【メッセージ】いい人だけど、うっかりが多い上司との接し方を教えて!
陸
「踊る阿呆に相談だ!」
僕たち踊る阿呆に相談すれば、新たな視点が見えてくる……かもしれないということで、全力で相談に乗っていきます。というわけで、1通目、よろしくお願いいたします。
渉
ラジオネーム、プッキューさんからいただきました。
陸
ありがとうございます。
渉
「転職して数カ月なのですが、直属の上司がとてもいい人なんだけど、かなりのうっかりさんで、どう接するのが正解なのか悩んでいます。上司は悪気がなく、私のことを気にかけてくれたり、『わからないことは聞いてね』と言ってくれたりする、基本的にはとてもいい人です。
ただ、とにかく確認や記憶がちょこちょこ抜けます。例えば、『昨日、新しいフォルダを作ったからそこに入れて』と言われた翌日に別のフォルダを指定されたり。PDFの修正指示を手書きでもらったので、わからないところを『これどういう意味ですか?』と聞いたら、『あれ、なんでこんなの書いたんだろう。なんだっけ。一旦放置でいいよ』となり、私は『今日書いた指示ですよね……』と思いました。
ただ、本人は本当に悪気がなく、間違いを指摘すると『あ、そうだった』と素直に認めてくれるので、嫌いにもなれません。もちろん、私も確認するようにはしているのですが、まだ仕事に慣れていないので、そもそも上司の指示があっているかを毎回確認するところから始めるのが、少し大変です。こういう、“いい人なんだけど、うっかりが多い上司”と仕事をするとき、みなさんならどう付き合いますか?」という相談です。
陸
なるほど。リアルな悩みですね。
渉
これね〜。
陸
これね、プッキューさんにぜひ言いたいんですけど。リーダーだったり、先輩だったり、いい先輩ってなんだろう、ってことを考えたときに、「1番仕事がのびのびできる環境を作ってくれる人」。これがいいリーダーだと思うんですね。
渉
そうですね。
陸
で、考えたときに、僕はもちろんこの上司の方がね、すごくおっちょこちょいだったり、意外とやってたことをやってなかったりとか、あるかもしれないですけれども。そのちょっと言い方アレだけど、「頼りない上司だな」っていうふうなところから、プッキューさんが「私が頑張らなきゃ」って思えてるわけじゃないですか。
渉
(笑)。
陸
だから、もしかしたらもう1周回って考えると、プッキューさんの仕事を頑張らせてるのは、この上司かもしれないっていうふうに考えると、すごくいい上司な可能性が出てきますよね。
渉
なるほどね。そうかも。僕がこの相談を選ばせていただいたのには、理由があって。これ読んだときに、自分がおっちょこちょいで確認や記憶が抜ける側だから、すごいよくわかるの。この上司の気持ちが。
陸
どちらかというと、寶船のリーダーであり、会社のトップですもんね、渉君は。上の立場ですからね。
渉
今、陸が言ったようなこと、俺も思ってて。まずね、とはいえ、上司でありながら忘れ物が多かったりするけれども、威圧感があったりしないで、素直に「ごめん、忘れてた」って言うっていうのは、それだけで、「この人、いい人なんだな」って。
いい人ってのは、ただ人柄だけじゃなくて、仕事としても素直に間違いを言えるっていうのは、僕、人として結構尊敬するなと思ってて。
陸
いや、そうなんですよ。
渉
僕、結構意地張っちゃうから。
陸
そこもちゃんと認めるんですね(笑)。
渉
なんか意地張っちゃうっていうか。
陸
結構な告白しますけど(笑)。
渉
なんて言うんだろう。例えばさ、忘れたとしても「重要じゃないことは、どんどん忘れていいんだよ!」って言い張っちゃったりとか。
陸
こっち側の何か、ロジックを作ってね。
渉
「この前こう言ったじゃないですか」って言うと、もう「前言撤回で変わってくのが仕事だろう!」って言ったりとか。しちゃうと、そりゃ、それでよくないじゃん。
陸
まあ、そうだね。
渉
「刻一刻と変わるんだから!」って、言われて怒られるとかさ。
陸
後輩の子がそれで反論できなくて黙っちゃうとかが、1番よくないからね。
真逆の上司を想像してみたら……
陸
例えば、プッキューさん、想像してもらいたいんですけど、真逆だったらどうかってことを想像してほしいんですよ。めちゃめちゃ嫌なやつで、仕事めっちゃできるって、どっちがいいですかね?
