ちょいと気になる㉚
おはこんばんちは。
広告探偵の上田豪です。
先日、俺と一緒に阿佐ヶ谷ロフトAでトークライブをやった写真家のオケタニ教授 @yakei_ojisan が作品として撮っているのが「夜景おじさん®️シリーズ」。
なんちゅうかね、3年ほど前に俺も夜景おじさん98号として写真を撮ってもらったわけなんだけど、なんとその写真が、養老乃瀧グループ「一軒め酒場」2026年4月からの新メニュー表紙の写真として採用されちゃったのよ。

この撮影をした頃のことを思い返せば、会社を畳んで数ヶ月後、オケタニ教授から「夜景おじさんとして撮らせてほしい」と声をかけてもらったんだけど、その理由を思えば「そんな時期の俺に気晴らしをさせてくれたのかな」とか思ったりもするし、「あの時期の俺はちょうどいい具合におじさんとしてくたびれてたからかなあ」とか思ったりもするけど、いい写真が撮れたのであればそんなことはどうだっていいんですよ。
というわけで、この歳になってまさかのモデルデビューを飾ったわけなんだけど、なんちゅうか本当に俺自身何が本業なのかうっすらよくわからなくなってきた今日子の吾郎というわけでね、これを読んでるみなさんはぜひお近くの「一軒め酒場」へ飲みに行ってほしいし、店舗でこのメニューを見かけたら是非メニューと一緒に写真を撮ってSNSで投稿してくれたら嬉しいなあ。
ちなみに表紙の写真はこの写真集に収録されているので、もしよかったら買ってみてください。

さて。
前書きもそこそこに今日も「いま何を読まされたんだろう」という読後感を味わえる木曜日。例によって今週も見切り発車で着地点の見えない旅へ。
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4月8日。
どうやら今日は「出発の日」と言われているらしい。
由来は語呂合わせだと思うのだが、4、8をシュッパツと読ませるには少々強引が過ぎないか?そうでもないか?消化器内科?
それでも春も中盤に差し掛かるこの時期が「出発の日」とされているのはポジティブな新生活に踏み出す感じがして悪くない。
4月8日、出発の日。ええやんええやん。シューッ。
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4月8日。
一方でこの日は「忠犬ハチ公の日」でもあるらしい。
ちなみについ忠犬を中堅に脳内変換してしまうのは野球人にはお約束。しかも中堅(センター)の守備番号8だしね。
センターで背番号8といえば「ミスター赤ヘル」山本浩二。異論は認めない。


つまり「忠犬ハチ公は山本浩二説」、とかうっかりトークライブ向きの強引な話をここで始めても仕方がないので話を戻す。グイッ。
ええと、なんだっけ。
そうそう忠犬ハチ公だ。
ご存知の通り、ハチ公とは渋谷の駅前で主人の帰りを待っていた犬だ。
何時に帰ってくるかもわからない主人を、ただひとつの同じ場所でひたすら待ち続ける存在だ。
出発する主人と、そこに止まり待ち続ける犬。
と、ここまで書いてちょいと気づいちまったんだけどさ、4月8日は「出発の日」と「忠犬ハチ公の日」、つまり、前に進むイメージとそこに止まるイメージ。そんな対照的な印象がこの日には同居している。
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4月8日。
さらに調べるとこの日は「タイヤの日」でもあるんだって。
春の交通安全運動と8という数字がタイヤの輪を連想させるかららしいんだけど、やっぱりこれも強引がすぎないか?そうでもないか?消化器内科?
と、ここまで書いてさらにちょいと気づいちまったんだけどさ、「出発の日」と「忠犬ハチ公の日」は対照的だと思ったのだが、よーく考えてみれば「タイヤの日」が入ってくるとちょいと話が違ってくるんですよ奥さん。
タイヤは出発の象徴でもあり、かつ、接地の象徴。どれだけ車で遠くへ走ろうともタイヤは回転を続け、そして常に道路に触れ続ける。
つまり。
転がり続けながら同じ場所に接地し続けるという意味で言えば、「タイヤの日」には、前に進む意味としての「出発の日」と、忠実に止まり続ける=接地し続ける意味としての「忠犬ハチ公の日」が見事に同居しているのだ。
ここまでいいですか?
みなさん、俺が何を言っているかわかりますか?
置いてけぼりになってませんか?
海は死にますか
山は死にますか
風はどうですか
秋は死にますか
空もそうですか
おしえてください
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なんつって、うっかりさだまさしってる場合じゃなかった。
考えてみれば、新しい旅立ち(新生活とか新しい挑戦とか変革とか)というのは、「どこかへいくこと」というよりも「どこかと繋がり続けながら進むこと」なのかもしれんし、「離れること」じゃなくて「繋がり方を変えること」なのかもしれん。
前に進むこと。止まること。接地しながら転がり続けること。
それでも共通しているのは、どれも必ず時間は動いているということ。
そして人の人生に例えるならば、
その3つはどれも決意のカタチなのだ。
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4月8日というのは、
その三つが存在する不思議な日なのかもしれない。
だから今日くらいは考えてみてもいいかもしれない。
自分の人生を前に進めることだけでなく、
普段の自分は何に支えられて、何を信じて待ち、
どこに帰ろうとしているのか、みたいなことを。
なんつって。
どうでもいいか。どうでもいいな
上田 豪 広告・デザイン/乗り過ごし/晩酌/クリエイティブ
1969年東京生まれ フリーランスのアートディレクター/クリエイティブディレクター/ ひろのぶと株式会社 アートディレクター/中学硬式野球チーム代表/Missmystop





