インバウンド自転車旅行で産業を生みだす
昨年から不肖加藤の家業(丸1グループ)が筆頭株主のSMS24/7 PTE.LTD.を軸に弊グループ3社でシンガポールのサイクリストを対象に、日本でのサイクルツーリズムRollingJPNに取り組んでいます。

4月5月そして10月11月に8つのツアー(全組7泊or8泊)にて、のべ125名のサイクリスト(自前の自転車をシンガポールから持参)を、シンガポールから迎え、瀬戸内から四国(関空での入出国)、信越(成田での入出国)のルートを安全無事に催行することができました。
この新規事業は、シンガポールに長く暮らしたSMS24/7築野さんが昨年14年ぶりに本帰国し、燕三条を本拠に一年半を費やし、実現したもの。
周到に準備を重ね、理屈では上手くいくはずと取り組んできたものの…実際には初めてのことだけに、幾度か想定外、目論見違いの事象も発生しましたが、全員が笑顔で日本でのサイクリングを楽しんでくれたことにホッとしています。

ツアーは毎日60~80kmを走行し、転々と移動します。日々違う宿と食事、観光を用意してるのですが、天候や参加者個々の体調にも左右されるので、調整の連続でした。アクシデントが重なり、定食屋さんにお約束していた時間に着かないこともままありました。

春は桜、秋は紅葉とツアーの目玉は季節もので、実際にその絶景に恵まれるか否かは保証できないわけですが、お陰様でちゃんと道々で堪能していただけました。多くの皆様のサポートも得て、なんとかやり切れた幸運に感謝しています。
今年80周年となった丸1グループのスローガンは『産興一丸』。一丸となって産業を生み出す、という理想です。
まさにその体現となりそうなRollingJPNは、今年のツアーの大きな手応えを糧に、走行ルート/ツアー規模のバリーエーションも増やして、2026年はのべ10倍超の参加者をシンガポール、マレーシア、台湾から募ります。次の成果がとても楽しみです。






