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2025年8月13日「街角diary」廣瀬翼がお届けします。

廣瀬 翼


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これを書いているただいま、8月12日(火)23:30。

今日は16:30まで東京でオンラインミーティングに出て、17:20の新幹線に乗って大阪へ移動。新幹線は、富士山が見たくてE席(二人がけの窓側)をとったのに、あいにくの天気。

新幹線でのPC作業は苦手だ。
飛行機よりも酔いやすい。
電波もトンネル内などよく切れる。
そして富士山も見られない。

そうそうに寝落ちしてしまった。

ハッと気づいたら名古屋。半開きの口から、涎がちゅるりと垂れていた。

いつの間に寝たんだろう。まったく記憶がない。

LINEが入る。

「ママはカフェ(常連のお店)にいるけど、翼は家に帰る? カフェくる?」

少し考えて、すぐに返信を打つ。

「荷物もあるから、家に帰るよ」

すぐに返信が届く。

「ご飯は炊けてる。豆苗は冷蔵庫。お味噌汁もあるよ。鰤の照り焼きはこれから作る」

「ママが帰ってくるまで待ってるよ」

ちょうどその連絡を送ったくらいで、新大阪に着いた。

今このdiaryは、ご飯を食べてお風呂をあがって書いている。

本当は8月7日に母が東京に日帰りできて、一緒に堂本光一のミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語- Arena Live』を見に行ったことについて書こうとしていたのだけど、途中まで書いたものが、新幹線で寝落ちている間に消えて変な文字列になっていた。だからやめた。

お風呂上がり、髪を拭いて「街角diary何書こうかな〜」と考えながらリビングに出てきたら、母がテレビで「No No Girls」を見ていた。

「あ、ノノガ」
「見てたらさ、ちゃんみなが優しいんだよね」
「そうなんだよね(私は全話履修済み)」
「職場でタイプロ(timelesz project)を勧めてくれた人が、今度はこれ見てって勧めてくれて」

そういえば、母には私が今年に入ってXGとHANAのファンクラブに入ったとまだ話してない。話したら、どんな反応するだろうか。

「3次審査で30人もいて、同じ名前の子とか出てこないのかな」

母は、どこまでハマって見ているのかちょっとつかめない。

No No Girlsはほんの1年弱前の出来事なのに、デビュー組の顔つきが、もはや別人に見えるくらいに違う。覚悟と、人に見られることと、気持ちの余裕と自信で、こんなに人って変わるものなんだなぁ。私は変わっているかなぁ。

「さあ、翼がお風呂からあがってきたから、ジンソーダの〜もおっ」

母がAMA Whiskey&Co.の「GodSpirits」を開ける。

「あっ! これ美味しい!」

「でしょう?」

なぜが私がエッヘンする。ちゃんとパパにも分けてあげてね。

さて、明日は高校時代の友人に会って、
明後日はお昼にスナワチに伺えそう。
金曜日はミュージカル。
土曜日はジャズライブ。
そうして日曜日は朝イチの新幹線で東京に戻り、宣伝会議の田中泰延クラスからの下北沢まつり。

しゃちょうにも、周囲にも、「ゆっくりしてね」って言われるけど、お盆にゆっくりしたことなんて、ないなぁ。

小学生の頃から、お盆は母の実家の神奈川に帰り、東京であっちこっち行ったりディズニーランドに行ったりしていたもんなぁ。

忙しくしながら、充電してまいります。

……お、これからMAHINAの快進撃、3.5次審査だ!
では。皆様、良き夏を。

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    1992年生まれ、大阪出身。編集・ライター。学生時代にベトナムで日本語教師を経験。食物アレルギー対応旅行の運営を経て、編集・ライターとなる。『全部を賭けない恋がはじまれば』が初の書籍編集。以降、ひろのぶと株式会社の書籍編集を担当。好きな本は『西の魔女が死んだ』(梨木香歩・著、新潮文庫)、好きな映画は『日日是好日』『プラダを着た悪魔』。忘れられないステージはシルヴィ・ギエムの『ボレロ』。