海士町に行ってきました。

いえ、「ひろのぶと、海士町へ行く。」の話ではないんです。
8月にもひろのぶとの仲間たちと行ってきたわけですが、それとは別にまた海士町へ行ってきたのです。
シルバーウィークの9月20日〜23日、3泊4日で母と妹と一緒に。

8月の旅の途中、あまりに海士町が良かったものだから、「そういえばシルバーウィークにどこ行こうって妹と母が話していたぞ! 3泊もできる今回はチャンスだぞ!」と、帰りの飛行機待ちの間に宿とフライトと高速船の予約をしていました。
心配だったお天気も、風は強かったですがお空は晴れ。
「ひろのぶと、海士町へ行く。」でも宿泊し、今回も泊まったホテルEntoの部屋からは美しい夕陽が見られました。

夜には星空も、カシオペア座がくっきり。お月様が大きかったので天の川までは見えませんでしたが、母も妹も星に大喜び。iPhoneで撮れる10倍くらい、肉眼には星が見えました。

初日はまだそこまで海がシケていなくて、夜の「あまんぼう」で夜光虫を見に行くこともできました。

この夜光虫が不思議で、船の動き(スクリューの回し方とそれによってできる海の動き)によって光り方が変わります。とってもきれいでプラネタリウムの中にいるみたいなのですが、写真や動画には一切写ってくれない。画面は真っ暗。
運営さんがプロのカメラマンに依頼したこともあったそうなのですが、やっぱり映らなかったそうです。
人間の目って、すごいね。
他にも8月には行けなかったところにも行ってきましたよ。
西ノ島では、知夫里島の赤壁(せきへき)を船で見に行けました。
知夫里島は、でかかった。
— 廣瀬 翼(つー)| 編集 と ライティング (@wingYORK930) September 21, 2026
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でかい。そしてキレイ。
本当は8月と同じく国賀海岸を回るコースに申し込んでいたのですが、海のシケ具合からコース変更に。私にとっては、見に行っていなかったところに行けてラッキーでした。
それから、観光タクシー2時間の旅で西ノ島の陸を回り、もちろん摩天崖や赤尾展望所にも行きましたが、特に良かったのが通天橋。陸から見た通天橋と小さな岩々、そこにぶつかる波たちが美しかった。
西ノ島
— 廣瀬 翼(つー)| 編集 と ライティング (@wingYORK930) September 21, 2026
観光タクシーツアーその2
通天橋
上(摩天崖など)から見るのとも、遊覧船から見るのとも異なる迫力。
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観光タクシーは、AMA Whiskey&Co.の高橋さんがお勧めしてくださった原交通さんにお願いしました。
大正解でした。
女性ドライバーのきめ細やかな心遣い。トイレに行くなら次のスポットのところが綺麗ですとか、この後ご飯ならあのお店は何時までやっているはずですよとか。各スポットの解説もしてくださいますし、そこで別の時間に撮影した写真や動画も見せてくださって、それがすごくきれい。
「また次は、夕陽も見にきてくださいね」って。
最初は、レンタカーをするつもりでしたが、ハイシーズンで1台もなかったんですよね。それで観光タクシーにしたわけですが、むしろレンタカーが1台もなくて良かったねと母と妹と万々歳。
というのも、そのサービスの良さと満足度はもちろん、観光シーズンの西ノ島の絶景スポットは、車が多い。細い山道で、観光バスがやってくる。それをすれ違ったり、互いにちょっとバックして待ったり。そんな運転、私にゃできないです。
運転手さんも言っていました。「地元のドライバーはみんな知り合いだから、大丈夫」。

2時間で18,500円だったかな? 2人や3人での旅なら、かなりいいお買い物だと思います。
ちなみに一人旅の場合は国賀めぐりの定期観光バスがあるので、そちらもお勧めです。
もちろん、海士町のある中ノ島も観光しました。こちらも観光タクシーを観光協会から予約。石塚タクシーさんが来てくださいました。
8月には行けなかった金光寺山にも行けました。

