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たべる尾道。|#街クリまべそ ( AD )

街クリ 編集部


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旅の「とまる」「たべる」「あそぶ」を紹介する新企画「#街クリまべそ」
シリーズ名は、3つの真ん中をとりました。

今回は、尾道の「ま・べ・そ」。
2025年3月にひろのぶと株式会社の愉快な仲間たちが3泊4日で尾道を旅した『ひろのぶと、おのみちへ行く。』で、おのみち鮮魚店の鈴木創介さんがご案内くださった、たっくさんのポイントをお伝えします!

あまりにたっぷりなので、2記事に分けることにしました。本記事は、「たべる尾道」。私たちが訪れたお食事処やカフェをご紹介します。

目次から気になるところに飛んでくださいね!

*目次
「尾道」には、どんな特産品がある?

・レモン、八朔(はっさく)
・わけぎ
・鯛
・尾道ラーメン
・お好み焼き

たべる尾道。

▼ご飯どき
・【市街地/尾道ラーメン】しょうや飯店
・【向島/鮮魚・居酒屋】居酒屋せいちゃんち
・【市街地/中華】中華料理 松本
・【高速道路/尾道ラーメン】瀬戸内の麺処(福山SA)

▼カフェ・おやつ
・【市街地】尾道の手づくりアイスクリーム からさわ
・【市街地】檸檬とスパイス
・【千光寺山】千光寺山公園頂上売店
・【向島】USHIO CHOCOLATL 尾道店

「たべる尾道。」を、持ち帰ろう。

・瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」
・島ごころレモンサイダー
・尾道紅茶 LEMON TEA / 八朔 Tea
・レモンスコ
・イカ天瀬戸内れもん味

「たべる尾道。」を、お取り寄せ。

参考になるサイト・資料まとめ


「尾道」には、どんな特産品がある?

温暖で晴天の多い気候の瀬戸内海。尾道には、あたたかな陽射しと潮風、豊かな海に育まれた特産品がたくさんあります。

「ま・べ・そ」の前に少しだけ、尾道に行ったらぜひ食べたい・お土産にしたい特産品を紹介します。

レモン、八朔(はっさく)

尾道市の生口島にある瀬戸田は、レモンの生産量・日本一

新鮮な瀬戸田のレモンでつくるレモンサワーやレモネードの美味しいこと、美味しいこと……!

「これまでレモンサワーだと思って飲んできたのは、レモンじゃなかった!」「本当のレモンとは、これなのか!」とガバガバ飲む私たちの様子に、鈴木さんが後日、新鮮なレモンをたくさん東京へ送ってくださったほどです。

尾道はレモンのほかにも柑橘類の宝箱。特に、ほんのりとした苦味と爽やかな香りが特徴的な「八朔」は、尾道の因島が発祥の品種です。

また、豊かな土地と陽射しに恵まれた尾道では、ブドウも甘くて美味しい特産。新鮮なフルーツがたっぷりな地域です。

わけぎ

「わけぎ」の天ぷら

こちらも、尾道が日本一の生産量を誇る特産品。尾道市の沿岸部や島嶼部を流心に、一年中栽培されています。

ネギとシャロット(小型タマネギの一種)の交雑でできた品種で、食べ方は加熱調理はもちろん、生のまま薬味としてもGOOD。ネギとは異なった独特の香りと、甘みが特徴です。

漁師さんからいただいた、獲れたての天然真鯛

尾道は、広島県内トップの天然真鯛の水揚げ量を誇ります。

年間を通して水揚げされていますが、特に2月から5月のものは「桜鯛」と呼ばれ、美しい薄紅色をしています。脂の乗ったその身は、絶品!

