ポール徘徊記
8月13日から15日。今年もまた徳島で阿呆に専心してきました。
スタートから3年目となった我らが九尾連。更にメンバーが増え、100人を超える規模となりました。




大阪人は基本的に海向こうの徳島にはほぼ用事がありません。
実際、僕も2023年の阿波踊り初参加までは出生以来3度しか行ったことがありませんでした。阿波踊りに”連”を作って参加したい、という主宰まーくん(徳島出身。東京でカラオケスナック「銀座九尾」を経営)の情熱にほだされて参加してるわけです。

徳島の阿波踊り。Perplexityによると『踊り手(参加者)は例年、街頭での飛び入り参加も含めて総参加者数は10万人にもなると言われています。』
10万!確かにそれくらいはいるやろな。更に『 技術の高い「有名連」や学生連、企業連など、組織されたグループ「連(れん)」は毎年1,000組ほどが参加します。直近(2025年)の報道によると、「有名連」と呼ばれるトップグループは15組で約1,700人が「総おどり」に参加したとされています。 』とあります。
なるほど。 ”連” ってそないにあるんや。 (つまり九尾連はそのうちの…まだ出来立てと言っていい連といえるわけで)
斯様な「有名連」トップグループの方々もそうですが、そうではない阿波踊りに向け「踊り込んで」きた方々も、ほぼ練習はできてない僕のような者も、この阿波踊りの開催日は8月12日~15日と、国民共通のお盆の時期と重なっています。
お盆といえばですよ、日頃は実家、生家、地元、田舎から離れた地で生きている皆々も、ルーツへ帰るべき時期と設定されてるじゃないですかニッポン。
そんなわりと大事な時期にけっこうな宿代をはたいて(徳島市内は、この時期のみ宿代が2倍超になります。)
数日間、踊り込むことに集中する、って
自身の納得と自己満足ももちろんやけど
それと同等位に… 日常を共に過ごしてる同居人、家族、
ご無沙汰してしまってる祖父母、実or義父母、兄妹叔父母従姉弟…ら親族郎党などの… 諸々の理解がないと出来ないと思うんですわ。
1回くらいはなんとかごまかせるかもしれへんな。
でも、さすがに3年は無理やろ。もう口から出まかせも出尽くしてる。
阿呆を貫いていくってことは、日々周囲に居てるかけがえない方々への説明責任がある。
踊る阿呆を観まもる阿呆がいて、はじめてやなぁ。
って、懸命に踊り込む表情を見つめながら、改めて感じたのです。
