縦の糸はあなた
げんげん 源泉徴収義務者特別控除制度 げつようび。おはようございます。
ここ数日、毎日違うことをやっている。
いや、人間は、じっさいのところは、だれでも毎日、毎時間、「違うこと」をやっている。
1人の人でも、いろんな仕事を進めている。案件はひとつではない。取引先もひとつではない。やりかけのもの、まだ手をつけていないもの、もうすぐ終わりそうなもの、いくつかの違うことを並行してやっているのである。
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10月17日(金曜日)
「虎ノ門広告祭」のオープニングレセプションに行った。
自分がもらったパスがおかしい。


違うと思う。

広告の仲間と久しぶりに会うのは楽しい。

「あべちゃん」で1人、玉子焼きを食べた。
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10月18日(土曜日)
「寶船 結成30周年記念ライブ」へ行った。

この感激をどう伝えよう。

阿呆になって踊るしかない。阿呆になった私を廣瀬が撮っていた。

本を売った。

「つるとんたん」でうどんを食べた。
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10月19日(日曜日)
「宣伝会議田中泰延クラス」の最終講義。

うまく教えることができたかどうかわからない。第一期卒業生のみなさんには活躍していただきたいと願う。
麻布十番で北京ダックを食べた。
写真を撮り忘れた。
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10月20日(月曜日)
「虎ノ門広告祭」で登壇。
映画『タローマン』の話を藤井亮監督とする。
登壇者紹介用のスライドにと、藤井亮監督とのツーショット写真を探すが、ツーショットがない。


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10月22日(水曜日)
またラジオの収録が回ってくる。大阪へ行く。

人様に話を伺うからには、質問を用意する。そのためには準備しかない。
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人は、かなり器用に、束になった糸のような記憶を手繰り寄せ、ああ、この色の糸だったか、この繋がりだったかと思い出し、結んだり、編んだり、時には切ったりしている。
ある程度済んだなと思ったら、その糸を手放し、また次の糸を手繰る。
次の朝にはまた、ぐちゃぐちゃになった糸の束を眺め、どれを引こうかと考えて1日が始まる。
ではまた来週。
今週も私は何か違うことをやるでしょう。