また、漁港の街・尾道では、ほかにも多様な鮮魚カキ、ヒラメの一種の干物「でべら」イカ天など、海の幸が豊富です。

尾道ラーメン

しょうや飯店

平打ち麺と、小魚を隠し味にした鶏ガラスープの醤油味背脂のミンチが散らされているのが特徴の「尾道ラーメン」。始まりは昭和3年頃。当時は「中華そば」という名前で、「尾道ラーメン」と呼ばれるようになったのは平成に入ってからなのだそう。

市街地を歩いていると、いくつもの店舗が目に入ります。人気店はお昼時には長蛇の列! 閉店時間が早いお店も多いので、狙いを定めて行く時は事前にしっかりチェックしましょう。

お好み焼き

(写真出典:おのみちや

「尾道ラーメン」と並ぶご当地グルメ。NHKの連続テレビ小説『てっぱん』で知った方もいるのでは?

「尾道焼き」は、砂ズリ(鶏肉の内蔵)が入っており、コリコリした歯応えが特徴。

また、因島のお好み焼きは「いんおこ」と呼ばれ、生地の上にソースで炒めた麺が載っています。島民はうどんを注文する人が多いのだとか。

私たちはスケジュールの都合で食べられず……リベンジしにまた尾道へ伺います!

たべる尾道。

それでは、ひろのぶとの一行の胃袋を幸福に満たしてくれた、尾道のお店をどんどん紹介していきます! 

見出しに【市街地】とあるのは尾道市街地のお店、【向島】とあるのは渡船や尾道大橋で渡った向島のお店です。

ご飯どき

お昼ご飯や夜ご飯。お食事処の紹介です。

【市街地/尾道ラーメン】しょうや飯店

「おのみち芙美子通り」にあるお店です。

商店街の中に2024年9月にオープンした、「ガツンと醤油 ガッツと笑顔」がモットーのお店。2014年創業「しょうや」の系列店です。

夜まで営業しているので、ちょっと遅めのお昼ご飯やおやつのラーメンにも便利です(私たちは16時ごろに“おやつ”としていただきました)。

尾道ラーメン 税込850円。(2024年3月時点)

こちらの「尾道ラーメン」は醤油の濃い色が特徴的。レンゲにすくって一口いただくと、色の濃さでイメージしていたよりはしょっぱくなく、でもモットーの「ガツンと醤油」通りしっかりと醤油の風味を感じます。

スープに浮かぶ背脂はぷにぷにした食感。どのぐらいの背脂をスープと一緒にすくうかによって、甘さ・濃厚さ・脂っこさが変わります。

麺は、少し厚めの平打ち麺。コシがあり、「ガツンと醤油」のスープに負けない食べ応え。しっかりスープに絡みます。

胡椒、餃子のタレ、にぼし酢が卓上にあります。

このお店の少し変わっているところが、卓上に「にぼし酢」があること。ラーメンににぼし酢をかけてみると、さらりとした風味に。より食が進みます。

味変で楽しむのはもちろん、背脂に濃さを感じる方にも、にぼし酢がけはおすすめです。

ラーメンには、味玉やチャーシューのトッピング追加も可能。他にも、餃子や水餃子、さらに卵黄を絡めていただく黒い「ヤキメシ」も「しょうや飯店」の看板商品です。

ドリンクには、檸檬サイダーやビール、レモンサワー、ハイボールなど。「ガツンと醤油」にグビッと一杯、最高に合いそうです。

基本情報
しょうや飯店
所在地〒722-0035
広島県尾道市土堂1丁目11-2
TEL070-8494-1326
Webhttps://www.instagram.com/shoya_hanten/
営業時間10:00〜20:00
定休日不定休
駐車場なし(近隣のコインパーキングを利用)
アクセスJR尾道駅より徒歩5分


【向島/鮮魚・居酒屋】居酒屋せいちゃんち

赤い壁が目印の店舗です。

渡船で向島へ。船を降りて徒歩10分ほどで到着する、鮮魚が自慢の居酒屋さんです。田中泰延は2022年に尾道へ伺った際も、こちらのお店でご飯をいただいていました。

「せいちゃん」は、店主のお名前「神原誠司さん」から。魚を愛してやまず、飲食店へ向けた地魚の卸売や、ECサイトでの地魚通販も行っています。さらに、店主自ら朝1:00に海へ向かい漁に出ているそうです。

夜の居酒屋営業が中心ですが、金・土・日は「尾道地魚専門 神原食堂」としてランチ営業もしています。私たちは夜ご飯に居酒屋タイムで伺いました。

お通し(5人分)

この日のお通しは、お刺身5種盛。

艶々の新鮮なお魚たちに、ひろのぶとの一行は「お通しからお刺身?!」「豪華!」と驚き!

