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2026年4月29日「街角diary」廣瀬翼がお届けします。

廣瀬 翼


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ただの土日

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
水曜の「街角diary」担当の廣瀬翼です。

休みの日ってどうしてるの? と聞かれることがあります。

なんとなく答えにいつも悩んじゃうのですが、映画、美術展、展覧会なんかが好みかも。

先週の土日は、土日らしい土日を過ごしました。

そんな土日in大阪をちょこっとおすそわけ。どちらもまだ会期中のイベント・場所ですよ〜!

土曜日|恐怖心展 大阪

ホラー好きな高校時代の友人と、「恐怖心展 大阪」へ。

いやぁ、気味の悪いもの、たくさんありました。

解説のついている展示のゾワゾワ感はもちろんありながら、何の解説もついていない奇妙なものもいくつか……

よだれかけ部分に何が書いてあるのか頑張って読もうとするも「み」しか解読できなかった

かわいい……のに、怖い……

「これは、私も怖い」
「不快だし、嫌だけど、怖いとは違うかも」
「これは、展示されている恐怖心というよりも、中の人の精神性が怖い……」
「意外と、これは私、全然平気」

人と行くと、そんな会話が生まれます。

私がこの日まで全人類が苦手なものなんだと思っていた、金属と金属とか、黒板に爪を立てたりするような「キー!」とも「ギー!」とも言えない音も、友人は全然平気だったりとか。

赤子の鳴き声に「数分ならかわいいけど、『恐怖心展』の空間で聞くと、これが毎日続いたら怖くなるのは簡単に想像できる、怖い」という話になったり。

会場内の他の人たちの会話も、新たな「恐怖心」の考察が生まれていました。

「これ、何で並んでるん?」
「並ばなくても自由に見れるけど、なんか人がいて展示だと並ばなきゃみたいな日本の文化? 強迫観念?」

ゾワゾワと不気味で、だけど怖いというよりも好奇心が沸々してくるというか……終わればみんな、なぜか笑顔。不思議な展示ですが……

考えてみたら、「怖いものみたさ」も、「あの人はあれが怖いんだって!」で盛り上がるのも、むか〜しからある人間の特性なんだろうなぁ。

だから怪談話があるし、『まんじゅうこわい』があるわけで。

『恐怖心展』は友人と行けば、現代版の『まんじゅうこわい』かもしれません。

謎解きアパレル「トキキル」×『つねにすでに』シャツで参戦

記念撮影は、会場にいくつかある黒丸で顔を隠して、ぜひ。この黒丸、光吸収率99%の特殊塗料を使用しているそうで、だからグンと黒くて、ぽっかり穴が空いたような、あるいは上から塗りつぶしたような不思議な写真ができあがりあすよ。

会場には梨/闇『つねにすでに』もあります! インターネットの世界の梨ワールド、ぜひお楽しみください。

▶︎ 「恐怖心展」Webサイト

つねにすでに

つねにすでに
梨/闇|ひろのぶと株式会社

日曜日|三井住友銀行 大阪本店ビル 竣工100周年記念 特別展

今年、完成から100年を迎えた三井住友銀行 大阪本店ビルが、普段は見る機会がほとんどないその内部を無料一般公開するというので、行ってきました。

今回公開されたのは、エントランスと応接エリア。エントランスの仕切りから覗くと営業部の入り口が見えました。

ちなみに、この営業部の中で100周年を記念した大阪フィルの演奏会が行われていたそうで、その動画がニュースで流れていたのですが……なんか不思議な映像です、執務室の衝立の間を縫うようにみんなが座ってる……。

さて、今回の一般公開の目玉は、応接エリアの天井の3,635枚のステンドグラスと、壁のイタリア産大理石。

応接エリアのステンドグラス(出典:日本経済新聞)
※ 一般公開では館内の撮影は禁止

大理石には、ところどころアンモナイトも見つけられましたよ! 大きいアンモナイトから、小ぶりなアンモナイトまで。すごいなぁ。

さらに、応接エリアには展示もあり、その中には設計図の模写も。これがまた、すごい。手描きの書き込み具合に惚れ惚れしてしまいます。ものづくりって、すごいなぁ。

外から見ても、360度大正モダン

屋根で集められた雨は、壁のライオン(?)から下の雨樋に流れていく設計らしいです

雨樋には青銅がつかわれています

ちなみに、館内は写真撮影禁止なこともあってか、Xでは入り口の壁左右にあるこの愛らしい……なんなんだろうこの子は……? がたくさん投稿されていました。口の部分から水が出て、下には排水溝がある設計です。

「魔除け」「雨樋」「連結送水管」「イルカの意匠」など、いろんな“解説”が流れていますが、まだ調べられていません。ちょっとアヒル感ある

かわいいので、ちょっと流行りのChatGPTの手書き風デザインをやってみました……なんだこの、キラキラインスタ女子感……。

文字要素もChatGPTが写真から考えて入れています(AIで生成)

三井住友銀行 大阪本店は現在も銀行店舗として現役。

毎日こんな建物に通勤するって、どんな気分なんだろうなぁ。「地元を守り合えるぞ!」とかこの建物で話してたら、意識も気持ちも上がりそうだけど、この中で「DXを!」とかいう話しをすると、「どの時代にいるんだろう自分は……?」って、不思議な気分になりそうです。

三井住友銀行 大阪本店の一般無料公開は5月2日(土)まで。

住友グループ広報委員会のWebサイトには、三井住友銀行 大阪本店ビルの建築について解説しているページがあります。ざっと目を通してから行くのがおすすめです!

>解説記事のページはこちら

日曜日|レザーストア「スナワチ」

三井住友銀行 大阪本店ビルの最寄駅・淀屋橋から1駅の本町駅には、レザーストア「スナワチ」があります。

この日は、ビルを見てから、駅の近くでインディアンカレーを食べてから、「スナワチ」さんへうかがいました。

ジョージくんも、いたよ!

お目当ては、革下駄。7月が誕生日の父へ、父の日+誕生日プレゼントとして予約してきました。あ、父には内緒なので、これ読んでも「つーさんが革下駄注文したって!」ってツイートしないでね!!

例年は秒で予約が埋まる革下駄ですが、今年はまだ受けてくれているようです!

スナワチさんの革下駄の予約は、明日【4月30日 18時まで】。毎年悩んでるんだよな〜という方は、急げ〜!

▶︎ 「スナワチ」公式X:@Sunawachi

▶︎ 「スナワチ」Webサイト

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    1992年生まれ、大阪出身。編集・ライター。学生時代にベトナムで日本語の先生を経験。食物アレルギー対応旅行の運営を経て、編集・ライターとなる。『全部を賭けない恋がはじまれば』が初の書籍編集。以降、ひろのぶと株式会社の書籍を担当。好きな本は『西の魔女が死んだ』(梨木香歩・著、新潮文庫)、好きな映画は『日日是好日』『プラダを着た悪魔』。忘れられないステージはシルヴィ・ギエムの『ボレロ』。