7/1(水)
6月の日記が公開され、届いたメッセージに返信。ありがとうございます。
SnowManのテレビで、BTSの弟分にあたる韓国アイドルが踊っている。奥さんと娘たちはそれを見て目がハートになっている。「パパも踊ろうか?」と聞いたら長女が「今ちょっと待って」と言うので、待っている。
7/2(木)
仕事終わりに久々のウチヤマダフーヅ朝礼。痛快ブラック正論。
ジムで2000mスイム。月曜から今日まで毎日100mのインターバル×10本+αをこなした。最近は息継ぎなしの50mにトライしているが、苦しさが極限に達すると屁が出そうになる。ここで屁をこくわけにはいかない!と理性が邪魔をして、どうしても40mくらいで息継ぎしてしまう。尻呼吸をマスターしたい。
上田さんの街角diaryで、今日の夜Youtube鼎談があることを知る。リアルタイムでは見られなかったが、週末の楽しみにとっておく。
7/3(金)
カビ対策を強化しようとAmazonで洗剤を物色。以前使っていた液体洗剤の名前が思い出せず、ChatGPTに聞いても「カビキラー」としか答えない。「宇宙刑事シャリバンみたいな名前だったはず」と返したが、やはり返ってくるのは「カビキラー」であった。仕方なく大量の購入履歴を遡り、見つけたのは「逆性石鹸オスバン」だった。AIもまだまだである。
ちなみにオスバンには生乾きの洗濯物を生き返らせる効能もある。まだの方は試されたし。
7/4(土)
2週続けてノーサーフの週末。早朝から娘を部活に送って行き、帰り道に燃え殻さんのBEFORE DAWNを聴いた。また1時間番組に戻って嬉しい。
アルゼンチンVSカーボベルデの大激戦を観たのち、Youtube鼎談「僕たちはぶっとばしたい奴がいる」を遅れて視聴。今回も最高に面白い。
午後は図書館からのジムでウェイトとスイム。久しぶりに心拍数170をスコアした。
最近は毎晩のように歌番組をやっている。ディズニーオンアイスとのコラボだろうか、スケートリンクで歌うNiziuの後ろで、ディズニーのキャラクターが踊っている。ミッキーマウスは出ていない。”ミッキーマウスは世界に一匹しかいないため、世界各地のディズニーランドに同時に現れることは絶対にない”という話は有名である。例えば東京ディズニーランドでパレードに出ている時間は、他のどの国のディズニーランドにもミッキーの姿は絶対にないのだ。
ちなみに、私もだ。
7/5(日)
昼過ぎにTrigger Coffee Industryへ。オープン1周年ということでお祝いに顔を出した。コールドブリューは完売。アイスアメリカーノをいただく。相変わらず絶品。コーヒーにハマった先輩の、人生の結晶。いつか文章に纏めたい。
夕方、T子さんに会いに病院へ。最近は喉の調子が芳しくないため、ほとんど喋らないT子さん。面会時間中、じっと目を見ながら、話しかけ、時々手を握る、という流れが多い。時々うっすらと微笑むのが分かる。声がなくても会話はできる。
7/6(月)
サッカーW杯でノルウェーがブラジルを撃破。ハーランドの2発。猛スピードで動く超巨体。物理学に反している。
『ガス人間』を観始めた。これは…平日に観るのは危険。ものすごく、おもしろい…。
7/7(火)
上がらぬ賃金、進む物価高。どんよりと閉塞感漂う日本。七夕の今日、たくさんの人が短冊に願いを書いたことであろう。これからスタッフが日本中の短冊を集めて回り、私のところに届くのが月末付近である。そこから一つずつ、全ての願いごとに目を通し、どれを叶えるか決めるまでさらに1ヶ月。今年もできる限り公平に決めるつもりだ。各自、期待して待たれよ。
7/8(水)
仕事から帰ると、スナワチにオーダーしていたナローベルトが届いていた。奥さんの要望に合わせて前田さんにオーダーした一品。イメージ通りの仕上がりに奥さんも大喜び。前田さん今回もありがとうございます。