特に鯛は、ちょうど脂ののった季節。ぷりっぷりながら舌でとろけて幸せです。

刺身盛り合わせ

こちらは、お通しとは別で頼んだお刺身の盛り合わせ。

その日仕入れた新鮮な魚たちが美しく並びます。どれが何の魚か教えていただけるのですが、種類が多くて覚えきれず、みんなで食べながら「これは、確かこの魚!」「何の魚かわからなくなったけど、これ美味しいよ」など楽しみました。

お魚と合わせて、もう一つ。瀬戸田のレモンを使った「レモンサワー」が最高です。魚とも、揚げ物とも相性バッチリ。喉が潤い、気分がスッキリします。

酒のツマミに「アサリの唐揚げ」。カリッぷるんの食感とアサリの旨み、程よい塩味がたまらない。
こちらも珍しい「タコの天ぷら」。タコの甘みがジュワッときます。

特産の「わけぎ」をガツンといただける、「わけぎのかき揚げ」。バーガーのように頬張って。
この日の刺身の盛り合わせには、「おこぜ」が! 刺身でいただくのは、初めて。「ブサイクな魚は美味しい」(田中泰延)

刺身の盛り合わせを自分でわさび醤油に漬け込んでご飯に載せた「漬け丼」をいただいて……
この表情!!

基本情報
居酒屋せいちゃんち/尾道地魚専門 神原食堂
所在地〒722-0073
広島県尾道市向島町田尻5423
TEL0848-44-2258
Webhttps://seichanchi.com/
営業時間・せいちゃんち:16:00〜23:00
・神原食堂:11:30〜14:00(金土日のみ)
定休日月曜
駐車場あり(無料、約20台)
アクセス・JR尾道駅・JR新尾道駅から車で約20分
・尾道駅前渡船で向島に渡り(乗船時間約3分)、徒歩約10分


【市街地/中華】中華料理 松本

タツノオトシゴが描かれた布看板が目印。

本通り商店街から小路を入って少し歩いたところにある中華料理店。鈴木さんによると地元のグルメさんの間では有名なお店なのだそう。

「お魚つづきなので、そろそろちょっと違うものも食べたくなるかと思って」と、2日目の夕食に案内くださいました。

落ち着いた雰囲気の店内で、本格中華。紹興酒も進みます。

人気店なので、ランチ・ディナーともに、事前に予約をしておくのがおすすめです。

必ず頼んで欲しい「黒酢酢豚」。しっかりした食べ応えに、黒酢の甘みあるさっぱり感、鮮やかな野菜が食欲をそそります。
お店の人気メニュー「麻婆豆腐」。ピリッと奥深い辛さ。辛いものが苦手な方は、白ごはんも一緒に頼むのがおすすめ。

鶏肉がジューシーで食べ応えばっちりな「棒棒鶏」。
大きくてプリップリのエビがうれしい「エビチリ」。

肉汁たっぷりの「シュウマイ」。
甘いものは別腹です、「杏仁豆腐」。

基本情報
中華料理 松本
所在地〒722-0046
広島県尾道市長江1-7-4
TEL0848-37-5777
Webhttps://tabelog.com/hiroshima/A3406/A340302/34014481/
営業時間・ランチ:11:30〜14:30
・ディナー:18:00〜22:00
定休日火曜
駐車場なし(近隣のコインパーキングを利用)
アクセスJR尾道駅より徒歩15分


【高速道路/尾道ラーメン】瀬戸内の麺処(福山SA)

「尾道ラーメン」でも、お店によって少しずつ特徴が異なります。

ご飯どころの最後にご紹介するのは、尾道から東京へ向かう高速道路のサービスエリアでいただける「尾道ラーメン」。所在地は尾道のお隣、福山市ですが、尾道ICに乗って最初に出てくるサービスエリアです。