渉
それは絶対、いい人がいい。
陸
そうだよね。
渉
ストレスかかんないもん。嫌なストレスかかんないもんね。
陸
普通の仕事は完璧で、もう何もPDFの修正指示も全部できるし、もう言ったことはやるし。で、なんならみんなができてなかったら、「え、なんでやってないの?」。
渉
もう“シゴでき”の圧迫のね。
陸
できすぎて。しかもリーダーだから、「俺がやったこと全部やれ」って言うことで。もう楽しさも一切ないって状況で、仕事はただめっちゃできるけど、後輩からしてみたらプレッシャー。っていうのと、いい人なんだけど、うっかり上司。僕だったら絶対にプッキューさんの上司がいいですね。
渉
そうだね。「どう付き合いますか?」っていう質問じゃないですか。僕ね、結構あるんですよ、答えが。
陸
はい。
渉
まずね、この上司の人は、きっと別の決断とか別の企画とかに頭を使わなきゃいけない場所があるんだと思う。
陸
なるほど。
渉
だからこそ、「俺は抜けるから、あなたがいてほしいと思ってるんだよ」っていうスタンスだと思う。
陸
なるほどね。
渉
俺もそれよくわかるのは、例えば自分が何かクリエイティブで考えないといけないとか、文章をやらなきゃいけないとか、次の阿波踊りの内容を考えなきゃいけないとき。
陸
他のことをやっているとき。
渉
違う脳が使っているとき。例えば、右脳で創造性があるものをやってるときに、左脳で考えなきゃいけない、タイムスケジュールとか明日の入り時間とか曜日感覚とか、全部抜けるのよ。
陸
そうだね。
渉
その時に、だから逆に会社っていうのは、すべての人たちで補い合いながら、いい会社とか、いいサービスで作っていくと思うから。だからこそ、右腕・左腕にプッキューさんみたいな人がいてくれて助かると思ってくれてて。間違いを指摘してくれるところまでが、プッキューさんの存在意義として“ありがとう”と思ってると思うのよ。
だから、本当にもしかしたら、上司と部下としてとてもいい組み合わせ、ペアなのかなって聞いて思いましたね。
陸
はい。
渉
ぜひ、こういう相談があったら、またみなさん送ってください。
現在募集しているのは、「阿呆が見る夢」。バカにされたっていいじゃないか、あなたの夢を聞かせてください。僕たち踊る阿呆が本気で応援します。そして「阿呆のままで踊らせて」。あなたは何阿呆ですか? 今あなたが熱中していることを教えてください。そして、「阿呆、時々失敗談」。阿呆には失敗もつきもの。ということで、あなたの失敗談も教えてください。そして今日の「踊る阿呆に相談だ」の4コーナーです。みなさん、ぜひメールのほう、お願いいたします。
陸
はい、宛先は【takara@obc1314.com】までよろしくお願いいたします。
渉
もちろん、「ふつおた」や質問なども随時募集中です。
陸
たくさんのお便りお待ちしておりまーす。
“自分が活躍できる場所”こそ、いい仕事場
渉
ラジオ大阪からお送りしてきました「踊る阿呆の無礼講!」。エンディングです。
陸
今の相談コーナー、プッキューさんのお話ですけれども。僕すごい改めて思うのは、人によって才能の出方が違うっていうことだと思うんですよね。
渉
ああ〜!
