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2026年1月7日「街角diary」廣瀬翼がお届けします。

廣瀬 翼


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全部見せます! 診断コンテンツ結果のテキスト

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
水曜日の更新は、廣瀬翼の担当です。

2026年もスタートして1週間。
早すぎる。あっという間すぎる。恐ろしいですね。

さて、1週間前の大晦日。
「街角diary」で2つの診断コンテンツを更新しました。

▶︎ 診断コンテンツ(12月31日のdiary)はこちら

遊んでくださったみなさん、結果をXにシェアくださったみなさん、ありがとうございます!

ところで、他の人の診断結果の内容、気になりませんか?

ということで、今日はすべての診断結果+どうやって診断コンテンツをつくるのか? を公開しちゃいます。


【結果テキスト公開①】あなたにおすすめの一冊は?

今のあなたにおすすめする、ひろのぶと株式会社の本を紹介!

Q1. どちらかといえば……

Q2. 今欲しい刺激は?

Q3. 好きなのは、どっち?

Q4. 今の自分に必要なのは?

Q5. 休日は?

Q6. 今、読みたいのは?

診断結果 6冊分

稲田万里『全部を賭けない恋がはじまれば』
書影:全部を賭けない恋がはじまれば
静かに世界に浸って楽しみながら、誰かを通して自身を見つめたい。
そんなあなたには、稲田万里『全部を賭けない恋がはじまれば』

恋、仕事、友人、家族……。淡々と生きてきたつもりが、導かれるように出会い、巻き込まれていく——。ほのかに揺れる心と理不尽で理解の追いつかない状況を、冷静にも芳醇に切り取る女性「コスモ・オナン」の18の物語。

諦めたい、だけど諦めきれない。
「それでも」と唱えたい夜に。

めくるめく出会いの中で、「性」と「生」を赤裸々に描く。
力強くも繊細な短篇集です。

田所敦嗣『スローシャッター』
知らない世界に行ってみたい。人と人の交流に心温まりたい。
そんなあなたには、田所敦嗣『スローシャッター』

水産系商社に20年以上勤める著者・田所敦嗣さんが仕事を通して出会ってきた人々との出来事をつづった、記憶と希望の20のエッセイ。

コロナ禍を経たいま、〝人と人をつなぐもの〟を見つめ直す一冊。
贈り本にも、おすすめです。

立川談笑『令和版 現代落語論』
新しい趣味をつくりたい。自分の世界を広げたい。
そんなあなたには、立川談笑『令和版 現代落語論』

落語立川流 真打の立川談笑師匠が、落語の楽しみかたや魅力、歴史をやさしく紐解いてくれます。

最初に読んでほしい、落語が大好きになる本です。

古舘伊知郎『伝えるための準備学』
次の挑戦へ向けたスキルを身につけたい。
そんなあなたには、古舘伊知郎『伝えるための準備学』

稀代の喋り屋・古舘伊知郎が明かす、準備の全て!

「アドリブはひとつもない」「僕の99%は準備でできている」と語る、古舘さんの泥臭いまでの準備の哲学が、私たちに突き進む力を与えてくれるでしょう。

梨/闇『つねにすでに』
インターネットが好きで、エンターテインメントが好き。
そんなあなたには、梨/闇『つねにすでに』

いにしえのネット文化から最新のAI技術まで、幅広いテーマで描かれたAからZに連なるネット怪談。

ホラーの新しい形を実験している、最新エンターテインメントの一冊です。

米澤渉『踊る阿呆の世界戦略』
新たな一歩を踏み出す勇気がほしい。
そんなあなたには、米澤渉『踊る阿呆の世界戦略』

“金なし、コネなし、前例なし”から突き進む方法をすべてシェアします。

「到底理解されない一歩」を踏み出そうともがく、すべての踊る阿呆たちへ贈る一冊。


【結果テキスト公開②】あなたは、誰タイプ?

「街角diary」を担当している5人の中で、あなたはどのタイプの書き手?

Q1. 物事を書くとき、自分に近いスタンスは?

Q2. 文章に込めたい「熱」の種類はどっち?

Q3. 「書くこと」において得意、あるいは好きなのは?

Q4. 自分の「性格」をあえて分けるなら?

Q5. 読者にどんな読後感を持ってもらいたい?

Q6. 「文章」に向き合うとき、大切にしたいのは?

