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2026年3月16日「街角diary」田中泰延がお届けします。

田中泰延


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世の中を良くしたいと本気で考えること

あす3月17日は、ひろのぶと株式会社の6周年である。

よくもまあ、ここまでやってきた。わけがわからない。

明日はいろいろなお知らせがあると思う。


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あと、明日は今野良介の誕生日である。

いま、彼が編集者として世に問うた新刊、土門蘭『ほんとうのことを書く練習』をじっくり読んでいる。

彼が「文章術」の本に取り組むのは何度目だろうか。編集者として追求するテーマのひとつだろう。

「文章術の名を借りたおもしろ本」みたいな、愉快犯みたいな『読みたいことを、書けばいい。』を今野良介と作ってしまった自分としては、土門蘭さんの「書くこと」への真摯な問いかけには、正座して向かい合って、またじっくりと思ったところを書きたい。

今野良介には、そろそろ年齢も追い越されそうな気がする。


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さらに、あす3月17日の夜には阿佐ヶ谷のロフトAで上田豪×オケタニ教授の「コンプライアンスなんてぶっ飛ばせ 2」が開催される。

たぶん、なんだかよくわからない笑いに包まれる空間になると思う。

6周年記念日のひろのぶと株式会社は全員会場におりますので(ひとりは壇上)、みなさん、会いましょう。


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3月27日の金曜にはリム・カーワイ監督の映画『あなたの微笑み』が、下北沢のシモキタ – エキマエ – シネマ『K2』で上映される。

主演の私が登壇する。本当に主演なのである。

当日は監督と4大主演がそろって登壇します。

ぜひきてください。


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4月3日には高円寺からの配信、第21弾!「僕たちは田中と上田と前田です」を、夜8時から2時間お送りする。

こちらはみなさんからの寄付で成り立っております。

あまりはっきり言いたくはないが、お金、あとお金、それからお金をお送りください。

上記のnoteへのチップ、もしくは
ソニー銀行
店番号001
普通 4253531
へよろしくお願いいたします。


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土曜は、40年近い付き合いの仲間たちと久しぶりに集まった。

経営者、学校主宰者、投資家、60代にしてついに起業する大学教授などなど、であるけれども、ただの酔っ払いの会である。

最後はジャンケンして誰か1人が全部払うという恐ろしい伝統を守るめちゃくちゃな会である。

この中には、うちの会社の大株主として応援してくれているメンバーもたくさんいるので、出たばかりの新刊を見せた。みんな刊行を喜んでくれた。

酔っ払って、アラカン世代の俺たちは下の毛が白くなってきたという話をしながら考えた。

この酔っ払いたちは、40年前からうわごとのように「世の中を良くしたい」と本気で言っていたのだ。

いまこうして集まって酔っ払うとさらに本気度が上がって、「生きてる時間も長くないから、なにか世の中を良くしてからあっちへいきたい」と言うのである。

シラフでも酔っ払ってるような連中の大言壮語であるけど、酔っ払わないで何ができる、とあらためて思った。

自分なんかどうでもいい、何か変えてみたい、変われば一番いいけど、うまく変えられなくても変えようとした道はそこにできていて、誰かが歩いて道を広げてくれるかもしれない。


帰りみち、深夜の青山墓地をひとり歩きながら思った。


かおたんラーメンは我慢した。

お金持ちになりたい、偉くなりたい、どうしたらなれるか、という記事がSNSにはあふれている。

だが、僕が知ったその方法は、お金持ちになりたい、偉くなりたいとか考えずに、「世の中の良くないと思うところを良くしてみたい」と本気で願うこと、だと思う。


その結果、ここに集まった人たちはお金持ちになったし、偉いといわれるようになったのだ。

自分は、いまやっと、世の中のここの部分を良くしてみたい、と思い始めたところである。


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日記なのにいろいろとお知らせばかりで実に申し訳ない。

木曜にはまたハイエースで大阪まで往復するので、気が気じゃないのです。

交通安全、祈っといてください。


ではまた来週。

 

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  • 田中泰延 映画/本/クリエイティブ


    1969年大阪生まれ。株式会社 電通でコピーライター/CMプランナーとして24年間勤務。2016年退職し「青年失業家」を自称し執筆活動を開始。2019年、文章術を解説する初の著書『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を上梓。16万部突破。2020年、印税2割スタート・最大5割の「累進印税™︎」を掲げる出版社 「ひろのぶと株式会社」 を創業。