そして行きたかった明屋海岸にも。

太陽の向きで写真では見にくくなってしまっているのですが、火山活動でできた赤い崖と、波に削られた岩山、紺碧の海を眼前に望めます。正面、小さな穴が空いているのは「屏風岩」と呼ばれる岩。穴の形が角度によりハートに見えることで有名です。ちなみに、明屋海岸は夏場にはキャンプ場になります。
海士町でも、もともとはレンタカーかレンタサイクルをするつもりだったのですが、ハイシーズンで動き始めた時には予約が取れず。たまたま観光タクシーをお願いできて良かったのですが、これだけ他は予約できないのに観光タクシーがあいているのはおかしいと思う!
普通の旅行で地元の方と交流できる機会って、少ないもんです。それが、観光タクシーのドライバーさんは地元の方で、いろいろ教えてくれる。前回行った隠岐神社と後鳥羽天皇御火葬塚についても、ドライバーのおじちゃんのおかげでより詳しくなれました。

西ノ島も、海士町も、改めて観光タクシー激推しいたします!
あとは、観光協会の事務局長・夏川戸さんに、年に一回の「かんこ舟競走大会」があることを教えていただいて見に行ったり、
観光タクシーツアーから菱浦地区に帰ってきたら、「かんこ舟競走大会」団体戦の決勝戦!
— 廣瀬 翼(つー)| 編集 と ライティング (@wingYORK930) September 22, 2026
優勝は第1レースで見ていたチーム。スイーっとラク〜に進んでコーナーもスムーズ。本日の最速タイム更新でゴール!… pic.twitter.com/oIslMMe81y
オンラインで予約が取れなくて諦めていたお昼のあまんぼうも、キンニャモニャセンターの窓口では空きがある場合があることを教えてもらったり(今回はシケで欠航になってしまいましたが、船の見学と解説はしていただけて、また島について詳しくなれるありがたい時間でした)。
前回、大人の島留学生に教えてもらった「隠岐牛店」のランチ牛丼を食べに行ったり。

なんと驚け! 隠岐牛を使っていて800円! これぞほんとの「うまい! 早い! 安い!」。いやぁ、めちゃうまでした!!
夜にはスナック「みちくさ」さんにも伺って、ママのタキさんにご挨拶したり、そしたら横の席が8月に取材させていただいた大人の島留学生で「なんと! バッタリ! お久しぶりじゃないけどお久しぶりです!」なんて話になったり。
もちろん、AMA Whiskey&Co.のDistillery Drift Markにも伺いましたよ〜!

バータイムとカフェタイム、どっちも伺いました。夜、美しい瓶を眺めながら飲むのも、お昼に海を感じながらコーヒーをいただくのも、どちらも好き。

「GodSprits」をふくぎ茶で割った「海士ハイ」。ふくぎはGodSpritsで使用されているボタニカルの1つなので、合わないわけがない! スルスル〜っと飲めて美味しかった。これまでジンソーダでしか飲んでこなかったので、「そうか、こんな飲み方があるのか!」と楽しみが増えた1杯でした。
ちなみに、ふくぎ茶はホットかアイスかで香りも甘みも変わります。そのふくぎが使われている「GodSprits」も、ソーダ割りだけでなく、お湯割にするとまた違う香りと味になるそうです。よりふくぎの香りが立って、和食に合うのだとか。

こちらはAMA Whiskey&Co.の名越さんが以前お勧めしてくれた、「On Spring」のリンゴジュース割り。シナモンの香りとトンカ豆のバニラのような香りにリンゴが合わさって、アップルパイのような印象に。これもまた……危険な飲み物です、ふふふ。
ソフトドリンクもあるので、海士町に行かれた際はお酒が苦手な方も安心して入ってくださいね。
なお、Distillery Drift Markは木曜日が定休日。また、他にもお休みのことがあるので、事前にAMA Whiskey&Co.のInstagramでチェックしておくと吉。
帰りには、島後・隠岐の島町もレンタカーで満喫しました。8月に行ったところ以外では……