診断結果 5人分

田中泰延タイプ
日常で気になったことや問いから、思考を深く掘り下げていくタイプ。 エッセイからコラム、インタビューに評論まで、幅広いジャンルで独特の語り口と計算された構成で、なぜかグイグイ読み進む天才的な文章を生み出します。
【おすすめの記事】

加藤順彦タイプ
広い視野と新たな切り口で、物事の特徴や可能性を切り拓いていくタイプ。 その好奇心と向上心で突き進むパワフルさの一方で、非常に冷静に物事を見つめる人。論理的な視点と、現場や人に寄り添う人情の交わる文章が持ち味です。
【おすすめの記事】

上田豪タイプ
言葉遊びの達人。本気で遊びながら書き進めるその筆でグイグイと文章が進むタイプ。 アートディレクターならではの立体的な視点が生み出す、独特のグルーヴと言葉の音。笑いも人情も体験談も、誰にも真似ができない筆致で読者を魅了します。
【おすすめの記事】

加納穂乃香タイプ
独自の視点とワードチョイスが輝く、感覚派の天才肌タイプ。 なんてことのない日常のシーンを笑いと中毒性のある文章にしたかと思えば、人と人のつながりや感情をまっすぐに見つめて静かな筆致の中に確かな熱量が宿る文章も生み出します。
【おすすめの記事】

廣瀬翼タイプ
揺れや迷いを抱えたまま、正直に書き続けるタイプ。 行ってみた・やってみたなど生の体験を写真と共に伝える記事や、インタビューをもとにした記事が得意。個人的な体験を通して、読者と感情を共有します。
【おすすめの記事】


【診断コンテンツのつくりかた①】目的

さて、ここからはどうやって診断コンテンツをつくったのか、有料級でどんどん手の内を明かしていきますね。本当は有料noteにしようと思っていたんだけど、まあいいやと。

まずは、どうして診断コンテンツをつくろうと思ったのか。

単純に、ただ読むだけよりもおもしろいかな〜と思ったからが第一。大晦日が自分の担当になる。年末の締めくくりみたいな挨拶や振り返りは、月曜の泰延さんと、火曜の加藤さんがされるだろう。なら、年末のお遊びコンテンツなんてどうかな、と。

「診断コンテンツ」がそこで出てきたのは、これまでWebコンテンツを制作する中で複数の診断コンテンツをつくってきたからでしょう。キャンペーンの一環だったり、メディアの半期に一度の特大コンテンツとしてだったり。診断や占いって、よくお楽しみに活用されているんです。

コンテンツを提案する上では、目的や誰に体験してほしいのかの設定が必要です。今回は以下のような考えで、2つの診断コンテンツをつくりました(ほぼ後付けというか、整理は後からしましたが、念頭にはありました)。

● 体験する人
・よく街クリを読んでくれている人
・その人のシェアなどで関心を持つ、たまーに街クリを読んでいるという人
👉すでに、ひろのぶと株式会社と「街角のクリエイティブ」についてある程度知っている人が中心

● 目的
・商品(本・記事)のその人に合わせたリコメンド
👉街クリの読者の中でも、まだ読んでいない本や記事がある人もいる。そこに提案できたら素敵

・メディアへのエンゲージメントの向上(親しみ、他の記事や本を読んでみよう、など)
👉シェアしてみようと思ってもらえたら素敵
👉診断結果から「私もこれだった!」「これ、いいよね!」と読者同士の交流が生まれたら素敵

● 当たっても外れても、「なんかおもしろい」と思えるようにする
・コンテンツとしてちょっとボリュームがあったほうがいい
・一方で、質問が多すぎると鬱陶しくて、途中で離脱しやすくなってしまう
・診断が1つだけだと、外れていると感じた時にちょっと盛り下がるかも
👉 6問くらいで結果の出るライトな診断を2つ、つくろう!

● そのほか制作の条件など
・自分の「街角diary」の投稿ページで完結するようにする
・ロジック監修者やプログラマーさんがいなくてもつくれる形にする
👉診断のロジックも、表示の形式も、シンプルに。AIを活用してコードをつくれる範囲で制作

余談ですが、診断コンテンツをつくるとき、隠れた目的に「PV数を増やす(設問ごとにページが遷移)」「マーケティング情報の取得(年齢・性別など)」「接点となる窓口情報(=メールアドレス)の取得」などがあるケースもあります。これ、ちょっと意識してみると、それだけで世の中のいろんなコンテンツを見たときに、その目的やそこに自分が乗っかるのかを考えられるようになって楽しいですよ。

もちろん、今回の「街角diary」での診断コンテンツではそういった商売気の強い目的は掲げていません。設問の回答ボタンを何度押したって、「もう一度診断する」のボタンを100回押したって、PV数は「1」のまま。でも今回は「つくるのも、楽しむのも手軽に」「街角diaryの自分の投稿ページの中で」が大切だったので、いいのです。