陸
上司の方が得意なこと、プッキューさんが得意なこととか、いろいろある中で、自分が活躍できる場所はどこなのかっていうのが、イコールいい仕事場かどうかっていうことにつながるんじゃないかなって思いますね。
渉
確かに。ぜひ、みなさんもこんなね、「私悩みがあります」とか、「寶船に相談してみたい」ってことは、先ほどのメールももちろんですし。Xもやってるんで、Xで「#踊る阿呆ラジオ」を付けてポストしていただきたいなと思うんですよ。
陸
ハッシュタグ付けていただけるとうれしいです。じゃあ、最後、お知らせいきましょうか。
渉
僕たち、寶船なんですけれども。世界、今では30カ国にね、阿波踊りを届けてきました。いろんなところで熱いパフォーマンスをして、どうやってこうやって世界に出て来れるようになったのかっていうのをですね。実は僕、本に書いています。
『踊る阿呆の世界戦略 世界26カ国を熱狂させた NEO阿波踊り集団 寶船の挑戦』ひろのぶと株式会社より出させていただいてるので、ぜひ読んでいただけたらと思います。
陸
小説として読むっていうのもね、結構おもしろいんで、ぜひね。ビジネス本としてじゃなくて、小説としてもおもしろいみたいな雰囲気で読めるんで。ぜひ。
渉
よろしくお願いいたします。
陸
そしてですね。2026年10月18日、日曜日。「SAMURAI SONIC vol.8 in幕張メッセ」出演いたします。
渉
ということでね、ぜひみなさん幕張メッセにも遊びに来ていただけたら、と思います。
陸
はい!
渉
ということで、「踊る阿呆の無礼講!」今週もありがとうございました。それでは、ここまでのお相手は、プロ阿波踊り集団寶船の米澤渉と——
陸
米澤陸でした。
渉・陸
また来週〜!

米澤渉(よねざわ・わたる)
1985年東京都生まれ。パフォーマー全員が赤い衣装をまとい、派手なメイクを施して激しく踊る独自スタイルの「NEO阿波踊り」で演者と観客が一体となる熱狂を生み、多数の海外ツアーも敢行。2026年までに世界30カ国で活動を展開してきた。2024年Forbes JAPANが選ぶ「カルチャープレナー(文化起業家)」30組の一人として選出された。2025年、初の著書『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)を出版。2025年10月、父・米澤曜より引き継ぎ、「寶船」連長就任。
X(旧Twitter):@yone-wataru

米澤陸(よねざわ・たかし)
1991年東京都三鷹市生まれ。米澤家の次男。1995年、父・米澤曜が「寶船」を設立したことをきっかけに、阿波踊りを始める。当時3歳。以降、第一線で阿波踊りダンサーとして活躍。高校卒業後、音楽・演劇などの活動を経て、2012年に寶船のプロ化に携わる。奇抜なメイクやオリジナリティー溢れるスタイルから、寶船のアイコン的立ち位置に。そのインパクトから「金髪の異端児」と称される。2025年夏には、自身が投稿した寶船の動画が1,000万再生を超えるバズとなり、話題に。
X(旧Twitter):@RiceStreamLand
* * *
■ NEO阿波踊り集団「寶船」
阿波踊りを主軸に、新たな日本芸能の可能性に挑む“NEO阿波踊り集団”。1995年に産声を上げて以来、阿波踊りの精神を継承しつつ、型破りなパフォーマンスで観客を魅了し続け、これまでにヨーロッパ、アジア、北米、中米などの世界屈指のフェスティバルへの出演や、世界の国立劇場で単独公演を披露。2026年現在までに、世界30カ国に活動を展開しています。2025年4月17日に結成30周年を迎えました。
▶︎「寶船」公式サイト:https://takarabune.org/
▶︎「寶船」X(旧Twitter):@takarabune_info
米澤渉さんの著書
踊る阿呆の世界戦略
世界26カ国を熱狂させた NEO阿波踊り集団 寶船の挑戦
米澤渉|ひろのぶと株式会社
※ 本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

放送:火曜 22:30〜23:00
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● ハガキ送付先:〒552-8501 ラジオ大阪「踊る阿呆の無礼講!」係
● メール:takara@obc1314.com
【 番組ハッシュタグは「#踊る阿呆ラジオ」 】
米澤渉
文化/起業/対談
NEO阿波踊り集団「寶船 」連長/株式会社アプチーズ 代表取締役。 1985年東京都生まれ。パフォーマー全員が赤い衣装をまとい、派手なメイクを施して激しく踊る独自スタイルの「NEO阿波踊り」で演者と観客が一体となる熱狂を生み、多数の海外ツアーも敢行。2025年までに世界26カ国で活動を展開してきた。2024年Forbes JAPANが選ぶ「カルチャープレナー(文化起業家)」30組の一人として選出された。2025年、初の著書『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)を出版。同年10月、父より引き継ぎ連長就任。