2頭の龍が見事な伊勢命神社。

お昼には「隠岐そば」をいただいて、

トカゲ岩へ。見えますか? 山からポコっと出ている大きな岩。これがトカゲに見えるから「トカゲ岩」だそうです。
このトカゲ岩は「自然回帰の森」と呼ばれるところの展望台から見られるのですが、もっと間近で見に行くこともできるそうです——1時間のトレッキングで。そのコースは原則ガイド同行推奨です。
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それにしても、やっぱりええとこでした、海士町。絶対また行くし、今回よりもさらにもっとゆったり、ただお茶飲んでいるだけの日とかあってもいいなぁって思う。あと、行きたいと思ってまだ行けていないお店もいくつかあるのです。
今回は移動を伊丹空港から隠岐空港への直行便でゆったり旅にしましたが、伊丹空港→出雲空港→隠岐空港のコースにすれば、行きは海士町に13時ごろに到着することもできるので、2泊3日で西ノ島まで足を伸ばして楽しむことだって可能。
いろんな人に、ぜひ行ってほしい!
そこで、最後に海士町の旅の注意ポイントです。
1:まずは宿を押さえよう
海士町、「フライトと船は取れても宿が取れない!」ということ、よくあります。まずは宿を押さえましょう。
ホテルEntoやグランピングのTADAYOIの他にも、民宿や旅館で素敵なところ、たくさんあります。次は民宿にも泊まってみたいし、ひろのぶとのみんなで行くならログハウス一棟貸しも魅力的だなぁ。
が、島の中での移動手段を確認してください。
チェックイン・チェックアウトは送迎がつくところもありますが、立地によってはそれ以外の観光時の移動が車がないと難しい場合も。島にはバスも走っていますが、本数が限られているので、しっかりチェックしましょう。
レンタカーもレンタサイクルも難しそうな場合は、菱浦地区のお宿がお勧め。観光の拠点になる希ンニャモニャセンターにも、飲食店にも、徒歩で行けるところが多いです。
2:夜ご飯は事前に予約を!
特に週末や観光シーズンは、なかなか入れません。「〇〇さんの紹介で、そこをなんとか!」も厳しいくらい、いっぱいです。旅程の1ヶ月くらい前には予約をするのがお勧め。お店のほとんどが電話予約なので、それも要注意です。
私は今回、旅の2週間前くらいから予約に動き回ったのですが……それなりに苦戦しました。なんとかどの日もちゃんと夜ご飯を用意できたのは、ラッキーだったかも。西ノ島観光の日は、西ノ島で食べてから海士町に戻りました。
また、島の商店が閉まるのも早いので、「19時に飲食店行って見たけど入れなかったから、何か買ってか〜えろ」も難しい。その場合は17時半までには「今日は買っていく」と決めて、商店にいくのがお勧めです。キンニャモニャセンター1階の「島じゃ常識店」では、お弁当や美味しい地元のパン、冷凍の知夫里島のお寿司も売っていたので、1日は購入したものでなんていうのも、逆にアリかもしれません。
3:お昼ご飯もできれば予約、または開店時間に行こう
隠岐牛店のランチには、11時の開店時間を狙って行きました。次の予約が入っていて、45分で出る必要がありました。以降はずっと予約で埋まっていたそうです。
今回が観光ハイシーズンだったからで、普段の平日はそんなことはないと思いますが……とはいえ、ランチも予約しておくのがお勧めです。
4:迷ったら「キンニャモニャセンター1階」へ
観光協会の案内窓口、とっても親切です。お店も、アクティビティも、情報集まっています。迷ってなくても一度見にいくと面白いものが見つかるかも!

以上、「廣瀬・家族と海士町へ行く。」でした!
▼8月の「ひろのぶと、海士町へ行く。」の様子はこちら
廣瀬 翼
レポート / インタビュー
1992年生まれ、大阪出身。編集・ライター。学生時代にベトナムで日本語の先生を経験。食物アレルギー対応旅行の運営を経て、編集・ライターとなる。『全部を賭けない恋がはじまれば』が初の書籍編集。以降、ひろのぶと株式会社の書籍を担当。好きな本は『西の魔女が死んだ』(梨木香歩・著、新潮文庫)、好きな映画は『日日是好日』『プラダを着た悪魔』。忘れられないステージはシルヴィ・ギエムの『ボレロ』。