【診断コンテンツのつくりかた②】診断ロジックの検討

ロジックの形式はさまざまありますが、大きく分けると

  1. ポイント加算型
  2. 条件分岐型

の2種類。

今回は「シンプル」をモットーに、単純な2つの選択肢から回答していくポイント加算型で、もっともポイントの高かった結果のみを表示する形式にしました。

ポイント加算型の診断コンテンツでよく見る結果表示の形式には、他にも複数の診断項目を表示させるもの、複数の項目を表示しつつタイプを提示するもの(16Personalities診断などがこれ。ちなみに私はINFP-Tです)などがあります。設問も複数選択肢の場合もあれば、「思う・どちらでもない・思わない」といった形式のものもあります。

ポイント加算型は比較的シンプルで、考え方としてAIとともにつくりやすい。設問数も簡単にコントロールできます。

一方で、デメリットとして「最後の設問への回答と結果の内容が結びつかない場合がある」という点があります。診断を進めていく人としては、最後の設問と結果に関連性があると、自然と納得感が高まるもの。また他の部分の設問でも、「あそこはこう答えたのに、こっちが表示されるの?」というズレを感じやすい傾向があります。

ここの設計をコントロールしやすいのは、条件分岐型です。これもいくつかタイプがあるのですが、大きく分けると2つのロジック図になるかなー。イメージとしてはこんな感じ (右側の図の矢印はちょっと適当な部分ありますが)。

ただこれは、設問の積み上げ・つながりが大切なので、なかなかAIと自分だけでつくるのは難しい(特に右のタイプ)。ロジック設計にすぐれた、占いや診断コンテンツの制作を専門にされている監修者が必要な領域に入ってきます(と、少なくとも廣瀬は思っています)。

設問数も多くるなるので、テキスト制作の面でも難易度は上がります。

ということで、制作日数が半日弱・自分とAIだけでという今回は、1番シンプルなポイント加算型に。「本のおすすめ」のほうが診断結果数が6なので、設問数も6にしました。書き手タイプ診断も、全体の構造をそのまま移植できるという理由で設問は6にそろえることにしました。


【診断コンテンツのつくりかた③】設問と診断結果

ここからは、診断結果文をつくり、設問をつくり、各設問の選択肢と診断結果を結びつけて……という作業を双方向から行って、調整を重ねていきます。

この診断結果文のつくり方にコツあり。診断コンテンツで最重要なのは結果文と言っても過言ではないかもしれません。

一文目でポンと総括する診断結果を述べる。その下で少し詳しく開いていく。その際、同じ単語の繰り返しにならないように注意。また、他の診断結果との差異をつくる。結果のタイプの特徴を表しているようでいながら、どの人が読んでも「この一部は当てはまるかも」と思え、ちょっとうれしくなるように……。これが難しくも楽しいのです。

そうして、診断結果に合わせて、設問と選択肢も微調整していきます。

ちなみに今回、結果文をつくるのが難しかったのが、書き手のタイプ診断の「廣瀬翼タイプ」でした。最初の一文の言い切りと、締めの一文に迷って……自分のことって、言いにくいしわかりにくいですよね。だからGeminiにお願いして一度つくってもらってから調整しました。

12月31日のdiaryでは、デカデカと「AIとつくった」ということを載せていたのですが、それは「手軽につくったお遊びだよ」というのを伝えるためと見せかけて(それも大事なんですけど)、自分の診断結果にある「揺れや迷いを抱えたまま、正直に書き続けるタイプ。」って、自分で言い出したんじゃないよ!! というアピールだったりします(笑)。


設問と診断結果のポイント表を公開します!

ここまで読んでくれている人は、もう診断コンテンツを試しているだろうということで、設問と結果のポイント表を大公開しちゃいます!

あなたにおすすめの一冊は?

複数の書籍で同ポイント数の場合は、ランダムで結果を表示するようにしました。

最初、AIに投げる前の設計+ChatGPTで整えた時点では、各選択肢で3つの本に1点ずつ入れるようにしていたのですが、Geminiで調整をした結果、各選択肢で1つの結果にのみポイントが入るようになりました。

それだと、実践的スキルを選んだのに文芸書が結果に出てモヤモヤとなるケースなんかもあるかなーと思っていたのですが、シェアくださった方々の投稿を見ていると、思っていた以上にみんな納得感ある結果になったようで、Geminiえらいよ!

あなたは、誰タイプ?

