僕たちはどうでもいいこと話したい
げんげん 源五郎丸洋1981年ドラフト1位指名 げつようび。
1981年なんか、昨日のことのようだ。というのは嘘で、やっぱり昔のことに感じる。
自分の記憶が「昔っぽくなくなった」のは写真がデジタルになってから、という気がする。それまではフィルムで撮って紙に焼いた写真が「思い出の光景」であって、カラーであってもどこか色褪せていて、解像度も低かった。使い切りカメラで撮った写真も多かった。
そんな「誰かの記憶」の中に入っていけるようなサイトがある。

高橋祐司さん
https://x.com/yujitive
https://www.instagram.com/yujitive/?hl=ja
の「YUJIFILM」

写真展にも伺った。
記憶は写真によってできる。「私が子供のころ、」と語る思い出には自分の姿があったりする。
それがあんまり鮮明なのもどうかという気がしないでもしなくないでもしちゃったりなんかしたりする。
どこか色褪せていたり、モノクロームだったりすると、人生にも幅がある気がしていいじゃないですか。
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モノクロームといえば、もう足掛け8年、モノクロでお送りしているYouTube配信がある。
東京・高円寺のヒマナイヌスタジオからお送りしている。回数も重ね、先日、第20回を迎えた。
「僕たちはどうでもいいこと話したい」

ヒマナイヌスタジオのチャンネルには過去20回のアーカイブがあるので覗いてみてほしい。いつでもどうでもいい話をしている。たまに「えっ」という感じのゲストもカウンターに座っていたりするので、たまたま見つけると面白いです。
色を取り去るということは、情報を減らして、見る人の脳の一部をあえて停止させるか、もしくは逆に補完する作業をさせるものである。
白黒で配信しているとたまに「バカかよカッコつけやがって」というコメントがつくが違うのメイクしなくていいから準備が楽なのよ。失礼しちゃうわ。
あ、番組ではスポンサー企業を募集しています。
まだ何の色もついておりません。クライアント様、あなた様の色に染まります。
はい、コカコーラさんがついたら真っ赤な画面にしますし、ポカリスエットさんがつくなら真っ青にしますよ。なんでもやります。お金大好き。
ではまた来週。