ベルトにテンションが上がった奥さん、そのまま女子バレー代表の対ブラジル戦を応援し始めた。大声で「あーっ!」「おしい!」「くぅーっ!」と多種多様な咆哮。おそらく中四国地方全域に響いている。やがて日本が負けた瞬間「ふぅー」と、空気が抜けたようなため息をついた。「選手より疲れとるやないか」と笑うと、くるりとこちらを振り返って「わて?」
わてて。
7/9(木)
義理の両親が来て一緒に食事。ひょんなことから数年前に起きた下着泥棒の話になった。
隣町で下着泥棒が頻発した時期があった。すぐに犯人が捕まり、事態は収まったそうだが、驚いたのはある被害者(60代女性)の行動である。なんと、盗まれた下着を警察まで取り返しに行ったというのだ。得体の知れぬ悪人の手に触れた下着など身に付けたくないはず。そう思った近所の人が「ほんまに取りに行くん?」と聞いて返ってきたのは「ワコールの、ええやつじゃけん」
いろいろと分からないことだらけだが、ワコールがすごいことだけは分かった。
7/10(金)
朝、車のエンジンをかけるとカーナビが必ず「今日は⚪︎月⚪︎日 ⚪︎⚪︎の日です」と、その日が何の日かを教えてくれる。しかも、いつも少し捻ってくる。例えば5月5日。「こどもの日」と言うかと思ったら「今日は5月5日。楽しくドライブする日です」と言った。この日から、私は気になった日をスマホにメモしている。7月3日。誰がどう考えても「波の日」だろうと思っていたら「今日は7月3日。ソフトクリームの日です」と言った。そして今日、誰もが納豆の日だろうと予想するこの日に、果たしてどんな捻りをみせてくるかとエンジンをかけると「おはようございます。今日は7月10日。納豆の日です」えらい俺の感情もて遊ぶやん?
7/11(土)
早朝から水回りの掃除。カビキラーの原液を刷毛で塗る作業など。鼻が完全にイカれた。
『鉄槌教師』を最終回まで観終えてしまった。最後まで痛快すぎたぞ…と、そのまま『ガス人間』の2話、3話を観た。面白い。面白すぎる。わけがわからない話が好きだ。最後まで観たかったが、グッと我慢である。数日前から太平洋に南うねりが炸裂しているのだ。というわけで、20時に家を出て徳島にやってきた。今夜は鳴門で車中泊。うずうずしている。
7/12(日)
5時起床、コーヒーを淹れて波チェック。目当てのポイントは割れづらく微妙なコンディション。すこし南下してビーチで1ラウンド。潮の引き始めが良かった。
朝イチでチェックしたポイントまで戻ると、潮が引いてコンディション上々。着替えてサクッと1ラウンド。昼過ぎに上がって撤収。聴きたいラジオがたくさんあったので瀬戸大橋以外は下道でのんびり帰った。16万キロ走ったプリウス、ルーフボックスを付けても、エコ運転を心掛ければリッター26kmと燃費が良い。
7/13(月)
ジムが大混雑。目当てのスミスマシンは20分待ちであった。これが本当のウェイトトレーニングである。
7/14(火)
朝のYahooニュースに「猛暑日100地点超えか」と出ている。見ると日本地図が真っ赤に色付けされている。いつも思うのだが、なぜ赤なのか。人間は、地図が赤く塗ってあるとどうしても暑く感じてしまう。暑い日ほど地図を青や水色で表すべきである。そうすればどれだけ気温が高くても体感的には暑い。
7/15(水)
仕事から帰ると玄関ドアを開ける前からキャーキャーと歓声が聞こえた。今日から男子バレーの試合があるのを思い出した。相手は世界ランク1位のイタリア。ものすごい試合だった。奥さんと娘たちの声援が黄色い。そして甲高い。高すぎる。ジョージアブラウンが放つ10オクターブ目のソの音くらい高い。日本はフルセットの激闘を経て見事に勝利。家が揺れた。サザエさんのエンディングくらい揺れた。
7/16(木)
仕事終わりに下肢ウェイトからのスイム1500m。インターバルとノーブレスで心肺の鍛錬。無呼吸が限界に近づくと屁が出そうになるのは私だけだろうか。というか、今日は出た。盛大に出た。私はガス人間。
7/17(金)
山菜を採りに山へ入った老人が熊に襲われたというニュース。これだけ熊の出没が話題になっているのに、なぜ行くのか。山菜?山菜そんなにか?と思う。熊に遭遇して「人間さんこんにちは。ほほぅ、山菜採りですか。ワラビはもう終わりましたね。これからはジュンサイですよね」などという会話に発展することはまずない。ただ襲われるのみである。
