私のプレイリスト 〜応援歌編〜
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
水曜日の「街角diary」担当、廣瀬翼です。
みなさん、田中泰延が出演しているラジオ大阪の2番組、聴いてくださっていますか〜?!
今週は、SEEDER株式会社の村田寛治さんにお話を伺った「田中泰延のシャチョーとシュチョー」を放送中。
そして、3月の土曜日は『スローシャッター』著者で街クリでも毎週金曜日に「田所敦嗣の出張報告書」を寄稿くださっている田所敦嗣さんが、「田中泰延のふたりごと」出演くださっています。4月のゲストもすでに決定していて、みなさんご存じな方ご出演の予定です。
ぜひ、FM91.9 / AM1314で、あるいはradikoでお聴きくださいね!
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今日は、「田中泰延のふたりごと」から転がるお話。
「田中泰延のふたりごと」では毎回ゲストにリクエスト曲をうかがっています。これまでのON AIR曲を、Spotifyのプレイリストにまとめているので、よかったら放送回の振り返りかねて聴いてみてくださいね。
それで、スタッフをしながら毎週聴いていると、妄想するんですよね。
もし私がゲストなら、どんな4曲を選ぶだろう?
ということで、今日はそんな廣瀬の妄想プレイリストを、選出理由の思い出エピソードと共に紹介します!(誰が知りたいんや!)
コンセプトは「関西×応援歌」
考えるといっても、ただ好きな曲をとか、気分とかではなかなか選べません。
そこで「ラジオ大阪の」「田中泰延と話す」番組に自分が座ったとして、そこでかけてもらう4曲を選ぶ軸をつくるとしたら……で考えました。
で、出てきたのが「関西×応援歌」です。
あの……いちおう私、大阪出身なんです! 大阪弁あやしいけど!
1週目|SUPER EIGHT「ズッコケ男道」
きばってこーぜ イェイ イェイ イェイ
振り切ってこーぜ ほら ブンブン!
高校の女子体育には「ダンス」の時間がございまして。そこで先生が持ってきた曲が「ズッコケ男道」でした。
歌詞に出てくる「じゃがいもみたいな面さげて」に友達と「どんな顔やねん」って爆笑しながら、でもうちの学校は女子が体育にガチで、かなりみんな本気で踊るという。
踊っていると、めっちゃ好きになってくるんですよね、この歌。歌詞も、SUPER EIGHTの声も。いいよね、彼ら。理由もなく元気になれるというか、根明というか。そういうパワーがある。
不思議なもので、最近は人の名前や顔を覚えるのに苦労する私も、中高の体育で踊ったダンスは覚えているんですよ。この曲もバッチリ、サビ踊れます。
もう、頭の中でクリアにイメージできます。収録ルームで泰延さんを前に「こういう振り付けでした! ブンブン!」と踊って苦笑いされている自分の姿が。
2週目|チャットモンチー「シャングリラ」
胸を張って歩けよ 前を見て歩けよ
希望の光なんてなくったっていいじゃないか
女の子3人組のチャットモンチー。
2000年結成。2005年メジャーデビュー。彼女たちのデビュー時、私は中学1年生。まさに“世代”です。
中でも「シャングリラ」は、カラオケでほぼ必ず歌っている曲。もうね、「希望の光なんかなくったっていいじゃないか」と叫ぶためにデンモク(はDAMですね……アニソンをよく入れる私はJOYSOUND派なのですが)に入れていたと言っても過言ではない。
作詞は、ドラムの高橋久美子さん。高橋さんは昨年、ダイヤモンド社から『いい音がする文章』という本を出されていて、これがとてもいいので、ぜひ。
感想noteも書いている(感想と言えるのだろうか)ので、合わせてどうぞ。
ただ、「シャングリラ」をリクエスト曲に入れられるかどうかは、実は悩むところです。
理由は、『いい音がする文章』編集の今野良介さんがゲストにいらしたら、絶対に入れるだろうからなぁ〜! いや、むしろ入れてほしいからなぁ〜! 私より今野さんが紹介すべき一曲だからなぁ〜!
……と、ただの妄想なのにしょっちゅう葛藤しています(笑)。
3週目|絢香×コブクロ「WINDING ROAD」
逃げ出してた昨日よりも ぶつかりあった今日にこぼした涙
大阪が誇るコブクロ! そして、絢香!
「WINDING ROAD」のリリースは、2007年。
コブクロは前年に「君という名の翼」がレコ大金賞を受賞、2年連続の紅白出場を果たし、さらに「WINDING ROAD」のすぐ後に出した14thシングル「蕾」が自己最高の初動売上・累計50万枚を売上を記録。絢香は前年の2006年にレコ大で最優秀新人賞を受賞、紅白初出場で「三日月」を歌唱。
いやぁ、ビッグなコラボでした。すごい時代や。
最後の声だけのハーモニーまでしっかり聴きたい一曲。耳が幸せでにっこりしちゃいます。
ちなみに、当時からコブクロは好きでベストアルバムを買ったりもしていたのですが、私には黒田さんの音域が低すぎて歌えません。でも、「WINDING ROAD」は主たるメロディラインが絢香なので、私でも歌えるのです! それから、母も好きな曲というのも、リクエスト理由。
PVもいいので、動画でもぜひ。シンプルなんだけど、歌うまくて波に乗っている3人が楽しそうに一緒に奏でているだけで、幸せになれるよね。
4週目|ウルフルズ「明日があるさ(ジョージアで行きましょう編)」
明日がある 明日がある 明日があるさ
「関西×応援歌」なら、ウルフルズは外せないでしょう……!
