ちょいと気になる㉓
おはこんばんちは。
広告探偵の上田豪です。
野球をやっていた頃に身についた「人の3倍飯を食う」という習慣がこの年になっても抜けきれないせいか、家で料理を作るのも、外食で料理を注文するのも、つい多めになってしまうのはいい加減そろそろやめにしたい今日子の吾郎です。
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昨日の深夜、帰宅してからもやっちまった。
腹が減っていたせいかついうっかり蕎麦を4人前茹でてしまったのだ。
So badだ。
茹で上がった蕎麦の山を見て呆然とし、ある悪夢が蘇った。
松本の藤原印刷まで「スローシャッター」の印刷立ち合いを終え、帰路に立ち寄った蕎麦屋でのあの事件……。
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メニューにある「もりそばは4人前まで同料金」の文字を見て、田中泰延、田所敦嗣、俺の3人はまんまとその罠に嵌ってしまうのだ。
田中「もりそば4人前で」
田所「もりそば4人前で」
上田「もりそば4人前で」
店員が運んでくる蕎麦が3人の目の前に置かれた瞬間言葉を失う。テーブルの上に舟盛りが3隻。ここはミッドウェイかよ。連合艦隊かよ。
舟盛りに盛り付けられた4人前の蕎麦がとにかく減らない。そして店主曰く天然の湧き水で締めているという蕎麦がキンキンに冷たい。蕎麦を食べ進めるごとに「寒い」という言葉を発したのは3人ともこれが最初で最後だと思う。
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以来、大量の蕎麦を食べると凍死するかもしれないというトラウマが植え付けられていた俺は、ひとまず2人前くらいで食べるのをやめ、残った蕎麦は冷蔵庫にしまっておいた。
そして2月11日が終わる頃、冷蔵庫にある余った蕎麦をどうにかするために「余った蕎麦 どうする」で検索した。
導かれたレシピを頼りに、伸び切った蕎麦の山をつい先ほどガレットという名の代物にどうにか再生し終えたところで大変なことに気づく。何か忘れてる。
今夜中に街角diaryを書かなきゃいけないのであった。
というわけで、只今の時刻は午前2:07、みなさまはいかがお過ごしですか?……ってまあ寝てるわな普通。
ところでガレットってもの自体、実は俺食べたこともないのにそれ風のものを作ってみるという暴挙に出たわけなんだが、作りながらちょいと気づいちまったんだけどさ、これさ、立ち食い蕎麦屋さんとかでメニューに加えてみたらフードロスなくなるかもしれんぞと思ったり思わなかったり余計なお世話だったりモカマタリ、大化の改新といえば中臣鎌足。
そんでもってガレットと聞くとつい長山洋子が歌ってた曲のフレーズを思い出してしまうのは俺だけでしょうか。
さらに言っちゃうと荻野目洋子も思い出してしまうのだけど、そもそも二人とも洋子だから紛らわしいし、しかも同じ曲を歌ってたりするからさらに紛らわしい。篠沢教授に1000点。さらに倍。
とりあえずふたりの曲を聴いてみてほしい。聴けば俺が何を言っているのかわかるはず。
長山洋子 ヴィーナス
荻野目洋子 ヴィーナス
なぜかどちらも同じ曲のカバーなのに、なぜか歌詞が違うというところはきっと大人の事情があるのだろうからそっとしておくとして、よりガレット感が強いのは長山洋子だということがわかってもらえるはず。わかる?ガレット感。
それでもね、本家本元のガレット感には二人ともやっぱりかなわないんだよなあ。ガレット感バリバリ。
Bananarama – Venus
あ、若い世代の人に言っておくと、ここで言及している長山洋子さんってのは、演歌歌手の長山洋子さんと同一人物だからな。
バナナラマのダンスナンバーの名曲をカバーしていたアイドルが、後年、川藤幸三と演歌をデュエットしてたりするんだから人生はわからないもんです。
なお、バナナラマといえば特に女性がバナナラマを言い間違えると放送禁止の大惨事になるから気をつけるように、というわけで、今日も「いま何を読まされたんだろう」という読後感を味わえる木曜日。
例によって今週も見切り発車で着地点の見えない旅へ。
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ちょっと前置きが長すぎた気もしなくもないが、前置きも何も何が前置きで何が本編なのか、そもそも行き当たりばったりに書き進めるスタイルなのでここで終わってもいいっちゃいいのだが、以前発明した街角diaryを書くためのエコシステム
(ちょいと気になる⑪参照)
を使うにはアイディアが湧かないこんな日しかないのだ。
そこで久しぶりにTwitterという名の俺の日記帳を開き、2月12日を振り返ろうと思う。
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2010年2月11日

結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけってね、タコは胃イボイボ、ニワトリはハタチ、イモ虫は十九で嫁に行くときた。
2011年2月11日

どうやらこの年は2月12日が3連休にかかっていたのか、ツイートがない。基本的に俺は休日はTwitterにいない主義なのだ。
2012年2月12日

違法なものじゃありません。深読みしないよう。
2013年2月12日

大人になるほどうっかり卒業ならあるかもしれん。
2014年2月12日

いまだにその意味はわからないがこのフレーズ結構好きだし、いまじゃすっかり大人の姪っ子。元気にしてるかな。
2015年2月12日

ウミケムシ。知らない人はぜひ検索してみてください。
2016年2月12日

競馬にまつわるダジャレは俺のTLでは反応がないことを学んだ。
2017年2月12日

UG(ウザガラマー)の方々のためのロゴを作って遊んでた日らしい。ちなみに俺のイニシャルではないしファストファッションブランドでもない。※2月12日にツイートがないので13日のツイートより。
2018年2月12日

しょーちゃん(前田将多)の仕事。名作だといまでも思います。
※2月12日にツイートがないので13日のツイートより。
2019年2月12日

たしか選挙の仕事でとある政治家をアートディレクションするためのロケ撮影現場だったはず。
2020年2月12日

君は知っているか。往年の外国人助っ人、南海ホークスの王天上を。
2021年2月12日

毎日のようにそう思います。今夜もそうでした。
2022年2月12日

惜しい店を無くしました。絶対ヤバいもの入ってました。
※2月12日。13日にツイートがないので14日のツイートより。
2023年2月12日

ゴルゴのスイス銀行の口座は凍結されないのだろうか。
※2月12日にツイートがないので13日のツイートより。
2024年2月12日

スローシャッターはもっと多くの方に手に取ってほしい。
※2月12日にツイートがないので13日のツイートより。
2025年2月12日

去年のこの日はこれしかツイートしていない。おそらく確定申告の作業に追われていたはず。
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ここまで書いてやっぱり思ったのだが、日記帳を開いたのは余計だった気もするし、蛇足という言葉が脳裏に浮かんだのはこれが生まれて初めてかもしれん。
さて、そんなわけで今日の街角diaryは、最後に長山洋子さんとデュエットをした阪神タイガース往年の代打の神様、川藤幸三の名言で締めたいと思う。
「ときにはアホ丸出しで結構」
この歳になって本当に身に沁みています。
どうでもいいか。どうでもいいな。
上田 豪 広告・デザイン/乗り過ごし/晩酌/クリエイティブ
1969年東京生まれ フリーランスのアートディレクター/クリエイティブディレクター/ ひろのぶと株式会社 アートディレクター/中学硬式野球チーム代表/Missmystop