朝7時から営業しているので、旅の最後の朝ラーメンにもおすすめ

澄んだ醤油スープからは、その向こうに魚介の旨みを感じます。シンプルで素朴な美味しさが身体にスッと沁みてくる一杯です。

基本情報
瀬戸内の麺処(福山SA)
所在地〒720-0841
広島県福山市津之郷町津之郷183-1
山陽自動車道 福山サービスエリア(上り線)
パヴァリエ・ローズマインド福山 フードコート内
TEL070-8494-1326
Webhttps://www.w-holdings.co.jp/sapa/2317.html?sapa_tab=2
営業時間7:00〜22:00
定休日不定休
駐車場あり
アクセス尾道ICから山陽自動車道を車で10分


カフェ・おやつ

歩き回って小腹が空いたら。ちょっと飲み物を飲みたくなったら。ゆったり景色を眺めながらホッと一息つきたくなったら。尾道の甘い誘惑たちをご紹介します。

【市街地】尾道の手づくりアイスクリーム からさわ

1番人気のアイスモナカ。税込180円。(2025年3月時点)

「尾道のアイスといえばここ!」という、有名なお店。食べログの「百名店2023」にも選ばれています。

1番人気のメニューは、パリパリのモナカにからさわ手づくりの「たまごあいす」を挟んだアイスモナカ。アイスには広島県世羅産のたまごがたっぷり入っています。昭和20年代の中頃、鶏卵を多く用いたフランス式アイスクリーム(glace)を参考に、試行錯誤を経てつくりあげられた味なのだそう。

赤い軒先テントが目印。水色のタイルの壁が「モナカルーム」。

アイスモナカのほかにも、カップ入りの「たまごあいす」や、「たまごあいす」にトロトロのぜんざいがかかった「クリームぜんざい」、喉が乾いた時におすすめの「クリームソーダ」なども。

テイクアウトはもちろん、屋内で海を見ながらアイスを楽しめる「モナカルーム」もあります。

「からさわ」の正面には尾道水道に伸びる突堤。

店舗の向かいには、尾道水道に伸びる突堤があり、「からさわ」のベンチが設置されています。

海の音と景色を感じながら、卵の濃厚でやさしい甘さとさっぱりした後味のアイスモナカを頬張れば、お口はひんやり心はほっこり。

ちなみにこの突堤は、NHKの連続テレビ小説『てっぱん』で、主人公のあかりが投げ捨てられたトランペットを取りに海へ飛び込むシーンのロケ地でした。

基本情報
からさわ
所在地〒722-0035
広島県尾道市土堂1-15-19
TEL0848-23-6804
Webhttps://www.ice.jcom.to/
営業時間10:00〜17:00
※ 閉店時間は季節・曜日により変更あり
定休日・火曜(祝日の場合は翌日)
・10〜3月:火曜、第2水曜(祝日の場合は翌日)
・1月1〜2日
駐車場契約駐車場あり
・小田原ビルP(東京海上日動横)
・パーキング向栄(しまなみ信用金庫横)
※ いずれも1,000円以上の購入で1時間無料
アクセスJR尾道駅より徒歩10分


【市街地】檸檬とスパイス

鮮やかな黄色が目を惹くレモネード専門店。

商店街を歩いているとパッと目に入ってくる鮮やかな黄色とおしゃれな「檸檬」の文字。瀬戸田のオーガニックレモン*をはじめ、瀬戸内各地、また高知県や沖縄県で丁寧に育てられた無農薬・減農薬のレモンをふんだんに使った自家製レモネードのテイクアウト専門店です。

メニューのラインナップは、季節限定商品を含め全36種類。「レモネードで街を元気にする」をブランドコンセプトにお店づくりがされています。

ホットレモネードM 税込400円。(2025年3月時点)

ドリンクは、ペーパーカップとストロー不要のリッドで提供されます。そのカップのデザインも、おしゃれなんです!

