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2026年5月25日「街角diary」田中泰延がお届けします。

田中泰延


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I LOVE PARIS


金曜の日記を3日遅れで公開した加納さんは、田中が相撲のことを書くとか勝手に決めていましたが、金曜の日記を3日遅れで公開した加納さんの思う通りにはいかず、全然違うことを書きます。

仕事のファイルをバックアップしているハードディスクを繋いだら、15年も前のフランスの写真が出てきたんですよ。そっちの写真を並べるだけの日記にしますね。いいですか? 金曜の日記を3日遅れで公開した加納さん?

ということで、これでも聴きながら読んでください。


わかりやすいパリですね。

まぁ、パリといえば行くたびに街並みに目がクラクラします。

いうてもこれは「旧市街」をめちゃくちゃ大事に保存してあるのであって、向こうのほうはガチ都会ですね。

これも15年前の写真ですからいまではもっと高層ビルが多いかもしれません。15年前というと、2011年。日本では震災のあった年でした。写真のデータには、その年の夏と情報がありました。

これらの写真を撮ったカメラの写真もありました。

懐かしい機材です。もう10年以上触ってないけど家のどこかにあります。このカメラを撮っているからには、このカメラを撮ったカメラもあるわけで、もっと小さなコンパクトカメラでした。それはもう誰かにあげてしまったな。

ワタナベアニさんのように、パリへふらっと行きたいのですが、石油は高い、ロシアの上は飛べない、ホルムズ海峡は閉まってる、円は安い、そう簡単に行けへんですわ。おこるでしかし。しょうみのはなし。

おのぼりさんですから、もちろん『アメリ』のカフェなんかも行って、観光客らしい写真を撮ります。

私は、世界中どこに行っても空港でまずレンタカーを借りるので、パリを離れて海の方も行ったりしました。遠征版おのぼりさんです。

この時はノルマンディーをふらふらと。

ジャンヌ・ダルク火あぶりの街・ルーアン、映画『男と女』の街・ドーヴィル、エリック・サティが生まれた港町・オンフルール、世界のおのぼりさんの聖地、モン・サン・ミッシェル、そしておのぼりさんの総本山、ヴェルサイユ宮殿。

車ならどこでも行けるのですが、高速道路でなんかピカッと光った気がして、ほっておいたら日本の住所にスピード違反の切符が届いてました。フランスから。

まめか。仕事キッチリか。日本円で1万円くらい、日本の銀行からフランスの警察に速攻で振り込みました。入国できなくなったら困る。

ダヴィッドが描いた、有名な「ナポレオン一世の戴冠式」は、2枚あるの知ってます? 

縦6メートル、横10メートルある大きな絵ですが、ダヴィッドがナポレオンに依頼されて描いたオリジナルはルーヴル美術館に。ダヴィッド自身がもう一回描いた2枚目はヴェルサイユ宮殿にあります。

どっちがどっちかわかりますか? 飾ってある部屋の天井見たらわかりますね。天井に豪華な装飾がある方が、ヴェルサイユ宮殿です。

2011年に訪れたこの時、その両方を見たくてパリを離れたのですが、プチ旅行してパリに戻ってくると、もはや家のような気がします。

自分はパリに生まれて、パリに育った生粋のパリジャンで、という気が、徐々に、だんだん、まったく全然しませんでした。

それにしても15年経つのは早い。また行きたいので、ワタナベアニさんの鞄に入る練習をします。

最後に、パリといえばこれ。まだ見たことない人はこの機会にぜひ。音もすごいですよ。

ハードディスクにいろいろ写真があったので、またどこか海外の思い出を探してみます。田所さん方式やな。でもあんなにかっこよくなりません。

ではまた来週。

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  • 田中泰延 映画/本/クリエイティブ


    1969年大阪生まれ。株式会社 電通でコピーライター/CMプランナーとして24年間勤務。2016年退職し「青年失業家」を自称し執筆活動を開始。2019年、文章術を解説する初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を上梓。16万部突破。2020年、印税2割スタート・最大5割の「累進印税™︎」を掲げる出版社 「ひろのぶと株式会社」 を創業。