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2026年2月24日「街角diary」加藤順彦がお届けします。

加藤順彦


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関空第2ターミナルから世界に出よう

シンガポールに住まいを移して18年、来年には還暦を迎える齢となった。
毎年のように「『止まると死ぬマグロ』が如き多動はそろそろ見直そう」と思って生きてきたけど、どっこい今年も半月はシンガポールを離れているペースとなってる。昨夏からはラジオ大阪に取り組むことになり、実際…昨年6月からほぼ毎月3~4日は帰阪してる。このまま数年は続くやろな。

でもAIに振り返ってもらうと、ピークの頃より搭乗回数は確実に減少してて(2011年~13年あたりは年60回)。確かに新型コロナ禍以降は一回動いたら、その地に数日停泊し、そこにいないと出来ないことをまとめてやるようになった。リモートワークの普及が旅のスタイルを大きく変えた、と言える。

LCC(ローコストキャリア)を使うことに慣れ、昨今もクアラルンプール、ジャカルタ、バンコクなどの近場にはLCCを利用することのほうが多い。とりま片道だけ買うような気楽な心持ちも好きだったり。そのあたりの路線的にはマレーシアの航空会社AirAsia(来週末も乗る)、シンガポール航空の子会社Scootを選びがちかな。あ、ASEANのLCCはどこも冷房入れすぎで機内寒いので、乗るときは上着持参をお忘れなく。

日本滞在は成田国際空港利用が9割。⇔シンガポール間は今ANA、JAL、シンガポール航空と↑のScoot、JAL子会社LCCのZIP AIRがある。どれも度々乗ってるけど、お薦めを訊かれたら、最近はZIP AIRのフラットシートを挙げてる。ビジネスクラス並みの居住性とシートの乗り心地。最近は欠航・遅延も少なくなったし。

いっぽうの関西国際空港はなんとJAL、ANAの直行路線がない。長らくシンガポール航空のみだった。
世界一の観光地となった大阪とシンガポールが日本社でなんで繋がってないねん、とずっと不満だったんだけど…24年12月からANA子会社LCCのPeachが毎日飛んでいる!。

昨年7月末、ラジオ大阪のナニで3泊だけ シンガポール⇔関空 を急遽取ることとなった。日程迫ってるシンガポール航空はべらぼうに高いことが多い。故に初めて!その関空往復でPeachに乗ってみたのだ。
第2ターミナルの見通し悪い廊下をめっさ歩いたり、タラップで乗り降りするんやけど、ひとことで書くと「面白い」ので、まだ2タミからの入出国したことない方、シンガポールに来たことない方は是非いちどPeachでシンガポールを試してほしいわ。その際はできれば往復ともに移動日は時間に余裕もってくださいませ。

で…ちょっとだけ苦言を書いちゃうと、関西国際空港は西日本のインバウンド玄関口と位置づけられながらも、羽田そして成田に比べて、十分な国費支援がなされてない。ほんまは24時間運用可能な海上の国際空港にもかかわらず、建設時から引きずってる財務構造問題が主因でインフラ機能も投資も制約されてるんよ。今後ますます訪日観光客が増えていく流れやのに実にもったいない。新政権の関空テコ入れリーダーシップに期待してまっせ。

 

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  • 加藤順彦 日記


    在シンガポール大阪人。 ひろのぶと株式会社の取締役。関西学院在学中リョーマ参画を経て、92年日広を創業。03年LENSMODE起業。08年日広退任後シンガポール移住→10年永住権取得。14年ビットバンク創業に参画。25年ラジオ大阪の会長。