冷たい飲み物は、カップに黄色いレモンのイラストとスッとした「檸檬」の文字、レモネードを楽しむ女性のイラストが。

ホットドリンクは、シックな黒にレモンのイラストと「檸檬」の白い文字が目を惹くスリーブがつきます。

冷たいレモネードは、白いカップにイラストがデザイン。
横の壁にも、レモネードを飲む女性のイラストがおしゃれに描かれています。

毎月「0」のつく日を「レモンの日」で、10日・20日・30日はレモネード全種類が20%オフになるそう。

地元のレモンを使ったおしゃれなレモネードを片手に、商店街をゆっくり歩いてみませんか?

*季節によって産地は異なります。また、一部エコレモンも使用しています。

基本情報
檸檬とスパイス
所在地〒722-0035
広島県尾道市土堂1-4-22
TEL0848-24-3303
Webhttps://lemon-spice.com/
営業時間11:00〜17:00
定休日不定休
駐車場なし(近隣のコインパーキングを利用)
アクセスJR尾道駅より徒歩8分


【千光寺山】千光寺山公園頂上売店

レモンソフト 税込350円。(2025年3月時点)

尾道の市街地から少し離れ、千光寺山ロープウェイで山頂駅へ。千光寺公園展望台「PEAK(ピーク)」のすぐ横に、売店があります。

尾道土産が購入できるほか、ソフトクリームやドリンク、ぜんざいや甘酒をその場でいただけます。

ソフトクリームは定番のフレーバの他に、「瀬戸内みかん」「瀬戸内レモン」「はっさく」も。山頂の爽やかな風の中で尾道特産の味覚を生かした甘味をいただけば、気分はスッキリ・山を歩いてくだる元気もチャージされますよ。

ソフトクリームを希望したのは加納さんでした。
「瀬戸内みかん」のソフトクリームはオレンジ色。

基本情報
千光寺公園頂上売店
所在地〒722-0033
尾道市東土堂町20-2
TEL 0848-22-7612
Webhttps://www.ononavi.jp/souvenir/composite/detail.html?detail_id=369
営業時間8:30〜17:30
(1月1日〜3日は9:30〜16:30)
定休日・荒天時(土・日のぞく)
・年末(12月29日〜31日)
駐車場有(千光寺公園駐車場を利用)
アクセス・千光寺公園入口「千光寺公園駐車場」より徒歩約8分
・千光寺山ロープウェイ山頂駅のそば


【向島】USHIO CHOCOLATL 尾道店

ゆったりした空間のつくりで、陽の光がやわらかく入る店内。

「カフェ・おやつ」で最後に紹介するのは、向島にあるカフェ。尾道のチョコレートメーカー「USHIO CHOCOLATL」の工場に併設されています。

島の南側の、山の中腹。海を見下ろす高台にある「郷土文化保存伝承施設兼管理センター」の2階に、「USHIO CHOCOLATL 尾道店」はあります。

白い建物に立てかけられたクラフト感のある「USHIO CHOCOLATL」の看板が入り口の目印です。

特筆すべきは、その景色

建物に背を向けてみると、向島の緑と住宅街、そしてその先にひらけた海。この日の空は雲が綿菓子のように広がっていましたが、晴れた日には真っ青な広い空が見えそうです。

もちろん、2階の店内からもその景色が眺められます。

ぼんやり、ゆったり、瀬戸内の景色を眺めていられる店内。
広々とした作りで、深く沈んでリラックスできるソファもあります。

気持ちまで広がる景色に、カメラを構える一同。
「ええわぁ。ずっと、こうして、ゆったり眺めていたいわぁ」と、溶けるようにリラックス。

こちらでは、チョコレートのほかにケーキやジェラート、チョコレートを使ったドリンクなどがいただけます。まずは、旅路のひと休みにドリンクをいただきました。

こちらで注文します。
奥3つは「ホットカカオミルク」。田中泰延はホットチョコレートと、ジェラートも注文。

カカオミルクはアイスもあります。
ジェラートのおいしさに幸せを噛み締めながら、景色を眺め続ける田中泰延。

チョコレートもいただくことに。

USHIO CHOCOLATLのチョコレートは、カカオ豆と砂糖のみのシンプルなものを中心に、スタッフの方々が足を運んだ土地の素材と組み合わせたオリジナルチョコレート