民俗学者の南方熊楠は『熊が人間を救いし話』というエッセイの中で『熊の窟』という奇談を紹介している。ある猟師が谷底に落ちてしまい、熊に命を救われ、手厚く看護されたという。猟師が回復したのち、熊は猟師を窟から送り出す。原文には「名残惜しげにみえて、登るべき路まで案内して別れ去りけり」とある。しかしこんな優しい熊が存在しないことは、連日のニュースで証明されている。
ちなみにこの猟師、それがわかっていたのか。別れた後で命の恩人、いや恩熊であるその熊を鉄砲で撃ち殺し、捌いて肝を持ち去る。それを奉行所に献上して経緯を話すと「なんと不義理なやつ。けしからん」と、処刑されてしまう。作者は人間の強欲と応報を教訓的に示したかったのかもしれないが、この話で得られる教訓は「政治は人事」これに尽きる。
7/18(土)
5時半起床。朝食からのボードメンテナンスからの水回り掃除。そして『ガス人間』を観た。途中で止められず、最後まで観た。おもしろすぎたぞ…。
昼、中学の同級生SがRIZINに出場。46歳。感服。すごすぎる。勇気をもらうとはこういうこと。
夕方、T子さんに会いに病院へ。今日は調子が良かった。よく笑い、よく喋った。うれしい。笑顔の写真を撮って祖母へLINEで送った。祖母は95歳ながらLINEを使いこなしている。LINEどころか、証券会社のアプリまで使いこなしている。株に関する最近の口癖は「グロースは買わん」である。
7/19(日)
もう何日も、22時すぎに寝て5時半に起きている。最近は夜に本を読まず、朝起きて食事をするまでの間に読んでいる。
娘の買い物の付き添いで近所のショッピングモールへ。2億人くらい客がいた。
家族が皆、日曜の夜とは思えないほどにのんびりしていて、世間が3連休であることを思い出した。私は明日出勤。最高裁まで行く。
7/20(月)
5時に目が覚めてワールドカップの決勝戦を観る。アルゼンチン対スペイン。延長戦にもつれ込んだ大接戦をスペインが制した。凄まじい試合。私なりに分析してみたが、スペインの勝因は延長戦での得点だと思われる。サッカーの試合では相手よりも多く点を取ることが重要なのである。
夕方5時になっても気温36度。揺れる路面。真夏の仕立見本のような暑さ。仕事帰りにジムへ行くと、会員証のスキャンで変な音がした。スタッフが出てきて「今日は祝日営業なのでナイト会員の方はご利用になれません」とのこと。続けて申し訳なさそうに「どうしても利用されたい場合は時間外料金の1,100円が必要となります」
最高裁まで行く。
7/21(火)
何事も力んではいけない。特に屁。
7/22(水)
数学の証明の問題で悩む次女に「証明のコツはな、先に答えが書いてあるだろ。だから解答欄に”全くその通り。私もそう思う”って書けばいい」とアドバイスしておいた。次女はこちらを振り返ることなく、難しそうな顔をしていた。ちょっと説明がわかりにくかったか。
7/23(木)
Zoomの打ち合わせで「私の声、聞こえてますか?」と聞いて、聞こえていなかったことがない。会議室の端から確認しても絶対に聞こえている。基本的に声が大きいのだ。そのことが、少し恥ずかしい。
夕方、韓国からウチヤマダフーヅ朝礼。純粋に食欲を唆られてしまった。韓国行きたい…
7/24(金)
有給休暇。所要数件。先月申請したパスポートを市役所で受け取るなど。そして昼からはフリー。つまり2.5連休。しかし太平洋も日本海も、どこにも波がない。時間だけがある。湿った花火を与えられたようなものである。
気持ちを切り替えてインドアを楽しむべく、Netflixで『Tシャツが乾くまで』を観る。面白すぎて、これはこの3日間で一気に観てしまうぞ…と慄いていたら、なんと週1で放送されているテレビドラマのようで、2話までしか観れないではないか。最高裁まで行く。
7/25(土)
