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たゆたう

街クリ 編集部

「リアルタイム実況中!」楽しんでいただけましたでしょうか。いつかやってみたかったことが、この旅で実現できてとってもうれしいです。

ひろのぶと4人が行く、尾道への取材旅がおわりました。(本当の終点は記事を公開したあと!)

平日に訪れたため、学生が通学していたり、帰宅する会社員がいたりと、いつもの尾道を見ることができたのではないかと思います。

着いたときには、鎌倉の江ノ電の風景にも似てるね、なんて会話もありました。

崖のような山の上にあるいくつものお寺、急な階段を降りた先の山陽本線、線路を走る貨物、その向こうに連なる商店街、振り返るとすぐそこに瀬戸内海の尾道水道、渡船、対岸には向島。

鈴木さんに丁寧に案内をしていただき、場所、人、食べ物、たくさんのことに触れました。

東京にもない、誰の地元にもない、尾道にしかない時間が流れていました。

それは、階段を登る人、通り過ぎる電車、海沿いを歩いてる人、人や車を運ぶ船、向こう岸にいる人々……街のどこにいても行き交う人々が見えるから。あそこに見える人も同じ時間を生きていると静かに確認します。

瀬戸内海の潮の満ち干きで、絶えずゆれている港の船をずぼーっと見ながら、心のふるさとをここにおいてまた戻ってきたいと思いました。

写真:三原由宇さん

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