廣瀬のこぼれ日記|キンニャモニャ
廣瀬 翼
投稿日: 2026.08.09 21:17

この「リアルタイム実況中」でもたびたび出てきた「キンニャモニャ」。
呪文のようなこのカタカナは、海士町に伝わる隠岐民謡です。「♪キヨが機織りゃ キンニャモニャ♪」という歌詞の唄に合わせて、両手にしゃもじを持ってそのしゃもじで音を鳴らしながら踊ります。
港のセンターの名前になっていたり、銘菓になっていたり、マンホールに描かれていたり……とても町で親しまれていました。

由来には諸説ありますが、有力な説として、西南戦争に従軍した海士町出身の男性が、熊本の民謡「キンニョムニョ」をうろ覚えで持ち帰って広めたと言われているそう。

海士町では年に1回「キンニャモニャ祭り」が開かれます。人口2,400人の町で、750〜1,000人が踊るというのだから、数字だけでも容易く想像できる盛り上がり!
今年は8月29日の開催だそうです。
ちなみに、西ノ島でお世話になった熊澤さんは民謡をされていました。熊澤さんによると一般的に民謡はひとつの地域に1つですが、隠岐民謡はなんと100以上あるそう。近年よく歌われるのはその中で10~20ほどで、「キンニャモニャ」は比較的新しい民謡だそうです。
それにしても民謡が100以上……! 改めて隠岐は古くからさまざまな地域と文化の人々を受け入れてきたのだなと感じたお話でした。
