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2026年1月15日「街角diary」上田豪がお届けします。

上田 豪


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ちょいと気になる⑲


こんばんは。侠和会若頭の氷室です。

ここ最近深夜の晩酌のお供に「日本統一」を見直しているのですが、昨今のコンプライアンスに厳しい中のVシネマとしてはやっぱり面白いね。この作品、もし川島透監督が撮ったらどうかなあとか妄想しつつ。


今日は1月15日。

新年明けてもう1月も半ばだよ。あっという間にまた木曜日が来ちまった。時間が経つのは本当に早い。

みなさん、初詣は行きましたか?御神籤は引きましたか?海は死にますか?山はどうですか?風はどうですか?空もそうですか?

そういえばちょいと気になっちまったんだけどさ、歳をとるほど時間が経つのが早いってよくいうじゃん。あれ、気分でもなんでもなくてマジなんだぞ。

マジ卍。もはや死語。

若い頃はさ、動作が機敏だったし、頭の回転も行動も早かったじゃん。そして何よりいろんなことをいくつも同時に素早くできた。反復横跳びしながら牛丼食べるとか朝飯前だったし。コーラ一気飲み2秒だし。いま振り返ると、あの頃はものすごいスピードで生きてたんだろうなあ。

ところが歳をとるとどうよ。

年々何をするにしても動きが遅くなってる。行動も遅くなってる。言葉すら滑らかに出てこなくなる。物忘れが激しい。人の名前が出てこない。古傷が傷む。疲れが抜けない。居眠りばかりしてる。その結果、時間が経つのが早くなる。

つまり「生きるスピードが落ちると時間が経つのが早くなる」ということなんだよ。

だから、アンチエイジングに一番いいのはとにかく早く動く。何をするにしても動作を早くすることだ。100m10秒台で歩き、飯は30秒で食べ、早口で喋り、動画は倍速で見る。ちなみに野菜しか食べないみたいなのは老化を早めるだけだからやめておけ。

スピード感のある生活を心がけると、きっと時間が経つのが遅くなり老化に歯止めがかかるはず。な。俺はやらんけど。

ちなみに「早く動くものほど時間の進み方が遅くなる」ってのは与太話でもなんでもなくてウラシマ効果という相対性理論に基づいた立派な現象のことなのだ。


というわけで、今日も「いま何を読まされたんだろう」という読後感を味わえる木曜日。

例によって今週も見切り発車で着地点の見えない旅へ。


*****

昨日、電車に乗り過ごした。

といっても俺のことを以前から知ってる人はそんなことに驚く人はいないわけで、「乗り過ごし」といえば俺の代名詞

みたいなもんで、2日に一回は華麗に軽い乗り過ごしを決めてるわけなんだけど、昨日はここ数年でも類稀なる乗り過ごしを決めてしまったのよ。

11時過ぎに荻窪から丸の内線に乗り、銀座で日比谷線に乗り換えて築地のひろのぶとの事務所へ入るはずだった。ところが事務所に着いたのは15:00を過ぎていた。ある意味時空が歪んだのかもしれない。荻窪と池袋の間を乗り過ごして行ったり来たり。銀座でなかなか降りることができないまま2.75往復していた。

うたた寝をして気づけば池袋。折り返してまたうたた寝をし気づけば荻窪。折り返して気づけば池袋。折り返して気づけば荻窪。折り返して気づけば池袋。もう丸の内線からは永遠に降りられないのではないかと錯覚した。権藤権藤雨権藤。なんたる無間地獄。

Miss my stopのパーカーを着ている呪いかもしれない。池袋から折り返してようやく根性で銀座で降りた時には荻窪で乗車してからおよそ4時間半が経っていた。間違いなく時空が歪んだのだ。丸の内線サディスティック。


ちなみに乗り過ごし業界ではこの大技を「オートリバース」という。


この大技を繰り出したのは数年前に東京と高尾の間でやらかして以来かもしれない。


*****

「想像力は知識よりも重要だ。」
「情報は知識にあらず」

どちらもアインシュタインの言葉である。


荻窪から池袋の間を丸の内線で2.75往復して4時間半。
同じ距離を徒歩で移動した場合、何時間かかるだろう。

もし、あなたが両方を体験したとして、「今日も1日が早かった」と思うのは果たしてどちらだろうか。



どうでもいいか。どうでもいいな。

 

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  • 上田 豪 広告・デザイン/乗り過ごし/晩酌/クリエイティブ


    1969年東京生まれ フリーランスのアートディレクター/クリエイティブディレクター/ ひろのぶと株式会社 アートディレクター/中学硬式野球チーム代表/Missmystop