朝起きて最初に本を読む生活が良すぎる。今日も窓の外が明るくなるのに合わせて本を開いた。寝起きにスマホを開くのに比べたら、ほとんど目が疲れない。ネット記事のように広告が表示されることもない。私は文章を楽しむと同時に”食べる”感覚で読んでいる。最近では、人間が起きて最初に摂るべきはコップ1杯の水ではなく、美しい文章だと思うようになった。
昼、『Tシャツが乾くまで』の3話と『最後列からの声』を観る。
夕刻、プールで力尽きるまで泳いだのち、前職の先輩方と半年に1度の定例焼肉会。K夫妻からワールドカップ観戦旅行の話を聞いて為替の脅威に震え上がった。ダラスのスタジアムで350mlの缶ビールが1本3,500円…
7/26(日)
暑すぎる。37度。もはや風呂。
『最後列からの声』を最後まで観た。全6話、面白すぎてあっという間だった。最後に『オールドボーイ』を思い出した。チェ・ミンシクは復讐されがち。
昼過ぎから奥さんと外出。図書館で10冊借りて食材の買い出しへ。米が少しずつ安くなっている気がする。土用の丑の日ということで、スーパーの入り口に鰻の屋台が出ていた。炎天下で炭火。どちらかというとスタッフさんの方が蒲焼きになっていた。
7/27(月)
寝る前に玄関の靴を全て揃えておいたのに起きたら月曜になっていた。到底納得できない。
今日も安定の酷暑。同僚が「夏バテでしんどい」と言っていたが、そもそも「夏バテ」とは何なのか。夏特有の疲れだとすると、私は夏バテになったことがない。暑さによる食欲不振など全く経験がない。鈍感なのだ。ときどき「気圧のせいで頭が痛い」などという人がいるが、これも全くわからない。極めつけは「水星逆行」である。水星が通常とは反対方向に動いているように見える現象らしいが、これが発生すると、気分が上がらない、体調が狂う、仕事が思い通りにならない等、いろいろな現象が起こるという。んなわけあるかい。
7/28(火)
思うところあって角幡唯介著『書くことの不純』を捲った。生死の極限について考える。
7/29(水)
「川島明 そもそもの話」に燃え殻さんがゲスト出演ということでradikoにて拝聴。燃え殻さん、熱い。エッセイは欠かさず読んでいるつもりだが、それでも初耳なエピソードがいくつかあった。
7/30(木)
ジムで、見たことのないムキムキな人がダンベルカールに励んでいた。本気のトレーニー、いわゆるボディビルダーである。肩のところが細すぎるタンクトップを着て、上半身がほぼ出た状態でフンフン。やがて巨大なダンベルを置き、鏡の前でフゥーッ!と息を吐きながらポージング。向きを変え、腕を回してポーズを変える。そしてフゥーッ!初めて間近で見たボディビルダーのポーズ。ヨッ!キレてる!胸がケツ!上腕二頭がチョモランマ!肩にジープ乗せてんのかい!…声をかけたいのをグッと堪えてプールへ行くと、こちらはアクアビクスの真っ最中であった。T.M.Revolutionの「HOT LIMIT」に合わせて水中で踊り狂う高齢男女。波立つプールで流れに負けずクロールに勤しんでいると、時々隣のレーンから足が飛び出てきたりする。ナマ足魅惑のマーメイドである。言うてる場合か。と、抵抗だらけの流れに揉まれながら1500m泳いで27分15秒。遅い。不甲斐ないが、あの泳ぎにくさでこのタイムなら仕方ない。シュンスケ的にはオールオッケーである。
7/31(金)
月末の金曜日。最高気温は安定の37度。そこで安定するなと言いたい。冷房の効いた部屋から外に出た時の、全身をやさしく包み込むような夏の空気を、もう何年も味わっていない。
今月も相変わらず、本を読み、働いてトレーニングして週末は波乗り。時々ラジオ、ドラマと映画。とにかく単調で何も起きない、しかし激動の日々であった。
さて、昨日から日本海側に微弱な西ウネリが届いている。大気海洋境界領域における水塊構造・海流動態の時空間変動解析、溶存化学物質の鉛直プロファイル策定のために島根にやってきた。今夜は久しぶりの車中泊。これをアップして寝るとする。
7月が終わった。
唐木俊介 エッセイ
1980年生まれ 広島県在住 会社員