こちらも、同ポイント数の結果が複数ある場合は、その中でランダムに結果を表示するようにしました。

設問数を1つ目の診断と合わせる観点から6問にしたところ、3ポイントが入る可能性のある人が2人出ました。

診断結果をシェアしてくれた人の中に、泰延さんタイプと豪さんタイプが多かったのは、読者層との相性もありますが、ポイント配分上2人が出やすい傾向もあったからでしょう。

一方で、意外にも廣瀬の結果をシェアくださっている方も予想以上にいらっしゃって、驚きました。インタビュー記事などを書きたい人が選びやすい項目だったのかもしれません。

反対に、予想外にたどり着く人が少なかったのが、加納さん。いや、すごい書き手だし、もっといるだろうと思っていたし、実は5人の結果文の中で一番好きだったりするから、たくさんの人が加納さんにたどりつけるようにしたかったのですが……。

改めて、ポイント表にして気がつきました。選択肢の文言が悪い!

3問目、「〜に宿る確かな熱量」って、「静かな語り口の中に感じさせる熱量」くらいに抑えないと、ちょっと自分で選ぶには気恥ずかしいよね、きっと……。

そして4問目。自分で「天才肌タイプ」を選ぶ人って、そうそういないよね……「感覚派」とか、「アーティストタイプ」とかに変えないといけなかったなぁ。

設問と選択肢はGeminiに診断結果文からベースをつくってもらったのですが、結果にある文言をそのまま使って、一般的に自分についての選択では選びにくいよねという感情面までは見られていなかったようです。いやー、その最終調整が甘かった。加納さん、ごめん。

きっと、選択肢の文言を少し変えるだけで、加納さんの結果になる人は多かったと思います。


振り返っての反省

書き手タイプ診断の選択肢文言のほかに、もう一つ反省があります。

それは、「結果をシェアするときに、『街角diary』の廣瀬の画像が表示されてしまう」こと。

これ、実は31日に記事を公開してから気がついて、慌てて「結果をシェアする」ボタンから自動で表示されるX投稿の文言を変えました。

「田中泰延タイプでした!」って書いてあるのに、画像が廣瀬って、違和感ありありでしょ?

でも、結果ごとにリンクのカードに表示される画像(OGP画像といいます)を変えることは、複数のAIに相談してみたけれど、サイトの仕組み上できませんでした。OGP画像は表示せずに画像ファイルを添付するように、というのも、やっぱり難しかった。

なので、もし今後また診断コンテンツをつくることがあれば、

  1. 廣瀬の街角diaryの画像でのシェアで違和感のない投稿文にする
  2. 街角diaryの中ではなく、診断コンテンツとして一つの記事にし、そのためのOGP画像を用意する

このどちらかで最初から設計します!


最後に

今回は、自分の街角diary担当前の1日だけでササッと作成したので反省点も出てきちゃいました……が!

診断コンテンツをお仕事としてご依頼いただく場合は、そんなことないです! 時間をかけてレビューをし、複数人での動作確認をもちろんします。チーム戦でページづくりもできるし、診断結果にイラストを入れたり、ロジック監修者をアサインしたりもできます(予算次第)。

逆に言えば、一人でお遊びでこれくらいつくれるよ〜と。診断結果文をつくるの、好きです。結果文の切れ味を断然良くしてくれる、コピーライターという強い味方も、ひろのぶと株式会社にはいます。

「こういうお願いもできるかもな〜」と、ちょこっと頭の片隅に置いていただけるとうれしいです。


それから、私は「街角のクリエイティブ」として、「あなたにおすすめの旅先診断!」というのをつくりたい。診断結果の飛び先を「尾道」にするような。

つまり、「ひろのぶと、おのみちへ行く。」を、他の地域でもやりたいのです!

一つの診断コンテンツとして成り立つようにするには、最低でもあと3地域行きたい!

複数の記事で多角的に、その地域と人と商品のストーリーをお伝えします。ぜひ「我が町を」「我が商品を」という皆さま、街クリまでご相談ください。

あぁ、2026年の担当1回目からいきなり、「diary……日記とは……」という記事を更新してしまいました、廣瀬です。

昨年末には加納さんに「廣瀬さんのはdiaryじゃない」と言われました。その通りです。

でもまあ、こんな感じで、その時々で書ける活動の裏側とか、旅先のお話とか書いていければなーと思っております。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

あ、関係ないけどみんな、今日は七草粥を食べて正月疲れした胃腸を労わりましょうね。

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    1992年生まれ、大阪出身。編集・ライター。学生時代にベトナムで日本語教師を経験。食物アレルギー対応旅行の運営を経て、編集・ライターとなる。『全部を賭けない恋がはじまれば』が初の書籍編集。以降、ひろのぶと株式会社の書籍編集を担当。好きな本は『西の魔女が死んだ』(梨木香歩・著、新潮文庫)、好きな映画は『日日是好日』『プラダを着た悪魔』。忘れられないステージはシルヴィ・ギエムの『ボレロ』。