ってるって言ってましたけど。

7月なんで、そうもうね、僕らとしては、忙しい真っ盛り。

今年の夏はどんなヨーロッパのスケジュールだったんですか?

だから、もう7月14日ですね。だから、2日前まで、フランスのパリの「ジャパンエキスポ」っていうイベントがあるんですけど、そこに4日間ね、僕ら出演してましたね。

これ、世界最大のね、ジャパンフェスティバルといわれてるんですけど。

そう!

ありとあらゆる、いろんなところで、ゲームとかアニメとか、それから漫画とかのフェスがあるんですよ。コミックフェスみたいな。

その中で、一応パリのジャパンエキスポは最大と言われていて。なんと今年25周年。

そう! そうなんですよね。

でね、呼んでいただいたということで。

僕らだから、2014年ぐらいから、基本毎年出させていただいていて。コロナ中に1回ね、ストップしちゃったんですけど。12年とか出ているわけですよね。

全然、報道もされないし知らないと思うんですけど。そこで、ほんと10年くらい連続で、僕ら日本文化のステージの大トリやってる。

大トリ!

必ず大トリやっている。

ホントに、これだけはね〜、現場でね、どっかで見てみてほしいんですけど。

うん。

やっぱりね、ジャパンエキスポの、大トリのステージって僕らにとっても特別なもので。普通のステージじゃないですよね。

お客さんが最後、うわ〜盛り上がって、最後スタンディングオベーションになって。

場合によってはアーティストとか、スタッフの方が舞台の上に上がり込んできて。

そう!

最後フィナーレをやるっていうね。

ブルーノ・マーズでも踊る! 寶船流は「最後みんなで踊る阿呆に」

たぶん、阿波踊りをあんまりご覧になったことがない人とか、「YouTubeで見ましたよ」っていう人は、すごく揃っている、整った阿波踊り、もう「集団で美しい」っていうもののイメージがあると思うんですけど。

昔は結構カオスな、「無礼講」っていうぐらいなんで。無礼講から始まった阿波踊りは、どんな人も参加できるグチャグチャな祭りだったらしいんです。

そうなんですよね。

狂うっていう字で、「狂踊り」って言われていたらしいです。「阿波の狂踊り」。

そうなんですよ。昔のね、残っているみたいなんです。記録にね。そういうふうに呼んでいたっていう。

寶船はそういうね、整った素晴らしい踊りももちろん大好きなんですけど。“寶船流”としては、最後みんなで「踊る阿呆になろうよ」って言って、最後踊らしたりするの。クラブカルチャーみたいな感じにね。

しかも、最後の最後のフィナーレにやる演目なんですけど。これがあの阿波踊りの楽曲じゃないんですよね。

そうそう、そうそう!

これ、「Uptown Funk」っていうの曲なんですけど。

ブルーノ・マーズのね!

なんで阿波踊りじゃない曲で踊っているかという話なんですけど。元々、30カ国行くときに、アメリカのロサンゼルスで劇場公演をする予定があったの。

はい、はい。

劇場公演のときに、『ラ・ラ・ランド』っていう映画のロケ地にもなった劇場なんですよ。

はい!

『ラ・ラ・ランド』っていう話って、ジャズマンのね、ピアニストの男の人が、本当は自分のクラシックなスタンダードなジャズをやりたいんだけど、なんかちょっとポップスのところで雇われて、シンセサイザーとかを弾く仕事を頼まれてやるっていうシーンがあって。

ありましたね。

そのときの、ジョン・レジェンドっていう黒人の人のバックで、キーボードを弾いてるっていうシーンの映画の舞台になったロサンゼルスの老舗の劇場があって。その有名なゴージャスな劇場で寶船が公演をすると。

そのときに、ツーマンライブで、「Hilty & Bosch」っていう日本人2人のダンサーさん。デュオっていうのかな?

ダンス業界でレジェンドって言われてますよね。

めちゃくちゃ有名。大阪出身だと思うよ。

そうだね。確かに。

ロックダンスっていうのかな。バキバキに踊るようなダンスが超有名な、世界でも優勝しているような人たちと共演することになって。「Hilty & Bosch」からコラボ曲で提案されたのが、このブルーノ・マーズの曲だったの。

そうなんですよ。

そのときのコラボレーションがめちゃめちゃ印象的で。コラボレーションだけで終わらすのもったいないな、と思って、その年の演目から寶船のオリジナル、寶船だけの演目にも盛り込んでっていうね。

元々さ、阿波踊りって、なんの曲でも踊れるっていうのも一つの強みですよね。

そうなんですよ。

なんだけど、あんまりそれが今の時代は、いろんな曲で踊っている阿波踊りの映像って、当時はあんまなかったという。

そうなんですよ!

有名な徳島のレジェンドでお亡くなりになりましたけど、四宮生重郎さんっていう方は。

大師匠です。

「スリラー」で踊ったりしていましたけど。

あと、ジャズのルイ・アームストロングとかで、踊ったりしてましたけどね。

今、あまりそういうことやられる試みをやっている方がいないので、世界のスタンダードで踊ろうっていうことで始めた曲。

そうなんですよ。多分、この2日前のジャパンエキスポでね、めちゃめちゃブルーノ・マーズで盛り上がってるはずなんで。

そう! それがもしかしたら、写真とかに残ってるかもしれない。

動画とかもね。寶船のね、SNS何かで載せると思うんで、ぜひ見てください。

【曲紹介】Mark Ronson ft. Bruno Mars「Uptown Funk」

ということで、今日の一曲お聴きください。

Mark Ronson ft. Bruno Mars「Uptown Funk」

▶︎次ページ:寶船が海外でパフォーマンスするときに大切にしていることとは?

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    NEO阿波踊り集団「寶船 」連長/株式会社アプチーズ 代表取締役。 1985年東京都生まれ。パフォーマー全員が赤い衣装をまとい、派手なメイクを施して激しく踊る独自スタイルの「NEO阿波踊り」で演者と観客が一体となる熱狂を生み、多数の海外ツアーも敢行。2025年までに世界26カ国で活動を展開してきた。2024年Forbes JAPANが選ぶ「カルチャープレナー(文化起業家)」30組の一人として選出された。2025年、初の著書『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)を出版。同年10月、父より引き継ぎ連長就任。