原材料を見ると、「カカオ豆」の後ろにはグアテマラ、ガーナ、ベトナム、インドネシア、タンザニアなど原産国名が記載されています。カカオ豆の生産地へも足を運び、「カカオ豆が持つ背景」を体感してきているそうです。

輸入したカカオ豆の選別から焙煎、殻を取り除いて擦り潰す作業。砂糖を加え、テンパリングし、型に流して冷やし固め、パッケージして販売。一連の行程を、すべて自分たちの手で行っています。

チョコレートのパッケージは六角形のハニカム構造。

「ビターがお好みでしたら、このあたりがおすすめです」

「こちらは、兵庫の大徳醤油さんという醸造家さんの、醤油の“搾り粕”をかけ合わせているんですよ」

店頭では、一つひとつの特徴や、チョコレートに組み合わされている素材の背景も教えていただけます。

「海と太陽」税込1,544円。(2025年3月時点)

チョコレートの“ジャケット”には、種類ごとに異なるイラストが。さまざまなアーティストによって彩られています。

私たちは、向島の乾燥温州蜜柑と有機アーモンドをタンザニアのカカオに合わせた「海と太陽」いただきました。

開くと、輪切りの蜜柑が見た目もかわいい一枚。
仲良く割って、一口ずつ。蜜柑の香りとローストされたアーモンドの香ばしさが鮮やか。

向島で高見山の展望台に向かう途中の寄り道に、ちょっとよってゆったりしていきたくなるカフェでした。

基本情報
USHIO CHOCOLATL 尾道店
所在地〒722-0071
広島県尾道市向島町立花2200
TEL0848-36-6408
Webhhttps://ushiochocolatl.com/
営業時間11:00〜16:00
(ラストオーダー 15:30)
定休日火曜・水曜
駐車場あり
アクセス・タクシー
尾道駅から駅前渡船で向島へ。
「立花自然活用村へ」と伝え、約10分。

・自転車
尾道駅から駅前渡船で向島へ。
そこから本気でゆっくり漕いで約45分。


「たべる尾道。」を、持ち帰ろう。

旅の空気を、持ち帰り。家族や友人にお裾分け。「お土産」も旅の楽しみです。そこで、私たちが買ってきた尾道のお土産の一部をご紹介します。

瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」

今回ご紹介するのは「島ごころ」のレモンケーキ。年間96万個を製造しているそうです。

従来は果汁を練り込んだ生地をホワイトチョコレートでコーティングしていたレモンケーキの概念を、「島ごころ」では一新。「レモンの香りを楽しむ」を最大限に目指して開発されました。

秘密は、特性レモンジャム。レモンの果皮を一つひとつ手作業で切り取り、丁寧にジャムをつくりあげています。

生地に練り込まれたレモンジャムの皮が、程よい苦味と食感のアクセントになり、レモンの香りを口いっぱいに広げてくれます。

島ごころレモンサイダー

帰りの車でさっぱりいただきました。

瀬戸田レモンの果肉だけを絞ったレモン果汁を使っている、爽やかなサイダー。

スッキリとしたクリアな飲み心地で、レモンはしっかり感じるのに苦味が少なく、とても飲みやすい一本です。

程よいシュワシュワ感でさらに爽やかに。喉の奥までスッキリして、飲めば瀬戸内の太陽と海が思い浮かびます。

尾道紅茶 LEMON TEA / 八朔 Tea

写真出典:おのなびショップ

黒猫のイラストがかわいい紅茶のお土産です。

選りすぐりの有機焙煎の日本紅茶に、瀬戸田の無農薬レモンを絶妙なバランスでブレンド。淹れたては、紅茶の奥深い風味が。少し長めに淹れると、レモンの風味が強くなります。

ティーバッグなので一杯ずつ淹れやすいのもうれしいポイントです。

同じく黒猫のパッケージで、因島の八朔をブレンドした、自然な苦味を楽しめる「八朔Tea」もおすすめ。こちらは尾道商業高校の生徒のアイデアから生まれたそうです。

レモンスコ

「瀬戸内産のレモン×タバスコ」で新感覚の調味料。

防腐剤もワックスも使用していない瀬戸内産レモンを果汁も皮も丸ごと使用。スッキリした辛みの青唐辛子、瀬戸内の海で昔ながらの西方で作られる「海人の藻塩」、すべてをサッパリまとめ上げるお酢。