最初は「ええねん」にしようかな、「ガッツだぜ!!」もいいな、とも思ったのですが、思い出を込めて「明日があるさ」を選びました。
突然ですが、私の父は高校時代に吹奏楽、大学ではオーケストラでクラリネットを演っていました。そしてさらに突然ですが、幼少期、私も妹もピアノを習っていました。
私が小学3年生のピアノの発表会のこと(ここからは記憶が入り組んでいて一部誤りがあるかもしれません)。
教室のみんなで最後に歌おうということになりました。
そこで選ばれたのが「明日があるさ」。当時、ウルフルズが歌った替え歌バージョンが缶コーヒー「ジョージア」のCMで大ブームしていて、教室の生徒たちも知っているし保護者も馴染みがある曲ということで選ばれたのだと思います。
そして、何がどうなってどうしてなのかはウルトラQですが、間奏パートで我が父がクラリネットを演奏することになったのです——ピアノの発表会なのに!
父は、大学卒業以来ほとんど吹いていなかったであろうクラリネットを引っ張り出してきて、しっかり練習して、本番もしっかり鳴らしました。
……え、かっこよくない?! 我が父上!!
今になって振り返ると、めちゃくちゃかっこよくないですか……絶対に直接はそんな話、してあげないけど!
だって、18歳までピアノ習っていた私ですが、今はもうほとんど弾けません……唯一、高速ブラインドタッチに活かされているくらい。
娘2人に「ピアノの練習しなさい」と言っている手前、父も一生懸命だったのだろうと思います。それでも、ブランクは大きかったに違いない。
あと数年で私もその頃の父の年齢に追いついてしまいますが、そんな“おとな”になれるだろうか。やっぱり、「親になる」って、成長のすごいことなんだろうなぁ。
他にも応援歌、いろいろ
あっというまに4週が終わってしまいました。みなさま、私のよくわからない妄想にお付き合いくださり、ありがとうございました。
ところで、私の「応援歌」は他にもいろいろありまして……せっかくなのでいくつか紹介します。お気づきかと思いますが、いまこのdiaryを書いている私は、曲を聴き返して妙にテンションが上がっているのです。
さて、応援歌といえばまずサンボマスターは外せません。私は「できっこないを やらなくちゃ」の歌詞……いや、もう曲名そのものが、音楽は「世界をかえさせてをくれよ」が好きです。
それから、確定申告や原稿の照らし合わせのような地味な作業に疲れたときに聴くのが、Mr.Childrenの「彩り」。
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく
「彩り」が収録されているアルバム『HOME』のジャケットは家系図になっています。アートディレクターは森本千絵さん。ミスチルのジャケットを数多く手がけてらっしゃる森本さんですが、この『HOME』がミスチルのジャケットのデザインとしては初だったそうです。
「よ〜し!」と気合いを入れて口角を上げたいときに聴くのはWANIMAの「ともに」。WANIMAって楽しそうに歌いますよね。
「ともに」は歌詞のすべてがいい。明るくて元気な音楽に、歌詞がしっかり落ち込んだ“あと”なんです。特に最後の方の歌詞が、強烈です。ここをカラオケで歌いたいんだけど、どんなに頑張っても噛んじゃうんだよなぁ。
生きて耐えて時に壊れないて迷う影に笑顔咲き誇る
生きていれば 命さえあれば
前に前に前に上に上に 冗談じゃない まだ諦めてない
あともう一歩がんばりたい、そんな時はDREAMS COME TRUEの「何度でも」。初めて「自分のCD」を買ってもらった曲でもあります。
後輩の育成やクライアントとのコミュニケーションに関して「ドリカムだよ!! 1回言っても、10回言っても、変わらない。でも何度でも言いつづけるしかないんだよ! いつか10,001回目が来るかもしれないから!」と前職の先輩がそれこそ何度も言ってくれました。きっと私も、その先輩はじめ、いろんな人にドリカムで接して育ててきてもらったのだと思う。
「相手を変えることはできない、変えられるのは自分だけ」というけれど、“一緒に仕事をしていく”チームにおいて、相手にも変わってもらわないといけないことはたびたびあります。そんな時は「ドリカム」を合言葉に「何度でも」な気持ちで臨みましょう。
どんな時でも私を「それでもなんとか、やるぞー」と立ち上がらせてくれるのはBUMP OF CHICKEN。中でも一番心の支えにしているのは「才悩人応援歌」です。
本当にダメなとき、そうとう拗らせちゃってるときって、まっすぐな応援歌って綺麗事すぎて、むしろしんどくなることがあります。そんなときの処方箋です。……ええ、だいぶ拗らせている感じの歌詞だけど、でもきっとみんなどこかに抱えているんじゃないかな。
本日最後の一曲。一仕事終えたときや、新刊の発売前夜に聴いているのが、スガシカオの「Progress」。聴きながら、泰延さんや著者が「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出ているのをイメージしています。
こんな感じで、私にとっての応援歌をSpotifyのプレイリストに雑多に集めています。その数、現時点で56曲。まだまだ増えそうです。
みなさんの応援歌も、ぜひ教えてください! もしかしたら、私の応援歌にもなるかもしれないから。
廣瀬 翼
レポート / インタビュー
1992年生まれ、大阪出身。編集・ライター。学生時代にベトナムで日本語の先生を経験。食物アレルギー対応旅行の運営を経て、編集・ライターとなる。『全部を賭けない恋がはじまれば』が初の書籍編集。以降、ひろのぶと株式会社の書籍を担当。好きな本は『西の魔女が死んだ』(梨木香歩・著、新潮文庫)、好きな映画は『日日是好日』『プラダを着た悪魔』。忘れられないステージはシルヴィ・ギエムの『ボレロ』。





