スマートグラスも気になるやんか。
僕が営むコンタクトレンズの越境EC会社であるLENSMODE PTE LTD(オフィス/配送センター)は自宅から徒歩+電車2駅で15分。帰星すると、土日問わず自宅⇔オフィスの単純往復が基本です。
2003年よりシンガポールから(2013年からはバンクーバーからも)世界9カ国の個人のお客様にコンタクトレンズを提供しております。休まず幾万箱の商品がここから出荷されており、皆様のお手元に届いています。
初来星3日目、昼の部だん。
— 加藤順彦ポール (@ykatou) September 15, 2022
設立19年目となるLENSMODE PTE LTD本社に連れていく。メンバー1人1人がおかんになんやかんや声かけてくれて胸が熱くなってしまった…。
ブランチは皆でバクテー。美味しかった。
午後からイーストコーストを2時間半も散策。(移住して最初の3年は此処にいましたっ) pic.twitter.com/YSUUx3fMNI
(↑ いまは撮影厳禁としており、庫内の様子もシェアできず。以前の拠点におかんを連れてった折のXです。)
新型コロナウィルス禍の折も全飲食店が半年超の強制休業(テイクアウトのみ可)となったなか、シンガポール厚労省から早々に「essential work」と認められ休業しませんでした。当社はシンガポール国内の販売許可はなく国内売上はゼロなんですが、お客様にとってコンタクトレンズが手元になければ日常生活に支障をきたす、と認められ、休むべきでない、として頂いたのです。
視力を補正するコンタクトレンズは生活必需品であり、高度医療機器です。(日本では)眼科医の診察を経て使用が認められるものです。
また眼球に直接触れるので、衛生も非常にだいじ。なので製造環境含めて品質基準も高いです。
世界各国、コンタクトレンズの販売ルールはそれぞれ異なりますが、いわゆる一般消費財ではないのはどこも同じです。規制されてます。たとえばアメリカではAmazonでも売ってませんし、日本でもメルカリでは売買はできません。スーパーやコンビニでも販売されていないんです。
ですので、ロシアでは自動販売機で売ってる!のを知ったときはたまげました。
ウラジオストクに調査に行ってるらしいS女史から、コンタクトレンズの自販機を見つけた!って写真を送ってもらいました。おわアキュビュー、モイストですよこれ。
— 加藤順彦ポール (@ykatou) August 17, 2017
しかし誰でも!いつでも!買えるって…国が変わるとルールかわるなぁ。
ウラジオストク行かなきゃならんわこれは。 pic.twitter.com/MvFjMGDSYF
(↑ S女史は世界を巡る高度医療資材ブローカー。2019年、僕の他家幹細胞点滴事業の端緒も全面支援してくれました。)
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21世紀に入ってからは従来のハード、または2週間・1ヶ月交換型から、衛生面と利便性に上回る1日使い捨てへのシフトが進み、通販需要が拡大しました。
そうそう、使用済みのコンタクトはトイレに流しちゃだめですよゼッタイ。

また、ここ5年で一気に新製品化された乱視用(トーリック)遠近両用(マルチフォーカル)といった視力補正の機能性レンズ製品が普及しました。新世代素材による高酸素透過性の=長時間装用可の製品シェアも拡大しています。つか、ほんとうに良い製品が増えましたね。ありがたし。
さて、そんなコンタクトレンズの商いを長く続けている僕がここ10年以上ずっと注目しているのが「視覚」補正アイウェア(デバイス)です。スカウターみたいな”スマートグラス”ね。何年も前から話題にはなってきた Ray-Ban × Metaが日本でも「技適」通ったようで遂に発売じゃないですか。

InstagramやFacebookを擁するSNS会社Metaが組むRay-Banブランドの所有者は、世界最大のメガネ屋 Essilor Luxottica(エシロール ルックスオティカ) 。
世界中の市井の民が「視力」補正をする際の窓口であるメガネ屋にフレームとサングラスを卸してる巨人です。2018年、最大同士2社が合併してできた独禁法違反会社と言っていい存在。
メガネも取扱商材としてのルールは世界各国で違うんだけど、視力矯正具を販売すること自体が許認可制になってる国が多く、実店舗を持たないMetaがこれから「視覚」補正のデバイスを売ってこうとしてるなかで、10年以上前からEssilor Luxotticaとやりとりしてたのは必然なんですわな。
他は最近はシンガポールでもメガネ屋で発売が始まったスマートグラス「even」が気になってます。

「視覚」デバイスRay-Ban × Metaも、このevenも、メガネ屋で販売することを前提にビジネスモデルが創られているのは、同時に「視力」補正のアイウェアの機能も果たすことが前提になってるわけですが…さてどうでしょう。
23年間、世界数百万人のエンドユーザー様と直接やりとりしてきた僕からすると「その目論見はどうかな。」と思う点は多々あり。一介の通販オヤジですが、僕自身はコンタクトレンズ産業は少なくともあと50年は盤石と思ってます。
その理由は… と語りたくもありつつ、ま今日のところはこのへんで。