爽やかな酸味が、食欲をそそります。

サラダのドレッシングに加えて、お肉に一振り、カルパッチョに……いろんな料理に合わせて美味しい、万能調味料です。

イカ天瀬戸内れもん味

港として栄え、さまざまな食材が集まってきた尾道。その中には、北海道で獲れるイカを使ったスルメもありました。尾道ではイカ天が盛んに製造されるように。

広島のお好み焼き店では、イカ天が人気No.1のトッピングなのだとか。

そんなイカ天に、さらにさっぱり瀬戸田のレモンが加わった「イカ天 瀬戸内れもん味」。おやつにも、おつまみにもおすすめです。

「たべる尾道。」を、お取り寄せ。

今回の旅を案内くださった「おのみち鮮魚店」さんでは、尾道の豊かな香りを自宅でいつでも手軽に楽しめる、天然真鯛の炊き込みご飯がお取り寄せできます。

尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯(3合炊き)

瀬戸内の潮流が育み、尾道で水揚げされた天然真鯛をふんだんに使った鯛の炊き込みご飯。1セット(3合炊き)に、大きな鯛の半身がドーンとぜいたくに入っています。

「ひろのぶと、尾道へ行く。」の旅でいただいた、天然真鯛の炊き込みご飯。炊き上がり、炊飯器を開けた瞬間です。

味の決め手は、真鯛のアラから丁寧にじっくりと時間をかけとったお出汁。瀬戸内の海で育まれ、尾道で水揚げされた天然真鯛の旨みが、あますことなく抽出されています。

「天然真鯛の炊き込みご飯」の素は、冷凍パウチで配送されます。

つくり方は、3合のお米と解凍したパウチの中(だし汁、具材、鯛)をそのまま炊飯器に入れて、ボタンを押すだけ

たったそれだけお手軽なのに、炊き上がって蓋を開けると、その香りはまるで料亭ご飯。尾道の海の恵みがふわっと広がります。

鯛の身は、炊き上がったら食べやすくほぐして。おかわりが進みます。

炊き立ては鯛のみがホクホク。一口頬張ると、口の中でいっぱいに広がる鯛の香り。食卓が、一気にやさしいぜいたくな空間に。

少し時間をおくと、よりギュッと旨みが凝縮され、鯛の味を濃く感じられる炊き込みご飯に。おにぎりにするのがおすすめです。

ぜひ、ご自宅でも「おのみち鮮魚店」が贈る、尾道の天然の味覚をお取り寄せしてみてください。

基本情報
おのみち鮮魚店
Webhttps://onomichisengyo.net/
ご注文https://onomichi.official.ec//
お問い合わせinfo@onomichisengyo.net
営業時間10:00〜17:00

尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯
名称鯛炊き込みご飯の素
原材料名真鯛、こんぶだし、しょうゆ(本醸造)(大豆・小麦を含む)、にんじん、ごぼう、しめじ、油揚げ(大豆(国産)、植物油)、柑橘(ゆず または すだち)
原料原産地名広島県(真鯛)
内容量約680g
賞味期限商品に記載
保存方法要冷凍(-18℃以下で保存してください)
本製品に含まれるアレルギー物質大豆、小麦

* 読者プレゼント情報 *

おのみち鮮魚店さんから、「天然真鯛の炊き込みご飯」を、5名限定で読者プレゼントします! 詳しくは、こちらの案内記事をチェック。奮ってご応募ください。

▶︎読者プレゼント応募方法

(取材・文/廣瀬翼)
※ トップバナー 撮影・デザイン/上田豪
※ 出典の記載がない記事内写真はすべて廣瀬翼の撮影です

参考になるサイト・資料まとめ

▼グルメ実行委員会が発行する 『尾道グルメマップ』(令和6年10月1日発行)をダウンロードいただけます。

▼尾道本通り商店街連合会が発行している『尾道本通りまち歩きMAP』をダウンロードいただけます。


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