たゆたう
街クリ 編集部
投稿日: 2025.03.08 17:00
「リアルタイム実況中!」楽しんでいただけましたでしょうか。いつかやってみたかったことが、この旅で実現できてとってもうれしいです。
ひろのぶと4人が行く、尾道への取材旅がおわりました。(本当の終点は記事を公開したあと!)
平日に訪れたため、学生が通学していたり、帰宅する会社員がいたりと、いつもの尾道を見ることができたのではないかと思います。
着いたときには、鎌倉の江ノ電の風景にも似てるね、なんて会話もありました。
崖のような山の上にあるいくつものお寺、急な階段を降りた先の山陽本線、線路を走る貨物、その向こうに連なる商店街、振り返るとすぐそこに瀬戸内海の尾道水道、渡船、対岸には向島。
鈴木さんに丁寧に案内をしていただき、場所、人、食べ物、たくさんのことに触れました。
東京にもない、誰の地元にもない、尾道にしかない時間が流れていました。
それは、階段を登る人、通り過ぎる電車、海沿いを歩いてる人、人や車を運ぶ船、向こう岸にいる人々……街のどこにいても行き交う人々が見えるから。あそこに見える人も同じ時間を生きていると静かに確認します。
瀬戸内海の潮の満ち干きで、絶えずゆれている港の船をずぼーっと見ながら、心のふるさとをここにおいてまた戻ってきたいと思いました。

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